本日いろいろなことを考えている間に、だんだん核心めいたことに気づく。この世界の真理はすべて言語によって成り立っているのではないか…と。数学も論理も語学も物理も、なんらかの言語が記述している。私たちのもっているさまざまな理論も、言語なしには語れない。原理を手渡すときも、基本テキストとその解説が必要ではないか。基本テキストはずっと前からあったのに、説明する人が目の前に現れるまで、われわれは、なかなか気づけなかったことだらけではなかったか。
こういうことを書くと、まるでぼくがややこしいことをこねくり回しているように見えるかもしれない。しかし、人間が生きている限り、言語なしには思考することすらできないのだった。ひょっとしたらヴィトゲンシュタインとかあの辺の言語哲学の偉い人たちが、もうこんなことはとっくに明らかにしているのかもしれない。ぼくがいまさら気づいたって世界は何も変わらないのかもしれないが…である。
本日開幕。以前神宮に見に行ったことがあったが、今年から「応援席」が学生以外にも開放されたと知り、駆けつける。一般アルプススタンドより安い(500円)のだが、応援団の指示に従い応援を強要されるのが楽しそう。攻撃回には全員起立して応援。守備回にもストライク!とか、あと一本!とか叫ばなくてはならない。脱帽とか着席とかも指示される。忙しいが楽しい。特別参加で東大総長の濱田氏も応援。
開幕戦は東大×慶應。結果は0-15で大敗であった。というか東大はどのカードでも完封されるし、得点が入ること自体がまれなのである。当然毎年六大学中最下位であるが、1997年くらいに奇跡的に立教を抜き五位になったことがあったようである。コールドゲーム制度がないだけよいと思いたい。
ある回復中間施設の主催で、回復の12段階の話を連続四回シリーズで展開するよう依頼される。本日第一回。西巣鴨の滝野川西区民センターで14:00-16:00の二時間。これから12月まで毎月第二日曜に行なわれることになった。
もちろん自分の体験の話をするのだが、段階的回復についてはホワイトボードを駆使して「説明」である。「説明」し始めると次から次へと言葉が流れ出る。ああこれは二十年来の教員業務の延長のようだ。コンピュータ教員として生きてきた自分が、ここで回復の話を「説明」し「講義」する場が与えられるとは夢にも思わなかった。自助会とはまったく違う妙な気分。でもまあ役に立てるなら何でもやりましょう。
今回は全体の段階構成と、一段階・二段階・三段階の話で終了。次回10月10日は棚卸しと言われる段階からスタート予定。プログラムの核心でもあるので万全を期して準備したい。
特別ミーティングの第五回。だんだん参加者が減っている。すこし声掛けを努力したほうが良いという、神様の啓示かもしれない。しかし関東以外の地方から仲間が参加してくれる。今回も充実した会議であった。
大学ネタが最近多いかもしれない。東大農学部の植物医科学研究室のシンポジウムに参加。低炭素社会の実現や植物の病害などの診断に関する話題が出る。近頃のぼくの関心が環境問題などに向かっているから、絶好のチャンスだったといえる。感情に流されない環境問題。古い家電を涙を飲んで捨てて低エネルギー社会を実現しようという小宮山前総長の掛け声で、ぼくも白熱球からLED電球へ転換した。次はエアコンの買い換えだろうなあ。エネルギー効率の悪い古い家電がまだ使えると思うともったいない。その考え方が低エネルギー政策を阻害していると知り、美徳の転換を図らなければならないと知るのである。
農薬を環境破壊のようにとらえる風潮があるが、無農薬こそ大量の食糧損失を招いているとデータで知らされる。データ、データ、データの説得。「無農薬は良い」ということこそ幻想だったのかもしれないと思う。何が正義かということをよくよく考えさせられるシンポジウムでもあった。
同名のラジオ番組を平日毎日、午前6:45より聞いている。この九月でひと回り(ワンクール)が終了。第90何回とかのラスト近く近づいている。両親の事情で東西ドイツに引き裂かれた双子の姉妹の再会が題材になっている。感動的な場面もある。だがドイツ語なので難しい。でもがんばってついていきたい。11月にはまたドイツ語検定がある。三級に再チャレンジするか現在思案中。
10月になると番組講義は元に戻って初級から。レベルを落としてまた謙虚に学んでみたい気もする。
先週神宮に行って楽しく過ごせたので、今週も朝から出かける。対明治大学戦。なんと今日は得点が入った! もうそれだけで肩を組んで狂乱状態の応援席である。しかも二点目も入る。またまた狂乱である。楽しい。でも負けるのだ。残念ながら2-5であった。しかし2アウト満塁になる場面もあり、ひょっとしたら「勝つ」なんてこともあり得るのか?という場面も。まあ夢はまた別の機会にとっておきましょう。
行政の地域割りでは北陸になったり、電力会社では東北扱いだったり、何かと議論のあるところだが、関東甲信越の「越」にあたる新潟県なので、関東というのが自然な分類だと思う。
この連休を利用してイベントに参加した。湯沢や六日町は都内からは近いほうである。高速バス利用で順調に行けば池袋から三時間だが、若干の渋滞があり片道四時間近くかかった。群馬までがとにかく時間がかかる。新潟が遠いというより前橋までが遠いのであろう。前橋から水上を過ぎて関越トンネルを越えると、もうあっという間である。しかし六日町から新潟まではさらに二時間以上かかるようである。新潟市内や佐渡からも仲間が来ていた。
関東の地域集会や地域委員会を一度高崎や長岡でやると、新潟のメンバーがふだんいかに遠路をはるばるやってきているかがみんな実感としてわかると思うのだがどうだろうか。しかし「遠いからイヤ」の一言で却下されるのだろう。そういうことをよくよく考えた今回のツアーだった。
バイクで都内を走っていると、やけに白バイやパトカーが多い。危険を察知してノロノロ運転に徹する。甲州街道で案の定、サイレンが鳴った。誰か違反の取り締まりに引っかかったようだ。職安通りでもパトカー。中野通りで白バイ。バックミラーばかり見て運転。前見てないのでかえって危ないかも。
帰宅してからネットで調べたら、やはり本日から全国交通安全運動が始まっているようだ。察知したとおりである。30日までは電車で移動したほうが良いかもね。
イベントに参加。小学生か中学生の頃、母と一緒に日帰りで平和公園に行った記憶がある。今回は仲間と同行。グラバー邸、出島、オランダ坂、唐人屋敷跡、思案橋、丸山花月(玄関まで)、中華街(江山楼)、街なか龍馬館、平和公園などに観光巡回。坂の多い街であった。城山教会にも前日に行く。路面電車乗りまくり。となりの電停まですぐである。実家のある北九州にも昭和60年ごろまでは路面電車が網羅されていたが、みな廃止されてしまった。長崎は残っている。ちょっとうれしい。
JOY SOUNDのカラオケで「長崎は今日も雨だった」で出てくるイメージビデオのロケ地どおりである。……発祥の地、という説明が多かった。日本の西の玄関口だからね。あと坂本龍馬の由緒が多数。またいつかゆっくり立ち寄りたいところである。
先週よりようやく開始。渡米以来すでに三ヶ月近くが経過し、すこしモチベーションも下がってきたが、やることに意味がある。二時間近く小人数クラスで、英語で会話。ネイティブが一人入っていて指導を受ける。これも新しい人生の一環だと思う。あまり余計なことを考えないで、とにかく続けていこう。