九月最終週より業務再開。後期の授業はDTPとインターネットである。みなさんにできるだけのことを伝えたい。技術で経費は削減できるのである。
日本にアルコール依存症の自助グループの方法を伝え、初期のメンバーと共に歩いたアメリカの神父さんの追悼ミサが四谷で行なわれた。享年77歳だそうである。直接、間接、この人が命を救った人の数は幾千、幾万人にも及ぶことだろう。ぼくのいのちもその一つである。
静かに小雨の降りそぼつ夕方、ミサは終えられた。カトリック信者でないメンバーもたくさん来ていた。一般会葬者も最後には全員焼香をし、会場をあとにした。この想いと祈りがあとに伝えられるよう、われわれは活動を続けていかなければならない。
=自分より偉大な力。higher powerということである。
今日は運がよかった。雨から逃れられた。昼下がりのひと時を豪雨が襲ったが、ぼくが(傘も持たずに)自転車に乗って、図書館から帰ってきて、マンションの建物に入ってきた瞬間、ザーーッと。東京にいた人はみんなびっくりしたと思う。ぼくもびっくりした。
夜もそう。杉並の和田でミーティングに出てから、新宿に出て夕食。西武線で帰ってきて、下落合でパラパラ始まって、やはりマンションに着いた途端、ザーーッ。今もすごいよ。妙正寺川が溢れかえっている。
歌舞伎町でちょいと遊んでいこうかなという気持ちもよぎったのだが、帰ってきて正解だった。
運がいいとハイヤーパワー、運が悪いと日々の棚卸し。これでよいように思う。バイクでミーティング来ていた仲間、濡れなかっただろうか。
グループのセミナー、今年はしゃべらせてもらった。ステップ10と11。日々の棚卸しと祈りである。なんだか過去の話ではなく、現在どうやって生きているかばかりを集中して話した。けっこうみんな真剣に聞いてくれていたように思う。
終わってから目白のマックでお茶、そして明大前へ移動。
もうこれ以上きょうはもう何もないという感じである。充実した日曜でした。
スポンシーをたずねて何千里。新しい仲間とのふれあいが自分のソブラエティーを確実に育てていく。こんなことでもなければ、わざわざ出かけていくことはないに違いない。
プログラムを組む相談に乗り、一緒に歩く場所も指定してみる。こうなるともう自分が休んだり、適当にやることはできないんだな。ひとに「こうしたほうがいい」と示す以上、自分もそれをやることになる。助けるように見えて、自分が助かっているというマジック。
今年も秋の長雨である。そして台風。赤羽で買った雨靴が活躍。しかし、一日中、慣れないゴム靴で歩き回ると、足の裏が疲労する。でもやはり雨が楽しい。きのうは立川の駅前で傘を拾ったし。思ったより立派な傘。
雨の中、一週間ぶりの杉並へ。いきなり指名される。自分に正直に話しているだろうか。仲間を信頼しているだろうか。人の問題と自分の問題を切り分けているだろうか。できることをきちんとやっているだろうか。最近ちょっと疲れております。
ある会社の解雇争議の裁判傍聴のため、東京地裁へ。荷物検査とか、いろいろ年々厳しくなっていくのを感じる。隣にある国の建物の喫茶室を利用しようとしたが、身分証明書の提示を求められ、バカらしくなって入らずに他へ行く。結局みんなでゆっくり気にせずお茶を飲めたのは、日比谷公園内のカフェだった。
まあいろいろと事件が起きるから厳しい対応になっていくのだろうが、関係者は何のチェックもなくすいすい入れているのをみると、格差とか差別とか、そういったことを感じる。日本にも階級は確実にある!
