無事帰国しました。時差もあり30時間くらい連続覚醒しています。寝ないとね。洗濯してから。日本では途中雨も降っていたせいか、朝顔が枯れずにすんでいたようです。
アメリカ往復の長い長いコンチネンタル航空渡航中に見た映画。飲んだくれの弟ときちんとした姉。そしてその周りの人間関係を描いている。周りに迷惑をかけ何一つ成し遂げられず、最後にはグループホームで助けられ、病気で死んで行く弟の姿は、ひょっとしたらわれわれの末路だったのかもしれない。このブログのタイトルにもしている「奇跡」が起きなければ、末路は悲惨だったということだ。今は自分のことがよくわかる。しかし、あのらせん階段を下りていたころにはそれがわからなかったのだ。
その弟の役を笑福亭鶴瓶が好演している。姪の結婚式を酔っ払ってめちゃめちゃにしたり、借金をして汚い字で借用書を書いていたり、毒舌吐きながら姉のもとを去って行く姿など、思い当たることが多い。
姉の役は吉永小百合。気丈なこの役は彼女にしか演じられないかもしれないという感じがした。姪は蒼井優。黒髪がかわいい。蒼井優の視線でこの物語が構成されていく。エリートの夫との離婚。そして大工との再婚。心のつながりというものを考えさせられる。
国際線の中でのフィルムだったからか、映像にはずっと英語で字幕が流れていた。鶴瓶の大阪弁が軽快に英訳されているのがよかった。
仲間には是非見て欲しい作品である。
まだ正式な発表は出ていないのかもしれないが、夏物をすべて用意し梅雨明けに備える。空は青空、風は南風。太平洋が呼んでいる。
アメリカ出国前以来かけていないバイクのエンジンがかかるかどうか不安だ。ツーリングに良い季節である。
少し自由になるまでの間は代々木公園あたりで、心は夏の準備か。
今年度の放送授業が最終週に入った。全部で15回の放送授業を視聴し、試験を受けるシステムである。地道な積み上げが必要な作業だ。
今年の後期は少し科目を減らし、他教育機関などで語学(とくに会話)に力を入れようかなと思っている。面接授業も青森くらいであまり取らなかった。というか、土日全部つぶす覚悟がないとスクーリングはできないのだ。その意味で、昨年や一昨年は、奇跡的とも言えるスケジュールマネイジングだったと言えよう。
久々に不合格である。ドイツ語検定三級の不合格通知がきた。今回は約六割の得点が必要なところ、五割程度しか取れなかったようだ。とくにリスニングが厳しかったようである。放送大学でのドイツ語試験は結構楽々だったのだが、公式の検定はシビアなのだと言えよう。
英検は三級以上は一次試験と二次試験を別の日程で設定しているようなので、そもそも受験自体ができない。土日がサービス活動などで埋まっていると当然そうなる。英語は当面TOEICやTOEFLを目標にし、英会話でも始めようかなと思っている。
仕事の後で時間が余ったので早稲田松竹で「オーシャン」を見る。フランス映画である。海の中の神秘。そして生命の連鎖。環境問題を提起したいという意図が、後半強く伝わってくる。野生の王国という番組が昔あったが、あれの海洋版という感じか。魚の大群の映像など、制作にかなりのスケールの時間と労力が費やされている印象である。ナレーションは宮沢りえが吹き替えをしていた。
自然を破壊する人間の浅はかさを考えさせられる。一体何が環境問題の本質なのだろうか。単純化したセンチメンタリズムでとらえるのは問題が違うように思う。絶滅する動植物が増えているのは確からしい。増えているのは人間だけだろうか。人間が地球を征服して一体何が悪いのか…という話にもなりかねない。
東京では35度を越える日が一週間くらい続いている。洗濯物がほんの一時間くらいで乾く。外を出歩く気力もなくなる。バイクは焼け付き、自転車もこぐ気にならない。こういうときこそ部屋の中で仕事や読書かもしれない。ちょうど良いことに放送大学の前期試験が迫る。書評の依頼もあって、課題図書を読むことも進めている。
アメリカテキサスではどこもかしこもエアコンが強すぎて、まるで冷蔵庫の中の日々だったが、日本の都市内では弱冷房文化が育っていて、ちょうど良いくらいに調整されていると思う。都庁の中などはもっと緩めで、生ぬるいくらいの冷房である。昭和40,50年代はどこもエアコンなどなかったのだから、それに比べたら環境が変わったのだと思う。
ようやくまた一山越え、二山越え、落ち着くことができる。自分にしかできなさそうなものを与えられると、やはり張り切ってしまうね。生きている役割があるという感じがする。もちろん思うようにいかないことのほうが世の中にはたくさんあるのだが、その苦難も神の万能を証明するための計画と思えば、これもまた楽し。書けないようなことも多いのだが、最近はいろんなことが必然的に起きているという感じがしている。ずっと前から決まっていたのかもしれない、と。だからぼくたちはいちいちそんなことくらいで反応したりせず、大きなもののたなごころの上で、風の気持ち良さに感じ入っていればいい。
そしてまた明日も何かの役に立てるだろう。
雨が降り、すこし涼しくなった。梅雨どきや台風の時期に戻ったような感じである。八月の末には山形に行こうと思っている。未踏の県がまだまだある。佐渡へ渡ろうという話も別個にある。なかなかそっとしておいてはくれないので楽しい限りである。避暑地といわれる霧が峰とか軽井沢とか、涼んできたい気もしている。でも用事のないところに行くのもどうだろう。それよりやはり手元にある仕事を進めないと、話はそれからだ。
放送大学の試験、今週に入ってから労働法や民法の試験を受けた。まずまず。この土日には中南米の比較政治や英語の試験が控えている。いつの日にかTOEFLで高得点を取って欧米留学!とか大学院進学!とか夢のようなこともときどき考えるのだが、語学さえできれば道は開けるというのもちょっと妄想に近いものがあるので、まずは一つずつやっていこう。
茗荷谷の筑波大学の校舎を利用した放送大学の学習センターは工事に入っていて、いまは浮間舟渡の西浮間小学校が代替校舎となっている。試験会場は別に登録できるので、東中野の試験場を選択している。東中野は以前短期間(三年ほど)住んでいたので既知の町だが、最近は降りるたびに試験モード。高校生のときに模擬試験で九州工大のあたりに行っていたときと気分が似ている。
サンアントニオへ行ったマイルを事後登録した。なんと9160マイルも加算されている。うれしいね。ANAマイレージカードもあとから作れるのだ。ANAとコンチネンタルが提携しているからこそできることである。10000マイルを突破すれば、特典航空券や提携ショップのポイントにも変えられる。あと840マイルが当面の目標である。一生JALのマイルだけで暮らして行くつもりだったが、人生わからないものだ。
● 吉田 [不合格。リスニングは聴いた事を言葉にする事は日本語でもわたくしヒーヒーものです。 大学と公式の検定のシビア具合が次..]