七草の七日である。何も予定の入っていなかった1月3,4,5日は疾風(はやて)のようにあっという間に去っていき、6日は仲間とステップワーク。そして今日は仕事始め。世間並みより遅いスタートだが、始まればもう同じペースである。
気分を変えてスーツを新調した。自分でスーツを買ったのは実は初めてではなかろうか。大学入学時と卒業時に親から一着ずつ作ってもらった。これらの二着は今も着ているので20年越しである。あとは仲間からもらったスーツが三着ばかり。これらも着続けている。ウール入りのものもかまわず洗濯機でジャブジャブ洗っているが、くたびれる気配もない。昔のものは丈夫なのだ。
今回のスーツは実はあの例の財布より安い。このバランスの悪さがすごいね。古いものを捨てられる決断力がほしいものだ。
昨年一年間の自分のいろいろな棚卸しを仲間に聞いてもらう。怒りや恐れに導かれる体内システムの把握。そして対処法。正当な怒りでも避けていきたいと思うことが第一歩かもしれない。怒れる材料を探しているところもあるかもしれない。あとはまた次のステップに進められるかどうかである。
今年も定番年越しの御嶽(みたけ)山荘。着いた大晦日の夕方には粉雪が舞っていた。しんしんと冷えてゆく畳の間。暖房のありがたみ。真冬ってこんな感じだったっけと思う夜だった。
東京に戻ってみたらこちらも真冬になっている。連動していたのか。池袋で仲間たちと分かち合い。今年もみなさんよろしくお願いします。
今年最後の放送大学面接授業。多摩学習センターで文化人類学である。トピックはアイヌ文化。沖縄や奄美ときたら今度はやはり北海道だろう。授業内で映像資料を見せてもらったが、これまでアイヌ文化にはまったく接点がなかったと言っていい。イヨマンテとかコロポックルとかがアイヌの事象だと初めて知った次第である。歴史についてはますます霧中。いちから勉強です。明日も続きます。
先日の「ベッド下おお払い」に続き、今夜は「ユニットバス総なめ洗い」である。素っ裸で長い時間がんばりました。お風呂用洗剤使い切り。あと台所がまだなんだよなあ。
スピリットの大掃除は現在作業中。年明けには仲間に聞いてもらい、一年分を精算の予定です。
先日小池龍之介の「貧乏入門」を買い、読んだ。節約術や貧乏の勧めに見えるタイトルだが、なかなかどうして、仏教思想の真髄である。
良寛の教えについて読み耽ったときに感じたものと同じである。良寛のときには、雨の庵の中での何もない幸せ。そして今回のは、ノイズを減らす、物を減らす、必要なものには金をかけること、などなど。幸福になるには要求水準を下げることとか、快と苦の悪循環をハサミでばっさり切るなど、よくよく考えさせられた。
いくつかはすでに実践していることも含まれており、これでよかったのだ!とうれしくなる場面もしかり。カネの使い方がおかしいとよく言われる自分だが、正しい部分もあったのかもしれないと思うこのごろ。
● れいこ [ あと10分で大晦日です。双子の妹の誕生日です。森田さんは今でも「金の使い方がおかしい」といわれる事がありますか?私..]
