現在のところに引っ越してきてからそろそろ2年。更新手続きも済ませ、出費は少し痛いが、今度こそ根を下ろせる場所になるかも。インフラは一通り問題ないが、電気契約のリストラを図るべく、ブレーカーの交換を行なった。当初30A(緑)だったのが、そんなに使わないと思い、入居時にすぐ20A(黄)に交換した。しかしながら、この2年間、一度も容量オーバーでダウンしたことがない。そこでさらに思い切って20A→15A(桃)へ。一気に10Aということも頭をよぎったが、電気温風器の目盛り「強」(1200W)とあるため、10Aではこれだけで落ちてしまう。たぶんエアコンやレンジも9A〜12Aくらいであろうから、いちおう全部単独では使えないと、ということで15Aに決定。基本料金がなんと390円である。月間の使用量はだいたい100kWhくらいなので、高くても2000円を超えることはあまりない。桃色の新しいブレーカーケースがちょっとかわいい。
実は明日で40歳の誕生日を迎えてしまう。世の大人たちが「誕生日」にあたってあまり喜ばないし、冥土のたびの一里塚、とか、マイナスな喩えもよくある。そこら辺の感覚がいままでよくわからなかったのだが、ちょっとだけ感じるよ。ああ、ぼちぼち折り返しかなって。青年期も終わって壮年になるのかも。たしかにあんまり「めでたい」感じはしないね。
全体サービスの役割も、4年任期のちょうど半分、あと二年である。脂ののっているこのあたりで、もうひと声くらいぶいぶい言わせていきたいものだ。
恒例なのだが、仲間と御岳山への宿泊に出かける。12/31の夜〜1/1の朝までなのだが、天気がよければ山から東京方面を見て、初日の出が拝めるのである。しらふとなってこの十数年、ほとんどここで年越しをしている。例外の年も何回かあったが、特別な日付の日は仲間と過ごすのが安全で確実である。
今年は30周年記念事業の責任者であったり、また機構整備のために奔走したりであったが、充実の年であった。また、本業の仕事は小人数クラスをいくつかもち、本当の意味での顧客(学生)とのコミュニケーションとは何かを突きつけられた感じもあった。しかしながら答えはいつもシンプルであり、誠意を持って丁寧に行えば、結果は必ずうまくいくということである。状況やタイミングを嘆いても、まったく解決の糸口はない。考えても解決しないものは考えたりせず、行動あるのみであった。仕事に限らず、気持ちよく、軽やかに生きていくには、あまり逡巡しないほうがよいようである。ただ、何もかも詰め込もうとはせず、一般の人と同じくらいのペースで一呼吸おくのがよいようである。