裁判所の帰り、夜のミーティングまで時間があったので歌舞伎町に出たところ、新世紀エヴァンゲリオンの新劇場版の上映時間にぴったりだったので、映画館に入った。平日の昼間だというのに、なんという人の数。きみら、仕事はしてないのか? でもなんとか座れたのでよしとしよう。
過去完結したエヴァの、最初の1/3の部分のリテイクのようだが、シンジが第三新東京市に出てくるところや、最初の使徒に迎撃する部分は、ほぼテレビ版と同じだった。だがヤシマ作戦やそのときの使徒の形状(変化)などは大きく変わり、作りこまれている感じがした。
シンジが綾波を助けてプラグから救出し、渚カヲルが登場したところで、この「序」は終わる。こうなるとやはり次を見に行かなくてはいられないね。
26年の仲間の祝いに、立川へ。いろんなところへグループを作ったり、やってきたことの話を聞く。自分に正直になるプログラムの威力と、完全なハイヤーパワーへの信頼を改めて感じた。
灼熱の毎日に比べたら悪くはないが、バイクも自転車も、ちょっと乗りづらい。いつ大雨になるかまったくわからないからだ。結局傘を持ってうろうろしている。しらふになって最初の夏(1994)が、今年に似て猛暑日の連続だった。まだ工事中だった井荻トンネルの横の環八・西武新宿踏み切りが渋滞してて、原付で渡るときに死ぬほど暑かったことを思い出す。仲間が「暑いとビールに気持ちが行くんだよなぁ」とよく言っていた。真夏の日々には要注意。
明日から北海道に旅行である。宿泊研修会。二泊プラスパックの一泊。帯広のあたりは初めてである。本当だったら電車か何かでゆっくり行きたいところだが、飛行機がはじめての仲間もいるので、羽田あたりからすこしエスコート。
北海道もすこし曇天模様だが、こちらよりは少しは涼しいかもしれない。
すこしやることも落ち着いてきたので、念願のバイク遠乗りを何日かに分けて実行した。
まずは山のほうへ。一番近くて自然が多い山といえば、狭山湖・多摩湖のあたりだろう。東村山を越えると「これが東京都下?」と見まがうような田園風景である。南側から山道に入っていこうとすると、なんと二輪車終日進入禁止。あの道も、この道も。ぐるぐるまわってみたが、結局西武球場と芋窪を突っ切る真ん中の道しかバイクは通れないことがわかった。なんてことだろう。かなりのカーブが続くから危険防止なんだろうとは思うが、残念。たしかのあの九十九折(つづらおり)をまともに転ばずに走ろうとしたら、30km/hくらいしか出せないだろうけどね。
でも西武球場南からの貯水池の風景はなかなかよかった。電車だとここまではなかなか来れないだろうなと思った。
そして、今度は海。目標は茨城の太平洋側まで出ることだったが、距離がありすぎる。泳ぐ気はないので、東京湾で手を打つことに。
勝どき・月島から晴海方面へ。国際展示場やお台場。よく都バスの一日乗車券で来たところだ。しかしながらバイクがあると(当然のことだが)好きなところに、好きなだけいられる。炎天下を歩き回ることもない。立体交差が多く、原付通行禁止の道もいくつかあったが、二輪免許を取ったおかげでどこでも入れる。ただ、湾岸は大型トラックが多くて、別にあおられているわけではないんだが、うしろにぴたっと着かれると気持ちよくないね。
レインボーブリッジは本当に変な形だ。目が回りそう。270度曲がったりしないで、どうして素直に90度のカーブにしなかったのだろうか。50キロ制限になっていたが、やはり二輪はカーブは怖いという気がした。
春の選抜優勝校の常葉菊川が負けたようだ。ちょっとした賭けをしていたのだが、残念ながら敗退。明日は決勝で、なんと佐賀北高校が生き残っている。ぼくは出身が福岡県なので、九州勢が勝ち残っているというだけでもうれしい。広陵も西日本だ。今年の高校野球は西日本優勢のようだ。これが終わると夏も終わるという気がする。
近くのミーティング場で、仲間のバースデーがあった。神楽坂や茨城の高萩での合宿研修会が思い出される。あれからもう五年。人の時計は早く回る。自分の時計はなかなか……ね。
椎名町の会場は、実は自宅から一番近いのかもしれない。次は目白? 新大久保? そして早稲田や沼袋。近いところというのは意外と近寄らないものである。三鷹や調布にいたときもそうだったが。
杉並の救世軍で土曜のバザーが開かれている。シャツを三枚購入。仲間がたくさん働いているので、気楽に入っていける。しかも最近は火曜日にミーティングもやっているので、バイクで行っても道に迷わなくなった。お盆明けなせいか、すこし空いていた。
はいている靴がみんな磨り減ってきて、雨が降ると水がしみこむようになってきた。ブーツにするかふつうの革靴にするか思案していたが、革靴の防水もあまり日が持たないと知り、赤羽のイトーヨーカ堂でショートレインブーツを購入。要するに、ちょっと短めの雨靴である。雨靴・長靴は、子どもの頃以来ではないか。これで雨の日がちょっと楽しみである。