_ 政治家が叩かれる。よく叩かれるのだけれど、マスコミが仕掛けたキャンペーンのにおいがするのはぼくだけだろうか。キャンペーンに乗っかりやすい国民だなあとつくづく思う。
その政治家に投票したのは誰。われわれの多数決だろう。多数決を否定する気かい?とぼくは思ってしまう。過半数議席を占めてる自民党、われわれのほとんどが投票したということじゃないの? それを否定するのは民主主義の根本をくつがえすことなんだぜ、といいたい。
_ 母の初盆ということで休みを取って北九州へ。二日間、朝の勤行。それから散骨場所へのお参り。そしてお盆の終わりには京都に出て、父の納骨寺にお参りをし、読経と法話もいただいた。夏を九州で過ごすと、父や母とのいろいろな思い出がよみがえってくる。福岡と大分はやはり森田家のふるさとだ。
_ あと何年生きるかなんてまったくわからない。「生は偶然、死は必然」。築地本願寺にもそういう貼り紙がしてあったことがある。平均寿命を想定するのが普通だが、ぼくはいま52歳なので、平均的にはあと30年といったところか。しかし50代、60代で亡くなる人もけっこう多くいる。70代はなおさらだ。掛けてきた年金をもらわずに死ねるか!!くらいの気概が必要かもしれない。でも本当に先のことはわからない。
とすれば、毎日、生きていきたいように、やりたいことをするのがよろしい。そんな感覚で45歳で結婚したり、大学に入ったり、楽しく過ごしてきた。この数年ワールドサービスも楽しい。もうちょっと歳を取ってからやったら?と勧める人もあったが、65歳から自由になるという考え方もわからないでもない。それまでは夢中で働けという考え方もあるが、今でもすでに老眼が始まっていたり、疲れやすくなっているのに、これを13年も待っていたら、ますますかったるくなるのではないかと思う。そう、何事もやるのは今だ!
ここ数年、野球を見に行ったりカラオケで歌ったり、あまり生産的でないと言われているものごとも、臆せず実行するようになってきた。人生が長いとは限らないよ。だとしたら、先延ばしする理由は何もない。今いるここが自分の人生。