ぼくが全国評議会デビューしたのは2002年の第七回だったが、そのころは深川のB&Gホテルでやっていた。それが川崎に変わって約十年。来年から千葉らしいので、最後の川崎開催である。まるまる一日オブザーバーで参加。いつ来てもこの全国大会は楽しい。
自分としては、この冬予定していた新年度入学試験の日程は、本日ですべて終了した。昨年初頭から2011年いっぱいまでは、研究生の入学許可以外は入試はすべて不合格だったので、この冬はなんとしても巻き返したい。何が何でも東京大学の正規学生になるという強い意志で臨む。結果が出ているものも実はあるが、来月にはこの場で確定情報を発表したいと考えている。
入学試験が終わったので、ようやく好き勝手な科目を勉強できる。純粋に興味だけで勉強できる幸せを味わえるこれからの二ヶ月である。
先日の英語検定一次試験のダブル受験は、予想通り準1級は不合格、2級は合格であった。感触と自己採点通りだったと言える。2級の二次試験は2/19(日)だ。英語だけの面接口答試験。準2級に続き、また高校生に混じって受けてくる。
本日は雇用保険の失業認定日。池袋のハローワークへ行き、求職活動をしたという報告文書を提出し、失業認定を受ける。ものすごい人数である。どんどん失業者が集まってきて、受付が滞るとあっという間に失業者の順番待ち行列ができる。不況と解雇が日常的な風景なのだろう。
ぼくは昨年四月末に認定されてから、今のところおよそ270日を経過している。330日の満了まであと二ヶ月なので、認定はあと二回の見通しである。3月下旬に最後の認定になる予定だが、いつまでも失業者というわけにはいかない。大学か大学院に正規学生として入学するか、就業するか訓練などを受けるか、いずれにしても四月からの新年度は新しい生活を始めたいところである。人生はいかなる方向に向くのだろうか。われわれは神様の計画の上で、転がっていくのである。
試験ばかり受けている自分。本日は英語検定の一次試験だった。前回準2級に合格したのを気をよくして2級と準1級をダブル受験してみた。さすがにこのくらいの級になってくると大学生や社会人が多く見受けられる。しかしながら高校生もかなり混じっている。最近の高校生はインターナショナルなのだろうか。ぼくは英語はずっと不得意だったからなあ。
準1級はけっこう手ごわい問題が多く、TOEICやTOEFL並みのレベルだったかもしれない。英作文も出てきたので驚いた。しかしまあ毎日英語の勉強をしているので腕試しでもある。それに比べると2級はやさしく感じられた。全国の優秀な高校生を抜いてやろうという意欲に燃えている。
一次が合格したらオール英語の面接である二次試験をまた受験することになる。リスニングを中心にがんばっていこう。
この冬学期に駒場で聴講させてもらった基礎数学の定期試験が行われた。範囲は広く微分積分、線形代数、離散数学、最適化など。工学の基礎に数学があるのである。物理のための数学は自然科学の真髄という感じがする。
問題はかなり手ごわかった。しかしながらじっくり取り組んでいけばいずれも履修範囲のものであったことがわかる。線積分と留数定理をかなり演習していたのだが、その手前のコーシー・リーマンの問題辺りでつまずく。前提のf(z)さえきちんと出ていればあとは2πiかけて代入して楽勝だったのに…とか。後悔は高慢の証左。できたはず、は、できなかった、の否認にほかならない。
変数変換と行列の対角化で基礎数学はほとんどやっつけられるとわかり、解析と代数の威力を知る。あとは統計学をマスターできれば怖いものなしだ。
仲間のバースデーの司会を頼まれて川崎市の多摩区へ。平日に時間単位でレンタカーを借りたのは初めてかもしれない。環八、甲州街道、鶴川街道とドライブしていく。夕方の時間だったが意外にも道路は空いていて、定刻より30分くらい前に到着。以前夏にバイクで多摩川を渡って来たことがあったのを思い出した。
仲間は10年の記念。埼玉、千葉、神奈川、山梨など関東各地からみな駆けつけている。当人の軌跡がわかる気がする。テーマを「グループ」にさせてもらった。あっという間の一時間半。
帰りは他のメンバー二名を便乗させて帰宅。川口で車を返し、自宅に戻ったらもう23:30を過ぎていた。久しぶり長時間体制となったが、心地よい疲れで一日が終了。
仲間のパーティーに招いていただき、ギターを演奏しながら一曲歌わせていただいた。一週間前にリハーサルもやったので、特にトラブルもなく終了。こういうことはなかなか与えられる機会もないし、長いこと横に置いておいたことなので、久しぶりの感覚がある。すでに反骨や主張のための歌ではない。音楽の楽しみというのも味わえる段階になってきたのかもしれない。
パーティーではスピーチもさせていただいた。身の回りで次々とこうしたことが起きている。幸福の連鎖反応と言えるかもしれない。
先述のTOEICと同様にTOEFLの成績も少しずつ進歩している。駒場で12月に受けたITPの試験で470点を達成。前回と比べて50点アップ。これはTOEIC換算でちょうど500点に当たる。人為的なまぐれ当たりが関係なくTOEFLとTOEICが釣り合っているのがとても不思議だ。英語能力の達成度を正確に測れる試験技術が利用されているのだろう。
少しでも伸びていることでモチベーションを保つことができる。年末年始の一週間スピーキング練習を怠っていたが、リスニングは続けていたし、またアルクの学習プログラムに復帰である。がんばっていこう。
年末に向けて数学の演習の追い込みである。線形代数と微分方程式を徹底的にやる。線形代数は固有値や固有ベクトル、対角化、三行三列の逆行列と余因子展開、ジョルダン標準形、ケーリーハミルトンの定理などをマスター。微分方程式は同次形、特性方程式、定数変化法、ベルヌーイの方程式などをマスターしていく。やってもやっても奥がある。そして妙なところでつながっている数学の奥深さが神秘的である。
半年くらいかけてようやく、昔数学IIIで学んだ置換積分や部分積分の感覚がよみがえってきた。訓練につぐ訓練しかないと思う。ローマも微積分も、一日にして成らず、である。