お盆である。正確には旧盆とか盂蘭(ウラ)盆とかいうらしい。サンスクリット語だとウランバーナというらしいよ。実家の近くの和尚さんがよく説教の中で話をしていた。魂が帰ってくるのである。関東では七月みたいだね。
かなりたっぷり睡眠時間を取っているのだが、それでもまだ眠い。しかし、普段に比べて大量のサービス業務ができる。自宅だからね。きょうはタックシール作りなどに精を出していた。日曜の実行委員会のためのレジュメも作成。やればやるほど仕事はたくさん増えていくようである。
まったく自由に時間を配分できると思うと、効率的にやれそうなものだが、完全自由裁量となると逆にマネージ不可能になったりする。すこしくらい拘束条件があるくらいのほうがメリハリが利くようである。
ふだんは洗濯すらままならぬというのに、じっくりできた。なぜか昼間に窓をあけるとちょうど猫と目が合うのである。目が会うとこちらも意地になってまばたきせずに目を見つづける。すると猫もこっちを見つづける。だんだん息ができなくなってくる。ぜー。そして負けるのだ。洗濯を続行。
日付が変わっていても、明日は仕事がないと思うと平気である。でもきょうはこれでも夜更かしなほう。0:25だ。休みでもだいたい23:00には寝るし、朝は7:30にはおきてしまう。そのほうが健康。
盂蘭盆である。夏休みといっても毎日夕立ばかりで、今年はぎらぎらした暑さではない。実家の福岡には七月末に行ってきたばかりだし、今月はイベントの実行委員会があったり、来月もその本大会で、九州には行きっぱなしだ。今年になって九州・山口などにはもう五回行っている。今年はなるべく東京で過ごして、足元をよく点検したい。
先月ミニ自転車を買ったのだが、これがなかなか快調である。折りたたみタイプだし20インチなので遠乗りには向いていないが、早稲田・池袋・新宿・中野の範囲くらいなら走り回れる。前回、変速なしのママチャリで不便な思いをしたので、今回は6段変速へと前進である。
バイクや自転車を買うたびに思うのだが、近くでも、知らない路地が無数にあるということだ。徒歩圏だけだと限られているが、乗り物があると一気に視野が広がる。そのぶん細かいものを見落としたりもするが、この夏休みは通り雨をよけながら、界隈の再探検をしてみたい。
ずっと懸案が続き、仲間どうしでのビジネスメールがずっと飛び交っている。タイムリミット順に処理しているのだが、なかなか追いつかない。外出していても電話があったりして、自宅に戻ることもしばしばである。今年の夏はこんな感じであろうか。
去年の夏は為替と株の激しい勝負の毎日だったが、今年はそれに懲りて、なんともゆったりとした資金の運用である。二度目の世界同時株安がいま猛威を振るっているようだが、投資信託もすべて解約し現金化していて本当によかった。
忘れた頃に三菱東京UFJで普通預金の利息がついていた。数千円である。超低金利時代はやっと終わりなのかも。普通預金で年利0.25%まで復帰してきた。定期も各行いろいろな特徴があるようだが、ざっと見た感じ、ソニー銀行の定期預金が利率は高いようだ。
すこしまとめてそっちに半年くらい入れておくか。
この人もたしかぼくと同年代だったと思うよ。鼻にかかった低い声が魅力的だった。「センチメンタルジャーニー」とかね。デビュー時16歳だもんね、そりゃかわいいわ。今では有名人同士で結婚していて、よき母になっているのだろうか。
通学定期の経路変更は大変楽しい。しかし通勤定期と違って通学定期の場合は、自宅と学校を結ぶ最安経路か最短経路でなければならない。したがってふつう二種類しかない。しかし大学は校舎がたくさんある。メインの校舎を自分で選んだあとは、他の校舎に通う場合は週二回二コマ以上履修しているという証明があれば通学定期が買える。最寄り駅がいくつかの中から選べるとさらに選択肢が広がる。
