投資の世界でよく引き合いに出されるこの概念、いまの君がまさにそれじゃないかね。
たくさんの喜びや快楽を得ようとすると、危険はつき物。欲深さから自由になり、べつになにもほしくないと思っている人には常に安全が保障されている。
誰だってローリスク、ハイリターンを求めるけど、それがかなわないのは世間の道理である。自分だけ例外でいたいという勝手な妄想もバツ。手に入れるものが多いと、その中にはどくろのマークもあるのだった。あー、身に沁みる。薬も沁みる。
今週はメールの多い週であった。送信したメールが70通超。どれもひとつひとつかなりの神経を使うものもあり、仕事をやってる毎日よりも日々の比重が高かったかもしれない。
ほんとうに何日かぶりの休み。夜のミーティング以外に何もないというのは一ヶ月ぶりくらいではなかろうか。
7/29に録画しておいたフジテレビの「忌野清志郎伝説」をやっとのことで見る。七月末あたりから容量一杯になっていたのかもしれない。DVDデッキの話ではなく、ぼくの処理能力が、である。
外部委託の夏期授業の講師を任されたことがとても大きい。そのための準備にエネルギーを使った。しかし上司や同僚はおそらくもっと殺人的な量の仕事をこなしていたと思われる。
そもそもの自分の選択間違いは、夏休みの時期は暇になると踏んで、いろんなスケジュールを事前に入れてあるのである。そしていざ八月に入ると予測を裏切り、仕事が入ってくる。そして容量オーバーという結末。去年もそうだった気がする。
夏季授業の合間をぬって、自分が受ける側のスクーリングもこなしていった。核融合関係の授業、セクシャリティ文化についての講義、七月末には放送授業の前期試験も続いた。五科目だがすべて受験し、だいたいの手応えがあった。厳しい感じのしていたコンピュータやドイツ語の試験もおそらくクリアしたと思う。
あー、でも、隙を突いて日野高校(清志郎の母校)の甲子園予選の応援をしようと神宮球場に行ったり、杉並のフェローシップに参加したりもしている。映画「蟹工船」も見た。だから休日も詰まっていたのだが。もちろん仲間にステップを手渡すことも怠らず、ミーティングの後の相談にも乗り、ほんとは自分が相談してもらいたいくらいの勢いだったのだが、それでうまく流れていたのかもしれない。
やっと休みとなったら地震と台風だ。出かけたいのだが大丈夫だろうか。雨が降り出したら、自宅に戻って休息というのもいいかもしれない。
忙しかった七月も終わり、八月は猛暑が続く。何日かケアしないでいたら危なく朝顔が枯れそうだった。慌てて水遣りなどをして復活。来年にも種を残してつなぎたい。
山も楽しいし、海にも行きたい。焼け付くバイクで出かけるのも躊躇されるところ。台風が来ると風が強く危険である。
時刻表や地図を眺めているだけで時間がどんどん過ぎて行く。読書も結局、三島由紀夫の豊饒の海第二巻まででストップしている。ほかにも買った本がたくさんあるのだがぜんぜん読み進めないままである。
ただ、やるべきことは目の前にいろいろあるので、穴は空けずにやっていきたい。