モスバーガーに行ってチキンセットでも買おうと思ったら「12/21で販売終了しました」。何のためのチキンフェアなんだろうね。
12/24はミーティングで過ごす今年である。ちなみに去年の日記見たらホームグループ。一昨年の日記見たら月島のミーティング。たぶんその前も、そのまた前も…という気がして、もう調べない。
幸福のとらえ方が最近のテーマである。昨日のゲストの話にもかなり揺さぶられる。あとは仏教やイスラム教も参考になるんだよね。「一切皆苦」の思想は謎を解くキーワードかも。
キリスト誕生がこんなに何千年も世界に影響を与えるなんて、やはり宗教の力はすごい。
仲間たちに「あまり買わないほうが…」などとサジェッションしてる手前、自分だけは買うというわけにはいかなかったのだ。でも今年はこっそり買ってしまった。10枚連番。高額当選を果たしたら飲んじゃうかもね。いや冗談ですけど。
ブログに書く、というのはこっそりということにならないすよ。世界中に知れ渡るのがインターネットなんだし。
億はちょっと恐いので、3等の500万円くらいを希望します。当たったら椿山荘にでも一週間くらい泊まって、来し方行く末を考えますか。
自分たちのグループで内々にカラオケフェローシップ。年齢層が接近していて、選曲も近しいものが多い。なんかあまり違和感なく歌えた。今回の自分の選曲は
・硝子坂(高田みづえ)
・夏の扉(松田聖子)
・哀愁でいと(田原俊彦)
・帰って来いよ(松村和子)
・想い出のスクリーン(八神純子)
・センチメンタルジャーニー(松本伊代)
・危険なふたり(沢田研二)
・飛んでイスタンブール(庄野真代)
前回ともちょっとかぶっているが、ますます歌謡曲攻勢を強めている。開き直ってきたか、きよちゃん。事前にキーの調査も済ませ、カラオケ館で何回も練習済み。さあ来い!って感じ。しかし原曲のままでいいはずの「危険なふたり」を四つもシャープしてしまい、うわずって死にそうだった。「年上のひと、う(裏)・つ(裏)・く(裏)・しぃ・すぎーるぅ」(「裏」は裏声の意)ってな感じ。
女性ボーカルの曲が意外と好評だった。みんな盛り上がるし。昭和三十年代生まれの仲間が多かったんだよ。ぼくはかろうじて昭和四十年代なんだけど。
今度やるときは石川ひとみや渡辺真知子、サーカスや中森明菜も取り入れていこう。
いやー、待っていたアルカノイドII(リベンジオブドー)が、高田馬場のミカドで再稼動していた。うれしい。早速100円投入。およそ2ヵ月ぶりのプレイだったが、100円一枚で無事最終面までクリア。途中、左右選択を誤った場面もあったが、腕は落ちていなかったようだ。
たぶんこのソフトが稼動しているゲーセンは都内でミカドだけではなかろうか。有楽町のモンタナや秋葉原のポテトでも消えているし、だいたい1987年ヒットのアーケードゲームが動いていること自体奇跡的である。ミカドからなくなったら基板とコンパネ、ハイネス買って、自宅でできる環境を作るとするかなあ。実際この2ヵ月はそんな妄想もたびたび発生していた。最近はパソコンや携帯でかなり高度なゲームもできるようになってきたので、秋葉原からも基板ショップはほとんど姿を消しているのである。アーケード復元は難易度高そうである。でもいつか手を染める予感。
(後注:2010年の年明け後ミカドに行ったら、すでにリベンジオブドーは撤去されていました。稼働率悪いからだろうね。残念)
水曜日になるとふだん会っている仲間に会える。今回の京都のように何らかの用事でそれが一回、あるいは二回と抜けると、そのありがたさにいたく感じ入ることとなる。ふだんから状況を知ってもらっているので、とりたててあれこれ一から説明しなくてもわかってもらえるし、あるグループでよく言われていることだが、ちょっと調子が悪かったりすると「ふだんと違う!」「調子悪いの?」などと、すぐ異変に気づいてもらえる。だから建て直しもしやすいのだ。うつ状態かもしれないと気づいたりして。ため息が多かったりしたら要注意である。原因分析と、自分が助けてあげられる人のことへの気持ちの切替が必要である。
何もないがらんとしたマンションで起き、早朝出かける。英会話の授業は10:00からである。ひとまわりしたい。
金閣寺へ向かってみたが開門は九時からだった。さしている時刻はまだ7:50である。前回の経験を生かし、東本願寺へ向かってみた。やはりあいていた。しかも訪問客がたくさんいる。前回はお西(西本願寺)だったが今回はお東。ちょうど住職任命式が行われていた。
敷居の木が足に冷たい。建物は大きいが、暖房などはもちろん効いていない。でもそのほうが厳粛な気持ちになれる。なんだかやっと京都に来たという実感が湧いてくる。もう一箇所くらいどこか行きたいなと思っていたが、時間がなくなり学習センターへ。
今日も一日英会話であった。ひたすらリスニング、そして会話、最後は簡単なテスト。ドイツ語検定を思い出す。そうだ、来年は英語検定を受けよう。
昼食は烏丸七条の餃子の王将へ。本場だ。でも東京とあまり変わらない感じ。お勘定を払って店を出ると「おおきに」と言われる。ここでやはり京都だと思い直す。
夜まで授業を受けて過ごし、夕方終了。日が暮れるともう観光はできないね。バスで少し移動し、JRの西大路の駅から乗車。帰りの新幹線は結構混んでいた。22:00過ぎに自宅に到着。週末ひとり旅行も堂に入ってきたかも。
● おざき [あけましてです。遅いですが・・・ 本年も宜しくお願い致します。 しかし、あの例の財布、超立派ですもんね(笑) だけど..]