四年間の役割が終わった。正確に言うと12/31までなのだが、みんなで集まって会議をやるのはこれが最後であった。最後の最後まで、気を抜けないことばかりが並んでいたが、ぼくの貫ける態度とぼくのできることというのは、ここまでなのだろうということだった。妥協の余地はあまりなかったが、それもやむなしということだろう。
入れ替わりで新しい風が吹き込まれている。最初はみんなやる気満々なのである。ぼくは最後までできたが、これはハイヤーパワーの力によるものであって、奇跡的だったかもしれない。四年間通しでできるほうがまれなようである。浜松のメンバーの健康回復を祈る。
水曜日になるとふだん会っている仲間に会える。今回の京都のように何らかの用事でそれが一回、あるいは二回と抜けると、そのありがたさにいたく感じ入ることとなる。ふだんから状況を知ってもらっているので、とりたててあれこれ一から説明しなくてもわかってもらえるし、あるグループでよく言われていることだが、ちょっと調子が悪かったりすると「ふだんと違う!」「調子悪いの?」などと、すぐ異変に気づいてもらえる。だから建て直しもしやすいのだ。うつ状態かもしれないと気づいたりして。ため息が多かったりしたら要注意である。原因分析と、自分が助けてあげられる人のことへの気持ちの切替が必要である。
悲願だったドイツ語検定三級、合格通知が今日届いた。うれしい。合格最低点が8点ばかり下がったようだ。つまり難易度が上がっていたということである。自己採点結果が芳しくなかったのもうなづける。しかし文章総合問題がほとんど満点に近かったので、それが功を奏したといえよう。前回の不合格以来、放送大学でドイツ語関連科目すべてを履修し、NHK教育テレビのドイツ語講座、そして今も早朝6:45のラジオ講座、聴き続けてきた甲斐があったというものだ。直前一ヶ月間の対策の勉強もよかったのかもしれない。あとじっくり勉強できる環境を与えてくれた東京大学本郷キャンパスの総合図書館にも感謝したい。
次はやっぱり英語だろう。世界のサービスを目指したい。自分の野望だけだと転んでしまいそうだが、それが奉仕につながるなら神様は赦してくれるかも。
石原都知事の辞任に伴う東京都知事選挙。事前下馬評通り、猪瀬直樹氏が当選した。昔から立候補し続けてきたドクター中松氏に当選してほしかった気持ちもある。都知事選はいつも泡沫と言われる立候補者が乱立するが、今回はそれほどでもなかった。
そして衆議院総選挙。自由民主党の単独圧勝となった。自民党の支持が増えたというより、民主党に失望した人たちが増えたのだと受け止めている。
ぼくはどちらの選挙も、原子力発電反対派には入れたくなかった。これだけ技術や予算を投入した発電所を全部止めるのはあまりに情緒的にすぎないかと思う。いまも避難の憂き目にあっている人たちを国が早急に手当てして、理性的に原子力発電の再稼働が実現できる日を望んでいる。いまは自民党に期待するしかないだろう。