久々に授業だったのだが、なんだかとっても疲れた。何がどうということもないのだが、一日中就業しているというだけでもけっこう疲れるのである。連休明けに事業所で事故が多いというのもうなづける。
でもまあ自分が社会で仕事をできているというだけでも十分な気もしてくる。多くは望まず、手の届く範囲のことを地道にやっていこう。
仲間が集まっている前で話をするのを「スピーカー」と呼ぶ。ありがたいことに今回も声がかかった。前回は去年か一昨年かと思っていたが、話によるともう三年前ということである。時間がたつのは早いものである。
今回は当初の頃の、遠征メッセージ活動の話を中心にした。あっという間の20数分であった。京急久里浜駅から京急バスにみんなで乗って、トンネルを超えたり(岡便)、船着場を経由(海便)したりして、病院敷地に向かったことを思い出す。日曜の夕暮れがせつなかった。三鷹に場所を移しても同じようなものだった。それがしかし力をくれたのである。
午後四時前にプログラムは終わり、仲間と明大前まで徒歩で移動。夜のミーティングを終え、連休もこれで終わったのだった。
生きる方向が変わって、何年記念、というミーティングがある。今日はグループのミーティングがその日であった。非常に苦労し続けた仲間が、ついに難関を突破して一年を迎え、またともに両輪として歩んできた仲間が十年の区切りを迎えた。椅子が足りなくなるくらいの盛況なミーティングであった。
基本的にミーティングは過去を振り返る場であるが、こういう区切りのミーティングでは、当該の仲間と自分とのかかわりを特にスポットを当てるよい機会である。つらつら思い出してみると、やはり個人的な仲間との関係は、自分の新しいこのしらふの生活と、切っても切れない密接なかかわりである。この仲間の輪の中にたどり着くまでは、たいていみんな孤独に生きてきたのではないか。それを思えば、こうしてみんなに囲まれて、ある程度はやりたいこともやれて、そこそこの幸せが手に入っているというのは、長足の進歩なのではないか。
仲間も自分も全体サービスに関わった一区切りがもうすぐ終わる。しかし次から次に「やるべきこと」が湧いて出てくるので、なにも見つからなくなることはまずなかろうと思う。
あまり大きな声ではいえないのだが、このバイク、譲り受けた直後からスピードメーターの回転を伝えるワイヤーケーブルがぶち切れていたようで、メーターが動かなくなっていたのだ。走行に支障はないのでほったらかしにしていたが、感覚でしかスピードがわからないし、燃料補給の目安である走行キロ積算も回っていないので、いつガス欠になるかもわからない。そしてやはり(大きな声で言えないのは)、整備不良は反則金対象なので、点数は引かれなくても、つかまったら金を取られるのである。
燃料計がついてないバイクのガソリンの量を調べるには、(1.)タンクのふたを開けて中を覗き込む、(2.)押して歩くときにバイクの重さを腕で感じ取る、(3.)ゆさゆさ揺らしてガソリンのタプンタプンいう音を注意深く聞く、と三つの方法があることを経験的に知った。いや、そんなことはいいから修理せい、っちゅう話だね。
自宅そばにホンダドリーム新宿店がある。大して高い部品ではないから、今回は純正を選択しようと思った。こないだ電装で六万ふっかけられたバイク屋にはもちろん二度と門はくぐりません。ホンダドリームはとてもにこやかで親切な対応。部品納入で電話をくれて、きょうバイクを持っていき、ものの10分でケーブル交換してくれた。ささっと試乗して、タイヤの空気も入れてくれて、大きな声で挨拶してくれる。あーなんか幸せなお客気分。工賃込みで2,000円ちょっとだった。これで晴れて、スピードがわかるバイクになった。当たり前のことなのだが……。
今年もまたメーデーが巡ってきた。雨である。傘を差してデモ行進であった。ほかの、具体的な不当労働行為などの事件の抗議集会と違って、ぴんとこない。そりゃそうだ、個別の問題ではなく、十把ひとからげの闘争だからだ。
まあでも全労協系すべてが集まることに意味があるのかもしれない。昼過ぎに解散。日当が出る大手組合もあると聞き、仰天である。
