職場を退職してもずっと労働組合活動は続く。雇用関係は切れたとしても労組はある。誰か守らなくてはならない人がいればなおさらである。
上部団体からいったん切れて企業内組合になってからしばらく時間が経ち、どこか他の職場の支援に出向くことは最近なかった。しかしここで、ある地域合同労組の一日行動に参加。久しぶりの社前集会である。立ち並ぶのぼり旗、当該の着ているゼッケン。ぼくも腕章を貸与された。激しく抗議する仲間。天王洲アイルと大崎での集会だった。
そのあと職場組合に戻り窓口事務折衝。こちらは穏やかに話が進む。ずっと積み上げてきた労使関係だからいまさら激しく動くことはない。自分の問題も一区切りついているし、残った問題もひとつずつ片付いて行く。
在職して二十年来の経験が少しは役に立ち始めているのかもしれない。理不尽な思いで就業してるみなさん、ともに闘いましょう。
きょうは大学は休みにした。水曜は聴講授業がないのである。新居にもうすぐ引っ越すので、不用品の処分に全力を挙げる。あれも捨て、これも捨て…。ただでさえあまりモノを持たない暮らしをしている上に、ここ数年使ってきたモノ類は、財布などを除くと超低廉品ばかり。シートの剥がれた椅子まで丁寧にクローゼットに取ってある(仲間がステップ5をやりにくると必要なのだ)。みんな捨ててしまおう。手紙や年賀状も一気に捨てる。でも色紙や日記はどうしてもダメだね。捨てられない。しらふになって六、七回は引越をしていると思うが、色紙や日記、手帳類、そして古い黄色のハンドブックや20周年のパンフレットなんかはずっと引っ張って持ち歩いている。まあ飲んだら捨てられるかもしれない(笑)。そうならないことを祈る。
六月だ。俗に言うJune Bride。ちょっとまた寒い日が戻ってきている。梅雨が明けるまではこんな感じか。
いろいろあり過ぎて、書く暇もありません。ラウンドアップで知って衝撃を受けた方も多かったかもしれませんねー。みなさんにはそれぞれに直接礼儀を尽くしていきたいと考えています。
きょうは少し余裕があった。雨が続く。梅雨入りしたんちゃう?っていう嘉門達夫のtwist and shoutだっけ。芽が出た朝顔がなかなか成長しないで、このまま腐っちゃうんじゃないかっていう勢い。
不動産屋に向かう途中で立ち止まる。ひさびさにMP3プレーヤを持ち歩いている。先頭にはカナダからの手紙。そしてスピッツのハチミツ。甘くて軽い歌声。ミドルビート。エフェクターのあまりかかっていない電気ギターの音色。なんだか村上春樹の世界みたいだ。でも違うのは、小説みたいなけだるさや悲観がないということだ。現実はいろいろとやることがいっぱい。きょうは駒場と本郷と池袋の往復だった。
楽しいんだけど、すごく忙しい。東京大学の授業、図書館で工学の勉強、労働組合活動、そして久々に茗荷谷でミーティング、スポンシーとちょっと分かち合い。そして夜は電話とメールだ。昼間も電話とメールだ。ハニービーボックス(Honey Bee Box)が大活躍。ウィルコムの新しい電話機である。
恩師はぼくなんかよりさらに忙しく、ワシントンに行って業務をこなしてくるらしい。桁もスケールも違うんだよね。ついていくには百倍くらい努力と能力が必要なようです。大学院入試まであと三ヶ月。
きょう初めて失業給付金が振り込まれていた。セーフティーネット。失業が認定された。じわじわと蓄えが減っていたところだったので「助かった」という感じだ。なんか学生の頃の仕送りに似た感覚である。働いてないんだけど、だれかがぼくを助けてくれている…っていう感覚だ。20年前と違うのは、その誰かが、父から国に変わったのだ。国費で生きている。すごいぞ森田さん。父さんぼくは生きてるからね。もうすぐ最後の親孝行だ。いやいや、ぼくが幸せであり続ける限り、親孝行はずっと続くのだ。まずはそのスタートである。
東京六大学野球の2011年度春季リーグ戦、東大のゲームの最終日。対立教大学。残念ながら0vs5で敗退。当初の組み合わせの早稲田戦で一度だけ引き分けがあったが、あとは全敗であった。
しかしながら、今回の試合も途中までは立教と同じくらいヒット数は出ていた。出塁するのだがなかなか得点に結びつかない。それに対して立教はデッドボールなどで蓄えたランナーを、一気に適時打でホームに帰す。満塁のときにクリーンヒットが出るあたり、よく練習してるんだろうという感じがする。
また秋までしばらく野球観戦はないだろう。来週は早慶戦で大いに盛り上がってほしい。まだ春先なのにかなり日焼けしてしまった。東大戦が午前中で終わりいったん自宅に帰ったら、帰り着いた途端に大雨。午後の法政と明治の試合は途中雨でコールドゲームになったようだ。雨に打たれず運がよかった。井荻から中野に移動中にいっきに降られたときの運気を取り返したのかもしれない。
きょうは初の失業認定日だった。申請書にこれまでの求職活動の実績、仕事をしたかどうか、就職する用意があるかどうか、自営をしていないかどうかなどの答えを書き、提出。そして呼ばれて認定される。初回は日数が少ないが、来週いくらかのお金が口座に振り込まれる。セーフティーネットの金銭を受け取るのは、健康保険など以外では初めてかもしれない。保険料を20年以上かけ続けてきたので、満期になったと考えると(ほんとうはそういう考え方はよくないらしいが)、必然的な感じがする。ずっと20年来税金を払い続けて、セーフティーネットの中にいる人たちを食わせていたという感覚も自分の中で根強い。身の回りにけっこう生活保護受給者がいる環境だからだ。しかし年金などに関しては、まだ実感がわかない。20年近くのちのことなので当然かもしれない。
