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奇跡の今日一日

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2002-12-26(Thu)

_ 仕事納め

些事を遺漏なく片付け、今年も仕事納め。自分がこれまで使ってきたフロッピードライブが実は3mode対応のハードウェアだったことをいまさらながら発見。ドライバを入れてみたらPC98シリーズの1.25MBフォーマットのディスクがちゃんと読めた。驚き。

_ 門松がこない

総務関係者が二人とも休んでいる。年内に玄関前に据え付けるはずの門松が来ない。誰も連絡先がわからず。結局事務長が玄関に張り紙して帰った。「代金は寿司屋に預けておく」は珍しいね。

_ 半ドン

そして仕事が終わり。夜のミーティングまで三時間もある。この寒さの中、自宅に帰ってしまうと、出るのに強い意志がいる。そこで営団地下鉄の乗り継ぎをして遊ぶ。乗り継ぎ指定駅(新御茶ノ水・淡路町など)は改札を出てから30分以内に改札を入れば、運賃は上乗せされないのである。結局、大手町・新御茶ノ水・仲御徒町・三越前・九段下の五駅で乗り継ぎ。スタート高田馬場でラスト神楽坂だったが、最大キロ程の190円で済む。合法的な鉄道遊びである。冬は地下があったかいし、山手線一周より楽しいよ。

_ 神楽坂

自分としては今年最後。step4。終わって喫茶店。サシだ。ミーティングがあると、人間になれるね。まったく、なんか、過不足無し。人生いつもこういう風にいけばいいんだけどなぁ。


2006-12-26(Tue)

_ ひどい雨

きょうの関東は記録的な豪雨だったようだ。一日外出していたが、激しく雨に打たれる場面数回。こんな日なのに池袋・浅草・中野と、活発に行動。だからこそ行動……だろうか。そのうち精も根も尽きるのか、はたまた無尽の力湧きあがるのか。転がる石に苔むさずじゃ。

夜は22年の仲間のバースデーであった。ソーバーに必要なものは、ミーティングでもソフトボールでもラウンドアップでも、自分が選んだハイヤーパワーでよろしい。そんなことに気づかされた今夜であった。


2009-12-26(Sat)

_ アイヌ文化

今年最後の放送大学面接授業。多摩学習センターで文化人類学である。トピックはアイヌ文化。沖縄や奄美ときたら今度はやはり北海道だろう。授業内で映像資料を見せてもらったが、これまでアイヌ文化にはまったく接点がなかったと言っていい。イヨマンテとかコロポックルとかがアイヌの事象だと初めて知った次第である。歴史についてはますます霧中。いちから勉強です。明日も続きます。

_ 掃除の日々

先日の「ベッド下おお払い」に続き、今夜は「ユニットバス総なめ洗い」である。素っ裸で長い時間がんばりました。お風呂用洗剤使い切り。あと台所がまだなんだよなあ。

スピリットの大掃除は現在作業中。年明けには仲間に聞いてもらい、一年分を精算の予定です。

_ お金とモノについて

先日小池龍之介の「貧乏入門」を買い、読んだ。節約術や貧乏の勧めに見えるタイトルだが、なかなかどうして、仏教思想の真髄である。

良寛の教えについて読み耽ったときに感じたものと同じである。良寛のときには、雨の庵の中での何もない幸せ。そして今回のは、ノイズを減らす、物を減らす、必要なものには金をかけること、などなど。幸福になるには要求水準を下げることとか、快と苦の悪循環をハサミでばっさり切るなど、よくよく考えさせられた。

いくつかはすでに実践していることも含まれており、これでよかったのだ!とうれしくなる場面もしかり。カネの使い方がおかしいとよく言われる自分だが、正しい部分もあったのかもしれないと思うこのごろ。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

れいこ [ あと10分で大晦日です。双子の妹の誕生日です。森田さんは今でも「金の使い方がおかしい」といわれる事がありますか?私..]


2010-12-26(Sun)

_ 平和の道具に…

きょうは一日自分を捨てて、平和の道具にならせてもらう。集会運営。批判も受けたが原理は貫徹。あとは民主的に決めていく。修羅場になるとみなさん人間性が出るなあ。自分もそうだけど(笑)。

曲げてはいけない大事なこともあると気づかれる一日だった。


2011-12-26(Mon)

_ 数学追い込み

年末に向けて数学の演習の追い込みである。線形代数と微分方程式を徹底的にやる。線形代数は固有値や固有ベクトル、対角化、三行三列の逆行列と余因子展開、ジョルダン標準形、ケーリーハミルトンの定理などをマスター。微分方程式は同次形、特性方程式、定数変化法、ベルヌーイの方程式などをマスターしていく。やってもやっても奥がある。そして妙なところでつながっている数学の奥深さが神秘的である。

半年くらいかけてようやく、昔数学IIIで学んだ置換積分や部分積分の感覚がよみがえってきた。訓練につぐ訓練しかないと思う。ローマも微積分も、一日にして成らず、である。


2016-12-26(Mon) 根津と千駄木

_ 最近の街歩きブームの中では、谷中と合わせて谷根千と呼ぶのだそうだ。朝通勤のときに北千住から回って千駄木に出て、日本医大の横から根津権現の裏手を登り、地震研究所の下へ出る。テモテ教会を折れると、今年からここの門徒とさせていただいた西教寺に向かう。向かう途中で老舗旅館更新館がある。更新館には18,19歳のとき、東大受験で相部屋に宿泊した。そして通勤の散歩は農学部正門で終わる。坂が多くて狭い道。でも味わいのある下町だ。西教寺にも赤門があるんだよ。東大の赤門と同じく、徳川七代目将軍家斉の娘を嫁にもらった侍が建てたようだ。将軍家の娘をもらう時には朱塗りの門を建てるのが縁起がいいとされたらしい。 きょうは帰り道、言問通りから根津の駅前へ降りて行った。電車には乗らずそのまま谷のどん底をつき、坂を上り始める。谷中と上野桜木の間を抜け、坂を上りきる前に左へ折れると京成本線が地下に潜るトンネルから轟音を立てている。夜の墓地を歩く。霊気が漂っている。東大の動物実験の慰霊塔のようなものが谷中霊園の中にある。抜けて山手線、京浜東北線、高崎線、宇都宮線、常磐線、京成線とたくさんの線路をまたぎ、王子街道へ出る。少し行くと日暮里の駅前である。 1988~1990には本郷の郵便局裏にアパートを借りて住んでいたのだが、今度はまるっきり反対側を通勤で通う道に使っている。


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