ぼくの誕生日である。詩人の谷川俊太郎とかと同じ。年賀状の受付が始まる日でもある。高度経済成長の時期昭和40年は、東京オリンピックの翌年である。20代、30代、40代と確かに時間の流れが加速しているのを感じる。一年がとても早いんだよ。だいたいやりたいことは臆せずやっているつもりではある。あと何年あるからとか、あまり最近そういう考え方はしないようにしている。明日事故に遭って一生が終わる可能性だったあるからだ。そうするとけっこう楽しく生きられるようになったきた。
景気のよかった頃は航空会社がこぞってバースデー割引をやっていたが、いつの間にか全社とも撤退してしまった。まあ今日も普通の今日一日となるだろう。
今年も歳の暮れが迫る中、誕生日がやってきた。46歳である。失業と東京大学と結婚生活の中での年齢加算。なんとも複雑な気分である。思うようになかなかならないことが、ぼくの人生を楽しくアレンジしてくれる。いったいぼくはこれから先どんな暮らしをしていくのだろうか。必要なことをしていくのか、したいことをしていくのか、あらゆることが神様のはからいにより、うまく統合していくとよいと思う。
夏のパーティーでウェディングケーキを注文した本郷の近江屋洋菓子店で、今日はバースデーケーキを買って自宅に帰る予定。