急落している日本航空の株を買った。まさか倒産はないだろう。新株を安く発行する模様なので、その価格よりは下がるまい。そして安定すれば、また元の値段に戻り、そこで売却……というシナリオだが、さて、どうなることか。いつもより一桁多く取引してみた。
最近急落している株は、ほかにもベスト電器とかがあるが、新宿高島屋の11階のあの閑散とした店舗を見ていると、先行きが不安である。株って会社が倒産したら、ほんとにただの紙切れになるんだろうか。ネット株にいたっては株券すら発行されないので、取引された金額は虹の彼方へ??
FXのほうは、まだ値上がりするのを読みきれず売ってしまったり、底をついたと思って買ったのが、さらに底を深くしていったり、苦戦しております。含み損を抱えたまま、どんどんスワップ引かれていったりして、精神衛生上よくないです。さっさと下がってくれNZドル。
ていうか、角田光代の作品をどんどん読んでいる。女性作家が男の視点から作品書くのって、なんかとてもたいへんなことのように思うのだが……。ふられた男が女のところに電話して相手にされない場面とか、煮え切らない男とか、なんか能天気な純愛ものじゃなくって、現実っぽいのが多いね。どんどん引き込まれていく感じがする。「だれかのいとしいひと」「東京ゲストハウス」「銀の鍵」。まだまだ行くぞ。
渡辺淳一を読むのはまだ直感的に時期尚早という感じがしている。時期って何が? 藁)。次は小池真理子あたりかなという感じ。
家を出て、どこにも寄らずにまっすぐ上板橋の会場に着くまで55分であった。たいてい職場から経由したり、自宅を出てもぼくはほとんど30分くらいの余裕を見ていくので、はっきりした所要時間がいつもわからない。
きょうは雨降りだったせいかやたら人が少なかったが、そのせいか義務で来ている感じの人があまりいなくて、結果的にはよい分かち合いだった。
朝の出勤でタクシーを使ってしまった。家を出たとき大雨だったのと、ふだんの経路に自転車を使わないと遅刻が見込まれたからである。
ところがタクシーを拾おうとして川越街道に出ると、なんと雨がやんでしまった。いまさら家に戻って自転車を使っても間に合わないし、ときわ台に歩いて池袋経由に切り替えてもたぶんギリギリ。やむなく、雨など一滴も降っていないのに、小竹向原までタクシーだ。乗ってみたら、とろとろ渋滞しているではないか。バカみたい。前に大雨のとき、東山町から武蔵野病院までバスで移動して小竹向原から電車に乗ったときも、バスが渋滞していてバカみたいだった。1140円支払ってタクシーを降り、小竹から電車に乗った。電車に乗れた時刻を確認すると、家を出てから23分。歩いて駅まで行った場合とまったく同じ時間がかかっている。ますますバカみたい。
朝のラッシュ時にふだんの交通機関以外のものを使って、快適で早く着いたためしがない。きょうもまた新しい経験ということで、ちょっとした授業料を支払ったということだろうか。
東京では35度を越える日が一週間くらい続いている。洗濯物がほんの一時間くらいで乾く。外を出歩く気力もなくなる。バイクは焼け付き、自転車もこぐ気にならない。こういうときこそ部屋の中で仕事や読書かもしれない。ちょうど良いことに放送大学の前期試験が迫る。書評の依頼もあって、課題図書を読むことも進めている。
アメリカテキサスではどこもかしこもエアコンが強すぎて、まるで冷蔵庫の中の日々だったが、日本の都市内では弱冷房文化が育っていて、ちょうど良いくらいに調整されていると思う。都庁の中などはもっと緩めで、生ぬるいくらいの冷房である。昭和40,50年代はどこもエアコンなどなかったのだから、それに比べたら環境が変わったのだと思う。
表題試験がだいたい終了した。試験での評価は堆積学、古気候・古海洋学、地形学など。今回は他学部もたくさん試験を受け、博物館概論、都市交通計画、社会心理学特論なども受験した。先々週7月8日から試験が五月雨(さみだれ)のように始まって、実に三週間かかっている。どんどん大学院入試が迫っているのに、対策をしている暇がない。これからもレポート課題をやりとおさなくてはならないので、ますます時間がなさそうである。しかしこうした学期中の修練がそのまま大学院入試対策に直結しているのではないかと思うことがある。専門分野の勉強だからだ。たしかに大学院の試験は小手先の受験技術で乗り切れるように感じのものではない。定期試験もそうだったが、論述力が必要で、ちゃんと日本語の文章が整理して書けるかどうかがとても大切なポイントになっていると思う。