昨年まで六年連続で議決権メンバーだったのだが、今年は何の役割も持たずオブザーバーとして参加してみた。
自分が手がけてきたことの結果が目の前で評価されている……という感触が持たれる。それは必ずしもよい評価ばかりでなく、むしろ歴史の段階は過去の否定と未来の止揚の上に成り立つのは必然である。不十分ではあったかもしれないが、自分にできるだけの最善を尽くしてきたつもりであり、いろいろな条件や状況に圧迫されている中で、苦渋の選択をしたときもあった。それを一刀両断で過去の否定がなされると、論理立てて答弁したくなる気持ちになる。しかし新しく引き継がれた人たちに責任は移っているので、ぼくがいまさらくどくどと話すわけにはいかないし、制度上それはできないことになっているのだ。
一時的な感情の流れや扇動で、一挙に流れがそちらに向くこともある。しかし新しいものだけが正しいとは限らない。不安の目で見守っていたが、時折原理や概念に立ち返って大切なものを守ろう!という声も出るので少しはほっとした。守られてきたものには、それなりの守られてきた理由があるのである。ぼくは後半保守的だったかもしれないが、いまの新しい運営者たちも次第に考え方が変化していくことと思いたい。
自宅は妙正寺川沿いにあるマンションで、周りもわりと最近の建築のマンションに囲まれている。すぐ隣にあった神田精養軒の工場も昨年閉鎖されて、跡地にはマンションが建ち、あっという間に完成のようである。
そのようなマンションとマンションの隙間から、西武新宿線が走っているのが見える。はるか遠くには代々木のドコモタワーが見える。かなり高いところに見えるので、ここはやはり土地の海抜が低いのだろう。昔は水害が頻繁だったらしく、今でも川が増水するとサイレンが鳴り響く。2005年9月の台風の時には、川の水が道路まで溢れていた。
この一月にマンション賃貸をまた二年更新した。これまで四年住んできたが、立地的に仕事にもミーティングにもパーフェクトな場所なのである。最寄の下落合駅は西武鉄道発表でも乗降者数が一万人そこそこで、都心にしては混雑度は低い。西武新宿線は本川越から西武新宿までの路線だが、他社線との直通運転がないので空いているのであろう。ラッシュ時の急行や準急は混んでいるが、各駅停車はそうでもないのである。
投資マンションを別に持ちながら自分は賃貸に住んでいるというのは、儲けをそのままつぎ込んでいるような気がしてならない。収入のちょうど倍額くらいをそのまま支払っているのだ。まあ、資本があるおかげで支払いが半分になっている……という考え方もできるが。一番いいのは、今住んでいるところが申し分ないので買ってしまうことだが、それにはちょっとお金が足りないのだ。悩ましいところである。もう一軒くらい投資用物件を探そうともしているのだが、不動産のためだけに持ち金をみんな投資してしまうのもちょっと危険な気がする。でも銀行に小金を置いていても利息なんて雀の涙なのだ。事業でも興すほどの行動力と闘争心があればまた別の展開もあるんだろうが、まだまだ修行が足りないのだった。
記憶に残る日となるであろう、大雪の国分寺であった。新しく新グループの代議員に就任したのだ。今年一年で後進に道を譲る気ではいるが、地区のサービスは当然続けていく所存である。
地域集会で議決権を持ったのは、もう何年ぶりのことだろうか。選挙の投票も楽しかった。新評議員も1人選ばれた。来週の全国評議会にはオブザーバーでちょっと覗いてみよう。
この火曜日、そして今日、一日置いて、連続で行ってしまった。
かなりの分量の中華料理だが、一律500円。チャーハンととんこつ角煮ラーメン、とか、マーボー丼とラーメン、とか。webで調べたら結構有名らしい。安すぎてつぶれるんじゃないかと心配したくなるくらいである。
店員さん全員ネイティブ中国人みたい。怒号のような中国語が飛び交っている。
安くてうまい王将よりさらにいい店かも。
「中野区立図書館をご利用いただきありがとうございます。
ご要望の件につきまして回答いたします。
図書館内におきます異臭につきまして、一概にそのことを理由として退館をお願いすることは難しいと考えておりますが、お客さまに著しく被害が及ぶ場合は退館をお願いすることもございます。いずれにいたしましても、個人差や人権に配慮することなど慎重な対応が必要と考えておりますので、ご理解・ご協力をお願いいたします。
