あと締め切りまで一ヶ月少々だ。データ整理ばかりしている。まだ論文を書く作業にぜんぜん入れない。大丈夫なのだろうか。ぎりぎりになって土壇場でやりまくるのは自分の流儀ではない。しかし入るには入れない感じ。こういうときは仮でも何でもいいから始めてしまうに限る。
ちなみに研究テーマは河岸段丘の高度評価。地形学である。フィールドは群馬県と埼玉県の境の神流川(かんながわ)。氷河期の川はどうだったか…というようなこと。何万年の前の話がなんでわかるのか。それは科学が解き明かしているから不思議である。研究人生のスタートに立ったのかもしれない。
このまま年末進行に入ってしまった。ひたすら論文を書くしかない。英文のアブストラクトもつけなくてはならないので、大変なプレッシャーである。しかし、この数か月がんばって地道にやってきたことを愚直に書き綴るしかないと思う。そして大晦日のフェローシップへと突入…。