墨田区に引っ越してから本郷キャンパスに通うだけでも何回か経路を変えた。本郷キャンパスは大学から最も近い駅だけでもバリエーションがたくさんある。昔から伝統的な最寄り駅は本郷三丁目、根津、上野といったところだ。最近では都営本郷三丁目や東大前もある。さらに御徒町や湯島、春日や御茶ノ水も指定可能である。都営バスも利用できる。東武で押上まで買っておいて残りはバリエーションである。最初に選んだのが都営浅草線で押上→蔵前、そして都営大江戸線で蔵前→本郷三丁目。安くて路線距離が短いが、蔵前の乗り換えがけっこう歩かされるのでやめた。次に選んだのが半蔵門線押上→大手町、そして丸の内線大手町→本郷三丁目だった。朝のラッシュ時でも結構すいている上に、錦糸町駅で座れる可能性70%くらい。押上で始発を一本待つと確実に座れる。これで学部のときはずっと使った。
今年の前期は東武で亀戸に出て、総武線で秋葉原を経由して御徒町までという経路を選んだ。御茶ノ水から丸の内線一駅を買うと料金が跳ね上がるので御徒町でストップ。御徒町から東大病院横の鉄門まで歩き、理学部一号館まで通った。本郷でも根津でも結局歩くことには変わりがないので、健康のため!と言い聞かせながら三ヶ月間は週二で歩いた。
本郷へはそんな感じだったが、大学院に進学してから柏への通学が始まった。学部の4年のときは毎回切符を買って指導教員に会いに行ったが、一回往復して1500円払うのは、毎回涙目になる感じだった。セミナーが遅くなったり昼間行かなくてはならないときは学校の無料バスが使えないので、さらにバス代がかかって、なんと往復合計2000円に。厳しい交通費だった。
しかし修士課程に入ってからは柏キャンパスまで定期券を買えることになった。ところがつくばエクスプレスの定期が高いのである。北千住→柏の葉キャンパスを一ヶ月買うと13550円である。学割とは思えない。東武も足すと16350円。ちなみに通勤定期だと一ヶ月27130円ですよ。どうしてこんなに高いのか理解できない。それで当面はTXは経路として考えないことにした。
四月から八月までの四ヶ月間は、最安経路にした。小村井→北千住→春日部→江戸川台と東武鉄道のみを使うコース。全長50kmを越えるし、自宅から研究室までなんと2時間。小旅行である。しかし安い。なんと一ヶ月5410円だ。四ヶ月乗り通した。昨日で期間が切れた。時間をカネで売ったという感じである。長い長い車内の時間をノートPCを持参して、日々課題などを遂行していた。東武野田線と伊勢崎線内で何本のレポートと発表資料を書いたことか。ただ、駅に停車中以外はほとんど無線LANが使えないので、調べ物はあまりできなかった。ネットがなくてもできることは?といつも考えていた気がする。
そして今日、経路を変更した。大変当たり前の経路だが、小村井→北千住、常磐快速で北千住→柏、野田線で柏→江戸川台である。値段は倍以上になった(一ヶ月13370円)。でもTXより安い。時間は一気に短縮した。東武だけに比べて40分くらい時間の節約となる。常磐線の北千住→松戸→柏がまるで新幹線のよう。たった20分である。まずいコーヒーを飲み続けていたときに、突然ゴールドブレンドを飲んだときのような目の覚めるような爽快感に似ている。定期はまともに買いましょう。
将来もうちょっと奮発してTXの定期を買う日が来る(かもしれない)。
_ 母の初盆ということで休みを取って北九州へ。二日間、朝の勤行。それから散骨場所へのお参り。そしてお盆の終わりには京都に出て、父の納骨寺にお参りをし、読経と法話もいただいた。夏を九州で過ごすと、父や母とのいろいろな思い出がよみがえってくる。福岡と大分はやはり森田家のふるさとだ。