これからも中野区立図書館のご利用お待ちしております」
ぼくは比較的図書館おたくかも知れず、地域内のかなりの図書館について情報を持っている。ところで中野の中央図書館。ゼロホールのすぐ隣にあり、比較的知られている場所なのだが、ここは浮浪者の侵入に甘くて有名。冬のこの季節になると、異臭を放つ人が必ずいるのである。よくまあ受験生や勉強をしている人がいると思うのだが、かなり離れていても匂ってくる。
別に司書の人に追い払えと言っているわけではない。そんなことは司書の仕事ではないからだ。福利を大切にするとすれば、運営者である中野区がガードマンを雇って追い払うようにさせるべきなのである。
浮浪者かどうかの判定が難しい……なんて言い訳はさせない。「明らかに臭い」人を追い出すだけで十分でなのである。今日も明らかに臭い人が三人いて、その近くの席は人もまばらになっていた。これを放置しているのは中野区の責任である。異臭を強制的にかがされるのは、暴力を振るわれるのに等しい。暴力を振るう人は法により排除されるではないか。声を大にして言いたい。そして中野区に投稿もしようと思う。
市谷で開かれた通信教育説明会に参加してみた。予想に反してすごい人数、こんなに教育を受けたがっている人が溢れているのかと思った。私大の五校が参加していたのだが、どのブースも個別相談は長蛇の列。そして全体説明はいちおう30分行なわれたのだが、あまり慣れていないと思われる担当者がぼそぼそ何しゃべっているのかわからない。当然のことながら、会場から「もっと大きな声でお願いします!」と叫ぶ人も出る始末。不況の専門学校業界とはえらい違いだ。
自分のグループの属する地区の委員会。そして大塚でミーティング。今年は第三土曜はたぶんずっとこの流れになるだろう。委員会人多すぎである。自分が議長だった頃は六人くらいだったのだが。この地区もそろそろ分割か。総評や国労は分割されて解体したが、ここは労組ではないので、分割すればそれなりに健全に活動が進むように思うのだが。
大塚や赤羽・成増は、土曜によく通った会場である。またこちらに生活の場が移っていく予感がする。
中野のマルカワというジーンズショップでハンパ物の処分市をやっているところに出くわした。ボタンが一つ取れているという理由で、ズボンが420円。ちょっと日焼けしているという理由で、トレーナー上下で210円。ほかは何も悪くない。両方買ってしまった。「裾直ししますか?」と、店員のお姉さんに明るく聞かれてしまうが、630円しか払っていないのに裾直しまでやらせるほどぼくの面の皮は厚くないのだ。試着だけさせてもらうだけで十分だった。
取れたボタンはポケットにちゃんと入れてあったので、帰って黒糸で縫いつける。トレーナーの日焼けは、うーん、別に外にトレーナー着て出歩くわけじゃないし、それに洗濯したらそのうち取れるかもしれない。救世軍のバザーより安かったかもしれない。
中野はほかにも、ブロードウェイ二階の「野崎コイン」で、東京メトロ回数券(160円券片×11枚綴り)を常時1500円で売っている。いったいぜんたいみんな儲けというものをあまり意識していないんだろうか?と不思議な気分になるくらいお得な町である。
いよいよグループ発足の日となった。ミーティングの参加メンバーはおよそ30名。順調なスタートとなった。旧知の仲間も多く、ここは同窓会か?みたいな。ステップと伝統を中心に、プログラムが進められたらと思う。
年末年始の休みは長い、という固定観念があり、ゆったり過ごせるつもりでいるとたいていあっという間に休み最終日を迎えている。当然のことながら、休み中にやっておこうと考えていたことはほとんど終わっていない。今回も予想通りそうだった。明日はうちの職場の仕事始めである。
やるべきことを保留せずに今やればいいのだ。それだけの話である。ふつうの平日が巡ってくると、いつも今やるようにしている。だから持ち越しがないのである。休みが迫ってきてなんとなく緩んでくると、休み中にやればいいか……みたいな気分が襲ってくるのがよくない兆候なのだ。休みが迫ろうが、明日から仕事だろうが、きょうも仕事だとしても、やるべきことを保留しないのがスケジュールをこなすコツかもしれない。