六月・七月と怒涛のような忙しさだったが、八月に入ってやっと夏休みである。長い長い夏休みが取れるのは、私立専門学校教員ならではと言える。春は二輪免許の取得にいそしんだが、この夏はどうしてやろう。まずはやりたいことをみんなやってやろうか。
8/2よりADSLの業者を変え、asahi-netに一本化した。これまで各社で試してみたが、結局料金と速度に左右される。今回契約した「超割ADSL」(なんか飛行機のチケットみたい)は、最高速度12Mbpsでモデムレンタル料永久無料、月額1990円である。ISDNの常時接続に月3000円以上支払ってTAを自分で買って用意しなければならなかった頃とは隔世の感がある。それで当時は64Kbps(0.06Mbps)だったんだもんね。
組合の正式文書に上部団体執行委員長印をもらう必要などがあり、バイクで九段下の事務所へ出かけたりする。職場や組合の関係には、バイクや縁談など個人的なことは隠しているのだが、平日昼間の路上駐輪は交通違反切符を切られる可能性があるので敷地内に駐めざるを得ない。先日は組合の人にCBXを降りるところを見られてしまった。ま、別に実害はないのでいいのだが、いろいろ聞かれると面倒だなぁ……とか。
真夏のうだるような暑さの中をすっ飛ばしているとなかなか爽快なのだが、アスファルトの密林の中で渋滞すると暑くて地獄である。東京都内を半日も走り回っていると顔も真っ黒になるしね。
グループのフェローシップ企画で、例年通り今年もそうめん大会が行なわれた。薬味を切ったりてんぷらを揚げたり、今年は麺をゆでる鉄火場のような部署で仲間とやってみた。教会の調理場を借りてのことなのだが、大鍋でゆでたそうめんはなかなかよかった。
みんなで協力して何かをおこなう……ということが重要なのである。人数や売り上げももちろん大切な要素だが、赤字にならなければいいという程度であって、むしろたくさんの仲間とまたこれがきっかけでつながり、ふだん行きそびれていた会場にまた行ってみようか……という気持ちになれれば、それだけでも十分である。
せっかくの休日に入ったのだが、理事会は案件が同時に多発。こういうときというのは、人格が試されるという感じがする。委員長や議長をやっているときは、このようなものが大きな試練だ。まとまらないものに結論を出さなくてはならない。結論を出せば批判も浴びる。おまえならどうすんじゃい!と叫びたくなる。ぼくはずっと労働勢力として生きてきたのだが、なんだか自民党総裁とかの気持ちもわかる気がする。
夏の野山をツーリング!とか楽しみにしていたのだが、もう少しお預けのようである。
今週はメールの多い週であった。送信したメールが70通超。どれもひとつひとつかなりの神経を使うものもあり、仕事をやってる毎日よりも日々の比重が高かったかもしれない。
CBX125カスタムのイグニッションキーをLockまでちゃんと回せていなくて、途中で止まっていたようで、昨日電車で用事を済ませて帰ってみたらライトがうっすらついている。あ!やば、と思ったが遅かった。完全にバッテリーが上がっている。セルしかないのでエンジンがかからず。今朝やむなく近くのHONDA DREAMに押していって充電を依頼した。あー、経験は力となるだろう。三軒茶屋から帰ってきて、渋谷に出かけそのまま新宿へ出て、結局9時間くらい放電し続けていたことになる。
小説版を読んだ。夢落ちそして悲惨な最期。途中は幻想的な展開だったが、なんだか物悲しい終わりだ。映像作品を見てみたいものだ。きっとどこかにあるだろう。
全集を借りてきたので、子どもの頃にソノシートで聞いた「山なし」や「セロ弾きのゴーシュ」も収録されている。教科書に載っていた「オッベルと象」も読む予定。今年の夏はインドア続きである。
今年の夏は黒髪だ。「くちびるもー、くろかみもー……」というのは小泉今日子の第二シングル、素敵なラブリーボーイだ。ぼくはキョンキョンと同い年なんだよねー。
去年は八月一杯金髪で、スリリングな毎日だった。しかし、今年はスポンサーとも相談の上、この黒髪だ。ちょっとメッシュ入れるくらいは自分の考え使ってもいいかな……なんて。
ずっと懸案が続き、仲間どうしでのビジネスメールがずっと飛び交っている。タイムリミット順に処理しているのだが、なかなか追いつかない。外出していても電話があったりして、自宅に戻ることもしばしばである。今年の夏はこんな感じであろうか。
去年の夏は為替と株の激しい勝負の毎日だったが、今年はそれに懲りて、なんともゆったりとした資金の運用である。二度目の世界同時株安がいま猛威を振るっているようだが、投資信託もすべて解約し現金化していて本当によかった。
忘れた頃に三菱東京UFJで普通預金の利息がついていた。数千円である。超低金利時代はやっと終わりなのかも。普通預金で年利0.25%まで復帰してきた。定期も各行いろいろな特徴があるようだが、ざっと見た感じ、ソニー銀行の定期預金が利率は高いようだ。
すこしまとめてそっちに半年くらい入れておくか。
この人もたしかぼくと同年代だったと思うよ。鼻にかかった低い声が魅力的だった。「センチメンタルジャーニー」とかね。デビュー時16歳だもんね、そりゃかわいいわ。今では有名人同士で結婚していて、よき母になっているのだろうか。
ゼネラルサービスのオフィスから毎月の情報送付がある。明日がシメの予定日なので、今日印刷、仕分け作業。午前中から午後五時過ぎまで、ほぼ営業時間オールカバーに近く、詰めて行なった。朝の決着メール送信により、ここのところ嵐のようだったメールと電話がぴたりと止む。すごい一体性だ。
