少しずつ、どう振舞えばいいのかとか、ここで何を言えばいいのかとか、自然に気がつくようになってきた。それには、この一年少々の経験と、対話したメンバーとのやりとり、苦楽を味わったことが、非常に大きく作用しているように思う。
そして、言ったことは、確実に実行していかなくてはいけないと、思うようになってきた。信頼されているという感じもつかめてきた。そのあたりがとてもうれしい。
サービス活動と議論の天王山。役割が続いたこともあり、今年で5回連続の参加になった。副議長という立場と回答者。体調のあまり良くない中、しかしながら気力は十分だったのだが、何度も何度も回答しているうちに、だんだん疲労感も。まあしかし、結論はみなすべて落ち着くところに落ち着くといったところか。先を急ごうとすると継続審議となるし、ゆっくり意見を聞こうとすると何も出てこなかったりして、作為的なコントロールは不可能であるというか、道筋はやはり神様が示してくださるという感じがした。
川崎での全国評議会が終わった。トピックについてここに速報でも書きたいところだが、立場上いろいろと難しいこともあるので、それはやめておこう。感想のみにする。
時期的にも体調が良くないときに当たることが多い。今年もちょっと不調ではあったが、精神的には好調であった。
任期の遇数年は勝手もわかっているし、余裕をもって対応できる。評議員なら2年目、理事なら2年目、4年目は、担当の流れが把握できているからである。
自分の感情と回復が試されているように思える場面もあったが、積み残しもなくすべての審議が終了。充実感でいっぱいである。当自助グループにつながっていて、これを味わえるのはサービス従事者の大きな特権だと思う。
全国評議会にオブザーバー参加。発言できなくなって三回目。寡黙に聞くだけというのも少し慣れてきた。言いたいことは特権のある人たちがだいたい言ってくれる。良心が伝えられるであろう。
推薦した仲間が理事になり、まずは一安心。これからは当面サポートに徹しよう。
評議会や地域のローカル集会が連続する。ぼくの役どころはなんとかやりおおせたと思う。そしてグループに戻り分かち合い。スポンシーたちに支えられている上に、尊敬する先行く仲間がずらっと目白押しに訪問してくれる。ミーティングで並んでいた仲間のソーバーは一列だけで合計80年くらいあったかもしれない。
井荻で皆で夕食の時間。岐路は迫ってくる。全力は尽くす。人生の並木道。