すこしやることも落ち着いてきたので、念願のバイク遠乗りを何日かに分けて実行した。
まずは山のほうへ。一番近くて自然が多い山といえば、狭山湖・多摩湖のあたりだろう。東村山を越えると「これが東京都下?」と見まがうような田園風景である。南側から山道に入っていこうとすると、なんと二輪車終日進入禁止。あの道も、この道も。ぐるぐるまわってみたが、結局西武球場と芋窪を突っ切る真ん中の道しかバイクは通れないことがわかった。なんてことだろう。かなりのカーブが続くから危険防止なんだろうとは思うが、残念。たしかのあの九十九折(つづらおり)をまともに転ばずに走ろうとしたら、30km/hくらいしか出せないだろうけどね。
でも西武球場南からの貯水池の風景はなかなかよかった。電車だとここまではなかなか来れないだろうなと思った。
そして、今度は海。目標は茨城の太平洋側まで出ることだったが、距離がありすぎる。泳ぐ気はないので、東京湾で手を打つことに。
勝どき・月島から晴海方面へ。国際展示場やお台場。よく都バスの一日乗車券で来たところだ。しかしながらバイクがあると(当然のことだが)好きなところに、好きなだけいられる。炎天下を歩き回ることもない。立体交差が多く、原付通行禁止の道もいくつかあったが、二輪免許を取ったおかげでどこでも入れる。ただ、湾岸は大型トラックが多くて、別にあおられているわけではないんだが、うしろにぴたっと着かれると気持ちよくないね。
レインボーブリッジは本当に変な形だ。目が回りそう。270度曲がったりしないで、どうして素直に90度のカーブにしなかったのだろうか。50キロ制限になっていたが、やはり二輪はカーブは怖いという気がした。