昨年まで六年連続で議決権メンバーだったのだが、今年は何の役割も持たずオブザーバーとして参加してみた。
自分が手がけてきたことの結果が目の前で評価されている……という感触が持たれる。それは必ずしもよい評価ばかりでなく、むしろ歴史の段階は過去の否定と未来の止揚の上に成り立つのは必然である。不十分ではあったかもしれないが、自分にできるだけの最善を尽くしてきたつもりであり、いろいろな条件や状況に圧迫されている中で、苦渋の選択をしたときもあった。それを一刀両断で過去の否定がなされると、論理立てて答弁したくなる気持ちになる。しかし新しく引き継がれた人たちに責任は移っているので、ぼくがいまさらくどくどと話すわけにはいかないし、制度上それはできないことになっているのだ。
一時的な感情の流れや扇動で、一挙に流れがそちらに向くこともある。しかし新しいものだけが正しいとは限らない。不安の目で見守っていたが、時折原理や概念に立ち返って大切なものを守ろう!という声も出るので少しはほっとした。守られてきたものには、それなりの守られてきた理由があるのである。ぼくは後半保守的だったかもしれないが、いまの新しい運営者たちも次第に考え方が変化していくことと思いたい。
2/9に地区のミーティング場の地図印刷、そしてそれが終わって板橋の仲間のバースデー。2/10は多摩の中間施設へ司会ボランティア、夕方仲間にステップの分かち合い、そして中野でスピーカーを聞くというスケジュール。そしてきょうは久しぶりに一日休みである。依頼されていた原稿を書いて、仲間にチェックしてもらう。夜はグループのミーティングだけだ。
明日から二日間、千葉の本部で泊まりの放送大学スクーリングである。スクーリングの日程は何ヶ月も前にスケジューリングされてしまうので、そのころどんな状況とか忙しさなのか、想像できずに日程を入れてしまう。二月の半ばなら学校の仕事も終わり、死ぬほどヒマだろうと踏んでいたのだが、やはり予想は予想でしかなかった。
ゆっくり眠れるのはいつの日か……。
ぼくが全国評議会デビューしたのは2002年の第七回だったが、そのころは深川のB&Gホテルでやっていた。それが川崎に変わって約十年。来年から千葉らしいので、最後の川崎開催である。まるまる一日オブザーバーで参加。いつ来てもこの全国大会は楽しい。
長く続いた深川開催と川崎開催を経て、今回新習志野に場所を変えて新しい評議会が始まった。オブザーバーで三日間参加した。
初日にはNPO法人の総会にも出席。こちらは法的にクローズド。いままで委任していたが、今回は実際に出席した。終了後いよいよ評議会の本会議開催である。理事から事業の報告と、今年度の活動計画の説明がある。じっくり聞いて初日は終わり。
二日目は分科会。最近ぽつぽつと自分のスポンシーたちが評議員になって参加している。時代が流れたものだ。自分が評議員デビューした時からもう10年以上過ぎているのだから。
夜は再び全体会議。採決が始まるとだんだんみんなexciteし始める。評議員の本領発揮である。
二日目の終了が22:00を過ぎて、三日目が朝9:00からなので、幕張のネットカフェで一夜を過ごす。ネットカフェは初体験だ。眠れない夜を過ごして、再度評議会会場へ。
最終日は採決が続き、15:00に終了。常任理事も全員無事信任された。
役割から離れて5年が過ぎたが、仲間のサービスに対する熱意にはいつも興味がある。フォローできるところはしていきたい。
● すらっしゅ [お疲れ様でした。自分が今日を生きていられるのも、メンバーの支えによってだと改めて感謝しています。]