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2007-04-03(Tue) [長年日記]

_ マンション決済

三月に手付けをしていた中古マンション購入の決済を行なった。現金で残金をすべて支払うのである。三菱東京UFJ銀行で、通帳で引き出しを行ない、封筒に詰めてもらった。ATMでは限度額があって一日で下ろせないのである。締め帯で巻いてある百万円の札束をいくつか受け取る。これはみんな自分のお金なのだ。

不動産屋立会いのもと、マンションの売主に支払った。まさかここで何百枚を手で数えるのかと興味津々で見ていたのだが、不動産屋には「札束自動読み取り機」があって、すぱぱぱぱっ……と機械で何枚あるか数えられるのであった。いやー、貧乏人のわたしは世間知らずだった。売主氏は領収書をぼくに渡して、現金を受け取り、街中に消えていった。マフィアはあとをつけていかないのだろうか。三菱銀行から不動産屋までのほんの百メートルでさえ、ぼくはかなりの緊張で歩いてきたというのに。

株や為替ですったときでさえ、一日の金の動きは多い日でも50〜60万だったからなあ。一気にこんなに高い買い物をしたのは生まれてはじめてである。仲間の共同体でのラウンドアップ決済を委員として行なったときでも、動かした現金は200万円程度だったから、きょうの現金取り扱いは記憶に残るであろう。


2007-03-30(Fri) [長年日記]

_ J-REIT解約

不動産投資信託のダイワJ-REITの基準価額が、世界同時株安直前の水準にやっと戻った。まだまだ上がるのかもしれないが、父の提案どおり、解約することにした。新生銀行の手数料無料キャンペーンのときに買ったファンドなので、銀行の取り分は信託報酬の分だけであると思う。ところが所得税や住民税がすごい金額だね。不労所得とはいえ、利潤の10%を超える税というのは威力がある。ただ単にぼくがこれで儲けているだけならやむを得ない気もするが、背景には死屍累々たる損失が控えているのだよ。損失をこうむったときに税金を果たして返してくれたか? 決してそんなことはない。同じ口座の中でプラスとマイナスが共存していればもちろんトータル課税なのだが、儲けた口座と損した口座が別の場合、儲けた口座のみから税金がとられるシステムなので、いかんともしがたい。

他にもまだ外国株式の指標に連動したファンドをいくつか持っているが、まだまだ2/27以前の水準には復帰していない。解約するまではもう少し時間がかかると思う。

_ ぼくは何者?

ざっと自分の書いたものを読み返してみると、まるでぼくは、金とバイクと女のことしか考えていない男のように見えるね。書けることを抜粋していくとそうなるのだった。

日々の関心事はもちろん自助グループ内部のことや労組の中の人間関係なのだが、それはおおっぴらに書けないことばかりなのである。だから、みなさん誤解しないでね。まあ、ちょいワルおやじくらいに思われているほうが、ぶいぶいやれていいのかもしれないが。


2007-03-28(Wed) [長年日記]

_ 二輪免許、取得

きょう卒業検定に合格した。普免があるので学科試験は免除だそうである。その足でそのまま鮫洲の免許センターに行き、免許の「併記」(普免に自動二輪免許を追加して書くこと)の手続きを済ませた。これで晴れて400ccまでの二輪車を運転できることになった。

きょうの検定はしかし、エンストはするし合図は消し忘れるし、クランク出たところで、おっとっと……って足はつくし、また自分では気がつかなかったのだが、坂道発進をセカンドでスタートしたようだった。どおりでカクカクとノッキングしていたわけだ。こないだの縁石乗り上げよりはマシだったが、到底及第点とは思えないひどい出来だったと思う。しかし、二回目の再検定なので担当教官も甘くつけてくれたのだろう。

さあバイクでも買って、早速乗り回そう……と言いたいところなのだが、新学期の仕事が迫っているし、買うのはちょっとためらわれる。でも今のうちに運転に慣れとかないと、時間があくとマニュアルクラッチの操作を忘れそうである。すこし楽しく悩んでみるか。


2007-03-24(Sat) [長年日記]

_ 不合格

二輪の卒業検定は残念ながら不合格であった。理由は、S字箇所縁石乗り上げ・信号あり交差点左右確認なし、アクセル不十分、など。縁石乗り上げなんて教習中は一度もなかったのに、勢い余ってやってしまったし、信号箇所だってかならず左右は見ているのだが、首が振れていないので後ろから見た教官には認識できないのだろう。とにかく再挑戦である。

不合格時には補習を一時間受けなくてはならないのだが、不合格直後の補習教習はほんとうに落ち込みながらやる教習になるね。今度はクランクでまた縁石に突っ込み、なんと転倒である。以前に教えられたとおり、倒れそうになったら抵抗しないで、バイクの下敷きにならないよう逃げること!! 200kgのバイクに押しつぶされたら死ぬこともあるらしい。植え込みに体ごと突っ込んで下敷きにはならないで済んだ。

まあ合格まで何回かかるかわからないが、続けるよりあるまい。これで現在のところ、通算五時限オーバーである。


2007-03-21(Wed) [長年日記]