盂蘭盆の中日。そして明日は敗戦記念日。殺生はいかんよ。明日は一日肉食はやめるか。
読んだばかりの「銀河鉄道の夜」に命を無駄にしつつあるさそりの話があった。いたちに食われていれば、いたちはもう一日でも生き延びれるものを、さそりは自分の命が惜しくて逃げ惑い、結局井戸に落ちてただ死んで行くのだった。
中間施設ミーティング司会。これで関わるようになって一周年だ。人も入れ替わっていくし、ぼくも変化していくと思う。冬の西立川を思い出す。今は盛夏の錦町。きょうは甲州街道コースで行ったら、一時間ちょっとで着いた。来月は八時半発でも間に合うかも。
昼前に施設を出てから、府中に立ち寄る。念願の「銀河鉄道の夜」プラネタリウム版の鑑賞である。夏休みのせいか、子どもがたくさんだ。すごい人数。ぼくのひざの上にも子どもが肉弾になって飛んでくる。ま、上映が始まって静かにはなったが。
満天の星空を見上げるように、銀河鉄道のパノラマ風景が展開する。ほんとうに夜の空を飛んでいるようだった。銀河の中のブラックホールに吸い込まれるシーンなどは圧巻である。もう一回原作を読みたくなる。そう言えば最近は星空なんていつ見ただろう。河口湖だとかなりよく見えたのを思い出す。もう10年くらい前の話だ。
ミーティングが始まる前に外がドンドンとやけに騒がしい。窓の外を見ると、神宮外苑の花火大会だった。代々木からはよく見えた。いいタイミングで木曜の会場だった。夏は夜の風物が続く。8/28は夕方皆既月食もあるらしい。
杉並の救世軍で土曜のバザーが開かれている。シャツを三枚購入。仲間がたくさん働いているので、気楽に入っていける。しかも最近は火曜日にミーティングもやっているので、バイクで行っても道に迷わなくなった。お盆明けなせいか、すこし空いていた。
はいている靴がみんな磨り減ってきて、雨が降ると水がしみこむようになってきた。ブーツにするかふつうの革靴にするか思案していたが、革靴の防水もあまり日が持たないと知り、赤羽のイトーヨーカ堂でショートレインブーツを購入。要するに、ちょっと短めの雨靴である。雨靴・長靴は、子どもの頃以来ではないか。これで雨の日がちょっと楽しみである。
春の選抜優勝校の常葉菊川が負けたようだ。ちょっとした賭けをしていたのだが、残念ながら敗退。明日は決勝で、なんと佐賀北高校が生き残っている。ぼくは出身が福岡県なので、九州勢が勝ち残っているというだけでもうれしい。広陵も西日本だ。今年の高校野球は西日本優勢のようだ。これが終わると夏も終わるという気がする。
近くのミーティング場で、仲間のバースデーがあった。神楽坂や茨城の高萩での合宿研修会が思い出される。あれからもう五年。人の時計は早く回る。自分の時計はなかなか……ね。
椎名町の会場は、実は自宅から一番近いのかもしれない。次は目白? 新大久保? そして早稲田や沼袋。近いところというのは意外と近寄らないものである。三鷹や調布にいたときもそうだったが。
すこしやることも落ち着いてきたので、念願のバイク遠乗りを何日かに分けて実行した。
まずは山のほうへ。一番近くて自然が多い山といえば、狭山湖・多摩湖のあたりだろう。東村山を越えると「これが東京都下?」と見まがうような田園風景である。南側から山道に入っていこうとすると、なんと二輪車終日進入禁止。あの道も、この道も。ぐるぐるまわってみたが、結局西武球場と芋窪を突っ切る真ん中の道しかバイクは通れないことがわかった。なんてことだろう。かなりのカーブが続くから危険防止なんだろうとは思うが、残念。たしかのあの九十九折(つづらおり)をまともに転ばずに走ろうとしたら、30km/hくらいしか出せないだろうけどね。
でも西武球場南からの貯水池の風景はなかなかよかった。電車だとここまではなかなか来れないだろうなと思った。
そして、今度は海。目標は茨城の太平洋側まで出ることだったが、距離がありすぎる。泳ぐ気はないので、東京湾で手を打つことに。
勝どき・月島から晴海方面へ。国際展示場やお台場。よく都バスの一日乗車券で来たところだ。しかしながらバイクがあると(当然のことだが)好きなところに、好きなだけいられる。炎天下を歩き回ることもない。立体交差が多く、原付通行禁止の道もいくつかあったが、二輪免許を取ったおかげでどこでも入れる。ただ、湾岸は大型トラックが多くて、別にあおられているわけではないんだが、うしろにぴたっと着かれると気持ちよくないね。
レインボーブリッジは本当に変な形だ。目が回りそう。270度曲がったりしないで、どうして素直に90度のカーブにしなかったのだろうか。50キロ制限になっていたが、やはり二輪はカーブは怖いという気がした。
灼熱の毎日に比べたら悪くはないが、バイクも自転車も、ちょっと乗りづらい。いつ大雨になるかまったくわからないからだ。結局傘を持ってうろうろしている。しらふになって最初の夏(1994)が、今年に似て猛暑日の連続だった。まだ工事中だった井荻トンネルの横の環八・西武新宿踏み切りが渋滞してて、原付で渡るときに死ぬほど暑かったことを思い出す。仲間が「暑いとビールに気持ちが行くんだよなぁ」とよく言っていた。真夏の日々には要注意。
明日から北海道に旅行である。宿泊研修会。二泊プラスパックの一泊。帯広のあたりは初めてである。本当だったら電車か何かでゆっくり行きたいところだが、飛行機がはじめての仲間もいるので、羽田あたりからすこしエスコート。
北海道もすこし曇天模様だが、こちらよりは少しは涼しいかもしれない。