長らく更新ができずにいた。読者の皆さんには申し訳ない。4月2日の理学部入学から本日まで、本当に忙しい毎日だった。ようやく連休に入り、少しほっとしている。
4月2日に地球惑星環境学科のガイダンスが終わると同時に、貸切バスに乗せられて千葉の館山・鴨川・君津に三年生23名全員が連行された。野外巡検という名の泊まり込み実習である。2日~4日まで露頭(地層や化石の見えている場所)の観察をして回った。様子をスケッチしたり先生からの説明を聞いたり、息つく暇のない3日間を終えて帰ってきた。
そして4月5日からフルタイムでの学部3年の授業が開始された。平日8:40~17:00まで授業が配置されている。基本的には午前中2コマの座学と、午後4時間の実習。さらに夕方から8時まで授業がある日もある。本日に至るまで約3週間ぶっ続けで授業を受けた。パソコンの実習あり、岩石の観察あり、地図の作成あり、測量の実習あり。1か月間でこんなに頭と体を使ったのは久々である。
4月12日(木)には日本武道館で入学式に参加した。入学式は、新規に一年生から入学してくる学生たちがおもな主役のイベントだが、その新入学の東大生3000人に混ぜていただき、式に参加した。入学式は1985(昭和60)年以来27年ぶりである。そのときに父が買ってくれた紺のスーツを今回も着て行った。27年前のスーツを持っていたこと自体が奇跡的である。家族席に家内も出席。普通はご両親が同席するのだろうが、妻が同席とは学生らしからぬ状況かもしれない。
まわりの理学部の同級生の皆さんは当然のことながら20~22歳くらいである。ぼくの年齢の半分以下。しかし学力もパワーもぼくのはるか上を行っている人たちである。つまづいたりするたびに導いてもらっている。
社会生活を長くやってきてからの学生生活は本当に貴重で、楽しいと感じている。少しばかりハードだが、せっかく入学できたのだからしっかりと履修していきたい。なかなかブログも更新できないかもしれませんが、またときどき報告を書きます。
● Y [毎度Yです。東大入学おめでとう。今日1日は時々見てます。 がんばってね 和歌山G Y]