_ いよいよ学生のみなさんにサーバーを使用してもらうということで、FTPのセキュリティを設定していました。こういう仕事ってとても地味だし、いちいち内容を上司に報告するでもないし、コンピュータの前でうなってるわたしって、ちゃんと仕事してるように見えるんでしょうか。ちょっと不安です。wu-ftpdのサーバーソフトをがっちりと設定し、学生配布用のパーミション設定マニュアルも完成し一安心です。 日程がひしひしと詰まっていますが、今日も国分寺で初心にかえり落ち着きをもらいました。原点は大切だと思います。調子づく前に一歩戻る…と。
振込みではない。振り込まれている。すごいねー。ブルジョワだ>自分。遠隔地のマンションのオーナーチェンジで、晴れてサラリーマン大家となったのである。昨日、初めての家賃が振り込まれた。まだ経費の回収段階に過ぎないのだが、たとえわずかな額でも、働いてもいないのに「数万円」が口座に振り込まれているのはうれしい。
株や為替みたいに余計な工夫をしなくても、ずっと振り込まれ続けるのだ。あー安心。最初っからこうしておけばよかったね。
「豊饒の海」四部作のうち第二部を読み進めているのだが、神風連のあたりの作中作を読んでいると、だんだん頭が痛くなってきた。右翼思想の根底の国粋主義が説かれているようなのだが、軽薄な人生を歩んできたぼくとしてはさっぱりわからないのである。左翼思想ならわかるかもしれないのだが、刀に対しての思い入れとか、明治維新での西洋思想の流入に抵抗するとか、やはり物語の中の話でしかない。
三島由紀夫の割腹に必然性があるとしたら、ここを何としても避けずに理解して進まねばならないのである。なんだか苦行になってくるね。輪廻転生のあたりはたしかに興味をそそられるのだが。
工学部授業の二週目。最初の週はお話とちょっとした統計解析だけだったので油断していたが、きょうは次々に数式が現われ、定義、微分方程式、積分方程式、とパンチを受けまくった。ラプラス変換、テイラー展開、フーリエ変換……とあの難解な大学数学の嵐である。関村先生の指先から次々に魔法のようにつむぎ出される数式のかずかず。「ラプラス変換、わからない人はいないよね、では次…」とさらっと言われ、誰一人「わかりません」と答える人のいない東大工学部四年生たち。完敗だ。がんばって精進します。
最近説明会多いよなあ。スペシャルイングリッシュレッスンと言って、大学に外部の英語スクールが出前をしてくれるすごい制度。数社の担当者と講師が来て、うちのカリキュラムやシステムはこうですよ、と説明してくれるのである。しかし、これがまた説明自体が英語。担当教授も英語で話すのだ。もちろん日本人ですよ。ああグローバルな社会になっているんだなあ最近は。ぼくが気づかなかっただけなのか。まくし立てられながら「今日はボディーブローが続くなあ」とぼんやり考える。今日のお昼は何を食べようか、などと空想しているうちに説明会終了。耳を慣らしてリスニングのスキルアップをしていきたい。アテネフランセあたりで取り組もうか。