物事が発展したり、形ができたり、そしてそれが壊れたり、実を結んだりするのも、すべてコミュニケーションにかかっているんだな、と感じる。今夜はそれがまた実感できたし、「仕事が進む」というのはこういうことなのだと思った。
またとない貴重な経験をさせてもらえている。
今週火・水とインフルエンザによる急性の発熱で寝込んでいたのだが、眠っているような眠れないような、うなされながら過ごしている夜中、仲間の姿と声がずっと頭に浮かんでいた。すごい汗で目が覚め、熱が引くというお定まりのパターンであった。発熱時はトランス状態であると思う。以前幻覚に近いものを見たこともあったし、こういうのは自分が切羽詰って必要としているものを端的に表してくれているような気がする。
というわけで、その夢に出てきた仲間のやっているグループに、出席してみた。まあ、なんということのない、いつもの調子でその仲間はいたし、こちらも「久しぶりっす」とか言いながらシラっと会場に入り、夢の話は特にしなかった。しかし、きょうはその仲間が司会をしていることもあってか、やけにその仲間の話が心に入ってきた。注目して聴いているんだから当然といえば当然だね。ぼくも順番が回ってきたが、満足しているので、あまり話すこともなく、テーマに関してちょっと思い出したことに触れる程度でおしまいにした。
帰り道、新宿三丁目で地下鉄を降り、有名な果物屋の地下に入ってみたら、そこにはオリジナルのパン屋が営業されていることを発見。ケーキや果物、調理済み食品などが販売されている更に奥のほうにあり、これはみつかりにくい場所だが、お客さんはたくさん入っていた。メロンパンと苺のお菓子、そしてピザの半切れを購入。これだけでなんと840円だ。××の豚めしだとおよそ三杯食えるぞ。ちょっと高いが、今週は風邪を押して仕事始めにも出たし、このくらいの自分へのごほうびはかまわないだろう。
午後四時半ごろ西武新宿から各駅停車に乗って自宅に向かう。空は雨雲、激しく雨。そしてもうすっかり夜のような暗さ。四月並みの温かさになるなんて予報だったが、どうみても真冬のみぞれである。夜のミーティングを休むことに決める。
仲間のパーティーに招いていただき、ギターを演奏しながら一曲歌わせていただいた。一週間前にリハーサルもやったので、特にトラブルもなく終了。こういうことはなかなか与えられる機会もないし、長いこと横に置いておいたことなので、久しぶりの感覚がある。すでに反骨や主張のための歌ではない。音楽の楽しみというのも味わえる段階になってきたのかもしれない。
パーティーではスピーチもさせていただいた。身の回りで次々とこうしたことが起きている。幸福の連鎖反応と言えるかもしれない。
卒論の発表練習をみんなに聞いてもらう。パワポがプロジェクターに映らなくてまごまごしていたら、ラックの主電源が入っていなかった。
時間は15分発表の5分質問、計20分。実際は18分で発表できた。たくさんコメントをいただいた。論文提出は24日。本番の発表は小柴ホールで31日。いよいよ迫ってくる。
● 和歌山G y [ 遠くから応援してます。 y]