東京大学大学院情報学環教育部研究生の一次試験を受験。筆記試験2時間。往年の大学入試を思い出させる。東大の記述試験はA3タテのでっかいマス目か大ぶり罫線の解答用紙なのだった。学部の一般入試は、選択科目の部分をハサミで三角形に切る。今回はとくにそれはなかったが、選択した問題の記号を書き込む欄があった。
感触は…。今回も渋いところだった。自信を持って書いた解答も、直後に確認してみたら国名や出版社名、著者名など基本的な部分を間違っていることに気づく。減点だろうなあ。まあそう甘くはないのだった。
来週一次の発表があり、二次試験へと進む。足を切られたらまた別の選択肢を探すことになろう。
ちなみに研究生というのは正課生ではないので、正式な大学院生ではない。だから研究生は、所属している正式な学部や大学院があり、あるいは社会人だったりしながら、教育部で研究するという主旨なのだ。でもやっぱり受かりたいところ。
評議会や地域のローカル集会が連続する。ぼくの役どころはなんとかやりおおせたと思う。そしてグループに戻り分かち合い。スポンシーたちに支えられている上に、尊敬する先行く仲間がずらっと目白押しに訪問してくれる。ミーティングで並んでいた仲間のソーバーは一列だけで合計80年くらいあったかもしれない。
井荻で皆で夕食の時間。岐路は迫ってくる。全力は尽くす。人生の並木道。
日々過ぎて行く時間の早さをひしひしと感じる。春宵一刻値千金という七言句があるが、まさにそんな感じ。受験用の学習時間が限られているからそう感じるのかもしれない。しかし探していけばたくさん時間があるのも事実。時は平等に刻まれている。
やはりここは与えられている役割や、進んで提供したい時間のことなど、優先順位が問われている感じがする。そして喜んで手放そうとした瞬間に、それは価値をもって戻ってくるのであった。抱きしめて手放すまいとすると皮肉にも手からこぼれていく。まるであなたの心のようだ。あなたとともに生きるには、奉仕することを考えるのが近道かもしれない。
メトロの定期券が一ヶ月経って切れたため、今度は東武東上線のときわ台←→池袋間で購入。これで自転車の寒い運転から解放される。小竹向原だと自転車だったが、ときわ台だと歩いていけるのである。とは言っても徒歩15分。下落合の頃の徒歩3分は近かったなあ。
しかし東武は途中駅の使い手があまりない。大山のハッピーロード商店街に下車するときぐらいだろうか。北池袋も下板橋も中板橋も何もない。まあ池袋にすぐ出られれば、あとは丸の内線やJRでどこにでも行けるからなあ。
今月は実家に帰る期間もあるし2月は28日までしかないので、定期券があまりフル使用できないのだ。でもバイクに乗れるにはまだまだ寒くて、やはり定期で出かけたいところ。
仲間と会う用があり浅草へ。少し早く着き浅草寺境内に入る。日曜の浅草はすごい人出だ。先日の不合格の落ち込みもあり、少しブラッシュアップしたいところ。門に入るとお香を焚いていて、まずはそれを髪の中にまぶす。護摩焚きとかって不思議な風習である。西新井や川崎の両大師でも見た覚えがある。げんをかついでちょっと安心する。厄除けにも通じるのかもしれない。
おみくじも引いてみる。キリが良く第十番。抽斗から出してみたらなんと「大吉」。大吉引いたのなんて一生で初めてかもしれない。いっぱいいいことが書いてあるので引用してみよう。
「過去の不幸や多くの悩みも消え去り、良いことが起こるでしょう」
(Bad old things will turn into happiness.)
「新しい望みが出てくるとともに、財産も充実することでしょう」
(New hope appearing, you will get treasure.)
「雲の上に望みを求めるように、高い望みを求めてごらんなさい」
(You can find hope on the cloud in the sky.)
「枯木も春には花が咲くように必ずや繁盛することになるでしょう」
(Just like dead trees bloom flowers when spring comes, everything will be prosperous.)
全部英訳付きなのがまたすごい! インターナショナル浅草寺である。
上記以外にも「願望」「病気」「失せもの」「待ち人」「新築」「縁談」「旅行」「付き合い」などみんな、叶うでしょう、現れるでしょう、すべて良い結果となるでしょう、のオンパレードである。なんだかだんだんそんな気になってくるから不思議だ。来年は東大医学部の大学院に受かって、卒業後ハーバード大学に留学できるような気がしてきた!
