石原都知事の辞任に伴う東京都知事選挙。事前下馬評通り、猪瀬直樹氏が当選した。昔から立候補し続けてきたドクター中松氏に当選してほしかった気持ちもある。都知事選はいつも泡沫と言われる立候補者が乱立するが、今回はそれほどでもなかった。
そして衆議院総選挙。自由民主党の単独圧勝となった。自民党の支持が増えたというより、民主党に失望した人たちが増えたのだと受け止めている。
ぼくはどちらの選挙も、原子力発電反対派には入れたくなかった。これだけ技術や予算を投入した発電所を全部止めるのはあまりに情緒的にすぎないかと思う。いまも避難の憂き目にあっている人たちを国が早急に手当てして、理性的に原子力発電の再稼働が実現できる日を望んでいる。いまは自民党に期待するしかないだろう。