職場を退職してもずっと労働組合活動は続く。雇用関係は切れたとしても労組はある。誰か守らなくてはならない人がいればなおさらである。
上部団体からいったん切れて企業内組合になってからしばらく時間が経ち、どこか他の職場の支援に出向くことは最近なかった。しかしここで、ある地域合同労組の一日行動に参加。久しぶりの社前集会である。立ち並ぶのぼり旗、当該の着ているゼッケン。ぼくも腕章を貸与された。激しく抗議する仲間。天王洲アイルと大崎での集会だった。
そのあと職場組合に戻り窓口事務折衝。こちらは穏やかに話が進む。ずっと積み上げてきた労使関係だからいまさら激しく動くことはない。自分の問題も一区切りついているし、残った問題もひとつずつ片付いて行く。
在職して二十年来の経験が少しは役に立ち始めているのかもしれない。理不尽な思いで就業してるみなさん、ともに闘いましょう。