二月に行なわれた全国会議の報告書を、五月の第三水曜に発送しなくてはならない。本来だったら担当者にやってもらうのだが、今年は担当者不在で、議長はオールマイティーでやる役割なのだった。
とはいっても時期も迫っていて、ほとんどは常勤者とボランティアスタッフにやってもらった。ぼくの役割は中味のチェックである。何年か関わってきたので、どこが変とか、何が足りないとかはすぐわかる。今年の議題の中心であった企画案件もほとんど把握していたので、割りあいスムーズにチェックと修正ができた。
まあこれであとは、アンケート集計と目次のみである。レポート未提出者の原稿が揃い、連休明けに印刷会社に発注の段取りである。
来年からはこの会議で自分の椅子がないと思うとちょっと寂しいが、もらった分はまた別の場所で返していけば良いのだろう。
きのうバイク用のサングラスを買った、高田馬場1丁目のスーパー「オリンピック早稲田店」がなんと火事で燃えてしまったようである。ネットでニュースを見たら、ぼくが買い物をしたのが午前11時30分くらいで、燃えたのが夕方4時半くらいのようだ。あそこは今日もそうだったけど、客の数に比べてやたら店員が少ない。万引き防止などほとんど対策してないんじゃないかというくらいに無監視状態なのだった。以前、自分の職場の名札をうっかりつけたまま店内に入っていたところ、客がぼくを店員と間違え、いろいろ聞かれたことがある。人件費を節減しての結果なのだろうが、結局それで子どもの放火を招いてしまったようだ。
ひとつはバイクの修理。安く合理的に修理が済んだようで、一か所目の見積もりは六万近くかかるといわれたのだが、二か所目ではなんと工賃含めて一万円である。なんで??な感じ。一か所目に頼まなくて本当によかった。木曜日の午後にバイク引取りである。
もうひとつは傷害保険の支払いである。教習中の腰をひねってしまった事故。これも一か所目の契約会社はほんの一週間で審査が終わり支払われたのだが、二か所目は本当にてこずった。まるで犯罪者から聞き取りをしているかのような印象で、長時間電話で聞かれるなどむかっ腹が立ったが、一ヶ月近くたってようやく支払われるようだ。大した額ではないのにね。
今回のこの二つでは、会社によってすごい差があるということを思い知った。だからこそ法人で何か注文するときも、合い見積もりが原則なんだね。社会勉強の日々である。
悪いほうの対応だった会社名をここに晒して一矢報いたいところだが、大人気ないのでそれはやめておこう。そういう対応ばかりの会社は、そのうち口コミで悪評が広がり、自滅するだろうしね。
早朝と言っても午前10:00だ。司会を引き受け、やらせてもらう。思ったほどの人出ではなかった。地味なミーティング。テーマは「初心」にさせてもらった。それでも全員に回らないのがちょっと残念である。
終了後近くのデニーズでお茶。渋谷警察のすぐそばである。きょうはそのあたりの話もさせてもらった。渋谷と下北は古戦場である。でももうあれから20年近く経過している。
いったん帰宅し、夜はまた世田谷へ行く。質より量と言い続けて幾年月である。歩け歩けのプログラム。
オークションで購入したバイクの調子が非常に悪い。ウィンカーもつかなくなり、スピードメーターもやられた。エンストは頻繁だし、もうなんか走るだけという感じ。今日修理ショップに持ち込んでみたが、全部直すと最低六万円はかかるといわれた。本体価格の倍である! そこで頼むのは見合わせ、ネットで調べた修理ショップでも現在見積もり依頼中。些細な故障なら気にせず乗るのだが、ウィンカーつかないと整備不良でまた切符切られそうだし、だいいち危なくてしょうがないよ。
保険も入ったばかりなのだが、こちらは単車を買い換えた場合は、車両交換扱いでそのまま中断・継続できるようだ。さすがは全労済である。電話の対応はよいし、民間保険会社とは違う。
修理するか、買い換えるか、廃車にして自転車生活に戻るか……、人生が思い通りに進まぬことに感謝しております。まあ、調子に乗らないで済むということで。