教育訓練の説明も受ける。公共訓練や基金訓練、教育訓練給付など、いろんな種類があるらしい。英語の勉強はできませんかと聞いたら、職業の準備をするのと教養を高めるのとは少し質が違いますという返答だった。基礎教育は最大の職業訓練だと思うのだが、ハローワークは議論の場ではないからぼくは黙っている。ときどき行政機関の場でけんか腰になっている人を見かけるが、あなた自分の立場をわきまえなさいよと言いたくなる。助けてもらいに来ているのに、クレーム出せる立場なのかよ…ということかな。
自分は研究生でもあり、失業者でもあり、これからしばらく微妙な立場かも。責任を与えられていることが複数あるのはいいことかもしれない。やりたいことがあふれている。アテネフランセのイングリッシュレッスンも申し込んだ。どんどん人生が本格化していく。
昨夜楽しいメールや画像で喜びまくっていたのもツカの間、朝になって仲間にメールを打とうとしたら流れない。あれ?と思うが受信もダメ。もしやと思い電話を試したらこれもだめ。あ、機種変更で新機種に移行されちゃったんだと気づく。実は先日ウィルコムの新機種ハニービーに申し込みをして、昨日自宅に来ていたようなのだが、不在票が入っていたのだ。やばいなあと思ったが、本郷のコンビニで受け取れるよう転送依頼をしてしまった後である。あーあ、後の祭り。転送依頼するともう一日かかるのだ。したがって今日一日メールも電話も受けられない。PCや家電は大丈夫なんだけどね。こういう日に限ってほとんど外出である。とりあえずラブリーハニーとごく近いスポンシーだけは朝連絡しておく。そして自宅を出発。先に書いたとおり失業認定、大学研究室、そして企業フォーラム、職場の労使交渉、そして労働相談など、一日回ってこなしてくる。今日はミーティングも休み、自分の仕事と他人への奉仕。いままで20年続けてきたことがちょっとは役に立っているかも。
そう、携帯の話だった。写真を美しく撮りたい。メールをなめらかに処理したい。容量がもう少し欲しい…など、欲が出ている。明日受け取るのが楽しみである。
工学部授業の二週目。最初の週はお話とちょっとした統計解析だけだったので油断していたが、きょうは次々に数式が現われ、定義、微分方程式、積分方程式、とパンチを受けまくった。ラプラス変換、テイラー展開、フーリエ変換……とあの難解な大学数学の嵐である。関村先生の指先から次々に魔法のようにつむぎ出される数式のかずかず。「ラプラス変換、わからない人はいないよね、では次…」とさらっと言われ、誰一人「わかりません」と答える人のいない東大工学部四年生たち。完敗だ。がんばって精進します。
最近説明会多いよなあ。スペシャルイングリッシュレッスンと言って、大学に外部の英語スクールが出前をしてくれるすごい制度。数社の担当者と講師が来て、うちのカリキュラムやシステムはこうですよ、と説明してくれるのである。しかし、これがまた説明自体が英語。担当教授も英語で話すのだ。もちろん日本人ですよ。ああグローバルな社会になっているんだなあ最近は。ぼくが気づかなかっただけなのか。まくし立てられながら「今日はボディーブローが続くなあ」とぼんやり考える。今日のお昼は何を食べようか、などと空想しているうちに説明会終了。耳を慣らしてリスニングのスキルアップをしていきたい。アテネフランセあたりで取り組もうか。
札幌近郊英国風庭園。http://www.yuni-garden.co.jp/
少し寒かったか。東京が気温25度くらいの毎日なのが、さすがは北海道、日中10~15度くらいしかない。手袋が欲しい。
しかし花がきれい。ぶどうジュースも飲める。しかしちょっとワイン風の風味(テイスト)。やばいんじゃないの? まあ気にしない。屋内の温室はありがたかった。
仲間の運転が頼もしい。きりっとしてるし。ぼくがいつかハンドルを握る日は来るのか。都内だとなかなかね。
帰りに白石のオムライスの店に寄る。大入り満員。分量もすごい。Sサイズであれだけあったら、レギュラーだったらどんな騒ぎになるのだろう。でもおいしかった。前回時間が足りずに入れなかった雪辱である。
菊水でミーティング。2008年11月にも行った会場だ。地区全体でやるのはいいアイデアかも。東京もそうしたらいいのにとよく思う。でも会場選定やグループ間調整が大変か。
人数も多いし献金額も目玉が飛び出そうな額面。昔、築地のすき焼きフェローがこんな感じだったと思う。10数年、20年以上のロングソーバーの人たちの話がよい。オープンスピーカーに通じるものがある。終わって仲間たちと次々に話をする。評議員経験者がたくさん来ていてうれしい。
仲間と魚を食べに行く。居酒屋風、ていうか居酒屋だ。もちろん飲まないが。魚、てんぷら、ふきなど。自然の食べ物。九州のようなギトギトした感じではないんだよね。北と南でかなり違うと思う。歳を少し取ってからはこういうあっさりした感じのほうがよいかもしれない。ほっけやかれい。
ただの居酒屋での食事かと思いきや、見慣れたデンモクが出てくる。第一興商のDAM(カラオケ)のリモコンだ。最近のマイブーム「カナダからの手紙」や「倖せさがして」などを歌う。食事空間に大音量で音楽と歌声が響くのは、やはりしらふだと妙な感じである。新しい人たちにはちょっと刺激が強いかもしれない。まあ10年以上のメンバーならOKかもね。