学校の授業も一週間を終えて一回り、春の気候も三寒四温ながらも一回りした感じがする。組合の春闘統一行動も金曜に第三波まで終わり、あとはそれぞれの職場の回答を待つばかりである。春の季節は何かと目まぐるしい。木の芽時とも言うくらいで、頭のおかしい人もあちこちに出没する。わたしもおかしい人の部類かもしれないが、昨今は常識的な行動が取れるようにはなってきたので、すくなくとも表面上は社会的一般人として見られていることであろう。
「連休までをめどに」という課題があちこちにまかれているので、またいろいろと色めき立ってくると思われる。かくいう自分にも宿題はいくつか思い当たる。四月になってすぐ猛烈な勢いで次々に締め切りに追われていた感じがするが、この二日間の休日で小休止し、また来週からざわざわとしそうな予感である。
学校の仕事は、個人的には今年で15周年を迎えるのだが、学生の顔は当然変わるし、与えられたカリキュラムはつねに変動しているし、教える内容もコンピュータ技術の変化とともに変化し続けている(逆に、変化しないと困ったことになるのだが)。だから、毎年、動かしながら調整をしているという感じ。とくに四月は調整に次ぐ調整である。
なるべくなら自分の許容量を超えない程度に、ドライブしていきたい。さもないと、何かが片手間になると、それに対して「誠実にやってない」といういやな気分になるからである。