まあともかく目の前にあることを地道にやっていこう。
きょうは第一スポンシーのバースデーの司会をさせてもらった。あまり自助団体の話はここに書かないことにしているのだが、きょうはちょっと特別な感慨であった。集まっているメンバーも多かったし、自分の中のモデルケースという気がする。
いろんなことが人生には待っているが、乗り越えられない試練はない。仲間がそばにいるから、何もかも受け入れられるのである。
一緒にやっていけることを誇りに思う。
残念ながら、東京大学農学部生物環境工学専攻への学士入学試験(三年次編入)受験の結果は不合格であった。全力を尽くしたことに悔いはなく、また応援いただいた皆さんには感謝の意を表したい。そしてハイヤーパワーの意思と配慮は、この入学を進めなかったということであろう。ミッションはおそらく他にあるのだ。
一ヶ月そこらの準備で入れてもらえるほど東京大学は甘くはなかったということである。しかし次を目指してまた立ち上がり、ピンチをチャンスに変えて努力していきたいと思う。
少し陽気が戻ってきた一日だった。心なしか街の人出が多いように感じた。山手線も混んでいたし、荻窪も新宿も大久保もすごい人出。不思議な感じ。
人にあまり言えないようなことを次から次へと進めている自分。これもまたミッションかもしれない。自分の役どころというのがあるのである。たまには泥をかぶる必要もある。そして楽しみを密かに挙行する自由もある。組織活動をずっと続けてきたことの成果が現れるのかもしれない。
そしてまた自分の拠点に戻るといつもの仲間の顔。ここにいれば救われる。きっと続きがある。
きょう郵送されているはず。明日か明後日か日曜あたりまでにはわかるだろう。そうするとまた次の羅針盤を回すことになるであろう。
試験が終わったし、自由に勉強できる。とは言ってももう一つ受けるのでその準備も始めなくてはいけない。メディアリテラシーについて論じられるようにしておかなくてはならないのである。あまり情報に対して敏感なほうではなかったし、テレビも放送大学以外は滅多に見ないので、一般常識は弱点でもある。「現代用語の基礎知識」とか「イミダス」とかを、今日図書館で日がな一日眺めていたが、これって記事にけっこうバイアスかかってるよね。自分の専門の領域に関係あるトピックを読んでみたらそう感じた。学識者の署名記事が多いので致し方ないかもしれないけど。
図書館通いはもう少し続きそうである。午前中は少なくとも毎日行くことにしよう。
年末の日曜に引き続き、今日も朝から仲間の共同体のために全霊を捧げる一日であった。
まずは集会。のっけから怒号が飛び交う中、あれやこれやとまとめていく。タイムキーパーにも専念。昼をはさんで再開。またも怒号。こういうの消耗するんだよね。あとサービス体系の分かれ方のわかっていない仲間の発言など。でも絶妙の助け舟も入りながらなんとか決議へ。疲れていて数が数えられない。いやほんと。基本的な知能が落ちて行くのである。でも結局点呼方式でうまく終わる。
夜は仲間と井荻に移動。自分の経験を少し長めに話す場がセッティングされた。このステップの話(this message)をみんなに伝えるのだ。九州、新潟、西巣鴨といったところでたっぷりと話して回り、スポンシーにもたっぷり伝えているのに、自分の足元のホームグループでこのメッセージをまとまった時間話すのは初めてだったのではなかっただろうか。およそ50分話して、仲間からの質疑も受け、無事終了。山口の仲間も来てくれた。わたしは幸福な生きる喜びを伝える責任があるということで締めくくる。
たいへん体力的には疲労したが、心地よく眠れそうである。いろいろあったが終わりよければすべて良し。自分の言動がひょっとしたら仲間に役立ててもらえるかもしれない。希望のメッセージになったことと思う。
三年次への学士入学の試験を受験した。内容は公表できないけど、厳しい質問もあった。ヤマは外れるが、この何週間かの成果はいくらかあったと思う。感触、手ごたえとしては五分五分だろうか。根拠は何もないんだけど直感的に。
人生を問い直されている感じがする。まさにそうなのだ。新しい人生、新しい生き方。目の前のことができなくては先のことはなおさらできぬ。なんだか夏目漱石の小説の主人公になったような気分である。時代は100年くらいあとだけどね。三四郎池のほとりで微笑むことのできる近未来を望んでいる。
● まさよ [試験の結果がどうだったのかと思い、また拝見しました。 そんなに人のことが気になるんだったら、いっそ自分が勉強をやり直..]