「自分は謙虚だと思っている」という最大の高慢の話があったが、自分もなんか似たような感覚が最近ある。
足の裏に脳みそがある、とか、ミーティングは質より量、とか、それは自分に都合がいいからそういう話をしたがるだけのことなのである。自分が毎日出てるからね。出られる状況にしている努力も確かにしてるのだが、そこは周りからはあまり見えない(見ようとしない)ようで、「恵まれてるね…」なんていうことをよく言われて、そうじゃなくって!!と叫びたくなるのを抑えるのに苦労する。結局何を捨てて、何を優先してるかだけの違いなのであって、誰かが、誰かに比べて大幅に恵まれた環境にあるなんてことは、すくなくとも自分の周りではあまり見たことがない。良好な環境やブルジョワな地位なども、その人がそれなりの努力をして、しかもそれを維持しているからこそ、そこにあるという気がする。自分もそうなのだ、とここで主張すると、結局最初の「わたしは努力をしているんですよ」という高慢に戻ってきてしまうのであった。じゃー、どう言えばいいんすか…。
わたしは毎日ミーティングに出ているので、他の仲間に尋ねられたときも「とにかくミーティングに出るしかないですね」と言ってしまったりして、大変な反発を食らうこともしばしばなのであった。だって調子がよくない最大の原因はミーティングに出てないからなのは端から見てると明らかで、それを指摘しないで他の柔らかい表現でごまかそうとすると、ますます彼はミーティングに出ようとしない、そしてますます状態が悪くなったり、おかしなことを考えていたりするのだった。それでやっぱりぼくは「とにかくミーティングに出なさい」としか言えず、そしていつしか彼は相談に来なくなるのでした。
こんな自分はやっぱりやさしくないんでしょうね。しかしよいことが一つだけあります。たくさんミーティングに出ている仲間ばかりが周りにいつもいるようになります。必然的な流れかもしれません。
今日は王子の北とぴあで城北地区のセミナーがあり、それを聞きに行った。他の人たちの体験というものは本当に貴重で、どうしてこんなに重なる部分が多いのか…と驚いてしまう。
夕方終わって、上板橋へ行った。セミナーの会場にいた人たちがここにもたくさん来ていた。小一時間過ごして、今日もおしまい。あっという間の連休でした。
この連休は、イベントが続いた。20年以上継続のメンバーのスピーカーズ。回復の仕方もいろいろなら壊れ方もいろいろ。聞いててぞっとするような話もあり、回復を確信させてくれる話もある。ぜんぶ実話だからなおさらである。トータル100年以上の話だからなあ。長い長い道のりなので、今日一日のことだけに専念しよう。
日曜は仲間と同行して立川まで。中央線が人身事故らしく、日曜夕方にもかかわらず、電車は超満員で朝のラッシュ並み。しかも三鷹駅で長時間止まっていた。日曜の立川には行こう行こうと思いながら、これが初めてであった。狭くて静かなミーティング、場所柄、施設の仲間が多い。六時スタートなので七時半には終わって帰途につく。すごく早いなあと感心しきりだったが、池袋についたのはもう九時ごろで、結局ふだんの帰りと同じ時間になっていた。
月曜(敬老の日)は、二子玉川でバーベキューミーティング。若者主催だが、城南や中央の仲間がたくさん来ていて、ふつうのフェローシップであった。初めて多摩川の河原でみんなでフェローシップに行ったことを思い出す。1994年だっただろうか。あれはぼくにとっては事実上「仲間と一緒にやっていく」スタートだったと思う。
今度の土日もいろいろ予定が入っているが、自分がその気になって求めさえすれば、仲間はいつも待っていてくれるというのがありがたいことである。
同名のラジオ番組を平日毎日、午前6:45より聞いている。この九月でひと回り(ワンクール)が終了。第90何回とかのラスト近く近づいている。両親の事情で東西ドイツに引き裂かれた双子の姉妹の再会が題材になっている。感動的な場面もある。だがドイツ語なので難しい。でもがんばってついていきたい。11月にはまたドイツ語検定がある。三級に再チャレンジするか現在思案中。
10月になると番組講義は元に戻って初級から。レベルを落としてまた謙虚に学んでみたい気もする。
木曽観測所での実習ののち、長野県内に三日間滞在した。松本、豊科で初日はすごす。中野沼袋にいたメンバーと再会。夕食を共にする。病後の状況はよいようだ。ご自宅も見せていただく。広い一軒家。日本風のつくりがアメリカ人のご本人となかなかミスマッチだが、気持ちよく過ごしておられるよう。奥様とも楽しく談笑して土曜は終了。