労組の会議であった。一口に「労組」と言っても
1. 職場単位のいわゆる分会
2. 本体である東京労組
3. 産別の協議会
4. ナショナルセンターである全労協
5. 地域単位の地区労センター
といったバリエーションがある。それぞれに役員会や執行委員会があり、それぞれで自分の立場が違ってくる。
きょうは東京労組の広い意味での対策会議だったのであった。
締め日の25日が休日になると、前だおし。きょう賃金が振り込まれていた。税が少なくなった関係で、いつもより振り込み額が6千円近く多かった。6千円は大きいぞ。日割にすると200円増額ということになる。
減税なのか、年金・保険料などの計算方式が変わったのか、良くわからない。ただ、うちのような一時金のかけ率の少ない所では、減税になると聞いたことがある。年間の一時金額が3ヵ月に満たないのだから、泣けてくるね。夏の一時金なんて1.4ヵ月だから、わたしの場合はっきりいって、手取りは30万円台だ。13年勤続で正社員でそれってあまり聞かないね。賃金は推してしるべしである。
ただ、使うこともあまりないので、ていうか使う暇がない。そんなこと書いたらヒンシュク買いそうだけど、だから金はたまる一方である。みんなまるごと預金だ。
欲しいものは何もないのだろうか>自分。そんなことはない。静かな部屋に住みたい。車も運転できるといいなぁ。駅から近いとこに引っ越したい。液晶ディスプレイがあると机が広くなるのに、とか。でも、欲しいものより捨てたいものが多い。でも捨てる暇がないのである。今一番欲しいものはひょっとして時間か?(笑)。
でもここ数年のあまりにも時間の有効な使い方に、自分自身でも驚愕しているのだ。腐ってる暇がないのがよいれす。睡眠もよくとってるしなぁ。
楽しいんだけど、すごく忙しい。東京大学の授業、図書館で工学の勉強、労働組合活動、そして久々に茗荷谷でミーティング、スポンシーとちょっと分かち合い。そして夜は電話とメールだ。昼間も電話とメールだ。ハニービーボックス(Honey Bee Box)が大活躍。ウィルコムの新しい電話機である。
恩師はぼくなんかよりさらに忙しく、ワシントンに行って業務をこなしてくるらしい。桁もスケールも違うんだよね。ついていくには百倍くらい努力と能力が必要なようです。大学院入試まであと三ヶ月。
きょう初めて失業給付金が振り込まれていた。セーフティーネット。失業が認定された。じわじわと蓄えが減っていたところだったので「助かった」という感じだ。なんか学生の頃の仕送りに似た感覚である。働いてないんだけど、だれかがぼくを助けてくれている…っていう感覚だ。20年前と違うのは、その誰かが、父から国に変わったのだ。国費で生きている。すごいぞ森田さん。父さんぼくは生きてるからね。もうすぐ最後の親孝行だ。いやいや、ぼくが幸せであり続ける限り、親孝行はずっと続くのだ。まずはそのスタートである。
_ 父の件がある程度片付いたので東京に戻り、アルバイトにも顔を出した午後、時間が空いて神宮へ。東大と法政戦を観戦。法政にはリードされるのだが、なんだかすぐ得点が追いつく。そして同点のまま延長戦へ。十回に内野への野選で2点勝ち越し。裏で押さえてついに勝利。応援席はお祭り騒ぎで、見ず知らずの人たちと抱き合って喜ぶ。応援歌「ただ一つ」を、終了のエールで先に歌う。歌いながら涙が出てくる。94連敗をストップできた。