_ 快方へ

腰の状態もすこし復活してきた。これなら教習も再開できそうだ。傷害保険の通院給付金が降りるともっとうれしいが、外科医の話ではそう簡単には給付されないらしい。「腰椎椎間板症」だそうである。もうそんなに若くないのだから、ムリはせずにやっていこう。

_ そして第二段階終了

病み上がり一発で第二段階のみきわめに合格した。よかった。あまり欲を出さずに臨んだのが良かったと思う。

そして土曜日に卒業検定だ。これは所内での技能試験なので、最後の関門となる。こちらも平常心でいこう。それにパスすれば外部試験場での学科試験を受けて終わりである。あともう少しだ。


2007-03-19(Mon) [長年日記]

_ マンション購入

投資用の中古マンションを購入する。きょう手付金の支払いだった。不動産業者立会いのもと、全価格のおよそ一割五分を現金で売主に渡すのだが、あれだけの現金を人に渡す機会などあまりない。かなりの大きな買い物だ。次の本決済のときは八割五分なので、さらに跳ね上がる。平常心でいられるかどうかすこし心配だ。

生活はしばらく変わらないだろう。いわゆる「オーナーチェンジ」だからだ。でも少額ながら毎月家賃収入が入ってくる予定。他の投資と違って、大損こく心配はなかろう。もし空室が続くような事態になったら、自分で住んじゃうもんね。投資原本は十年くらいで回収できる計算である。株やらなんやら手を出さず、最初からこうしてればよかったね。

_ 腰痛

二輪教習中の急制動訓練の際、腰を痛めてしまったようだ。きょう整形外科に行った。明日も治療。うーむ、なかなか思うようにいかないのが人生の楽しいところだ。第二段階みきわめ直前だというのに、いまはちょっと教習再開は延期するしかあるまい。

コルセット初体験である。姿勢が良くなりそうな予感。腹巻になるので暖かいし。しかし、おなか一杯のときにちょいと苦しいのが難点である。


2007-03-16(Fri) [長年日記]

_ 第二段階

というわけで、二輪教習も第二段階を進んでいる。学科やシミュレータも終わり、あとは最短で二時限プラス卒業検定である。前半も苦労したので、後半もすこしオーバーするだろう。どうもクランクなどの小回りが苦手である。マニュアルギアなので、クラッチの具合も難しい。よくエンストする。止まると車体が重いのでよく倒れそうになる。

まあしかし、必ずいつか終わりは来るので、今月の終わりごろには免許をもつことができるだろう。地道にひとつずつ積み上げていくのは楽しい。


2007-03-12(Mon) [長年日記]

_ 第一段階終了

自動二輪教習の前半が終わった。「見極め」と言って、教習課程の技能取得を審査されるのだが、二時間オーバーしてやっと見極めをもらった。やっぱしこういうのって、反射神経・運動神経と年齢のせいだろうか。ま、あまり深く悩まないで、次へいこう。

とくにバイク買うつもりなどなく始めた教習だが、半分来たところで、やはりなんだかマニュアルクラッチのバイクが欲しくなってくる。中型最大の400ccまでは要らないが、150ccか200ccくらいが手ごろな感じ。125cc以下だと高速道路には乗れないらしい。最初はホンダカブでも……なんて考えていたが、だんだん欲が出てくるものだ。


2007-03-11(Sun) [長年日記]

_ 小倉

一年ぶりに小倉に帰って父に会ってきた。いろいろと話したが、なぜか投資の話に……。話せば話すほど、ぼくは父の子であるということが良くわかった。カネに対する考え方が、気持ち悪いくらいそっくりなのである。

父も最近は投資信託に手を出していて、基準価額が上下することに一喜一憂しているらしい。世界同時株安や、日経平均などの話で盛り上がる。そして「株や為替は危ないぞ」とまじめに言う。ひょっとして同じような目に遭ったんじゃ……。怖くて聞けなかった。ぼくも「株では、やられたよ」と力なく答える。金額を言ったら父は持病の脳梗塞で倒れるかもしれない。だから額面は言わなかった。

帰り際、「いいか、もっと上がるだろうなんて欲を出さず、そこそこ上がったらさっさと売って現金化しろよ。そうじゃないとドスンと落ちるぞ」などとアドバイスされる。そのままあなたにもそれを言いたかったところよ。ま、2/27にチャイナオープンファンドを持っていたすべての皆様に、それは言えることだけどね。


2007-03-07(Wed) [長年日記]

_ 言いたくないこと

過去にこうであったというひどい話は、飲んでいたのだから仕方がないという言い逃れもできるが、しらふになって現在進行していることなんかは、とくにたくさんのスポンシーを前にして、言いたくないのであった。でもそんなときに限って「では最後、キヨシさん2,3分ですがお願いします」などとやられてしまう。これは仲間の恣意というよりも、神様が白状しろと言っているようなものなのであった。

でもまあおかげで心はずいぶん軽くなり、そしてまた来週につながるのであろう。ぼくの無力な毎日は、まあこんなものである。だからなるべく仲間に相談してから次に進むことにしたい。


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