特別ミーティングの第五回。だんだん参加者が減っている。すこし声掛けを努力したほうが良いという、神様の啓示かもしれない。しかし関東以外の地方から仲間が参加してくれる。今回も充実した会議であった。
ある回復中間施設の主催で、回復の12段階の話を連続四回シリーズで展開するよう依頼される。本日第一回。西巣鴨の滝野川西区民センターで14:00-16:00の二時間。これから12月まで毎月第二日曜に行なわれることになった。
もちろん自分の体験の話をするのだが、段階的回復についてはホワイトボードを駆使して「説明」である。「説明」し始めると次から次へと言葉が流れ出る。ああこれは二十年来の教員業務の延長のようだ。コンピュータ教員として生きてきた自分が、ここで回復の話を「説明」し「講義」する場が与えられるとは夢にも思わなかった。自助会とはまったく違う妙な気分。でもまあ役に立てるなら何でもやりましょう。
今回は全体の段階構成と、一段階・二段階・三段階の話で終了。次回10月10日は棚卸しと言われる段階からスタート予定。プログラムの核心でもあるので万全を期して準備したい。
本日開幕。以前神宮に見に行ったことがあったが、今年から「応援席」が学生以外にも開放されたと知り、駆けつける。一般アルプススタンドより安い(500円)のだが、応援団の指示に従い応援を強要されるのが楽しそう。攻撃回には全員起立して応援。守備回にもストライク!とか、あと一本!とか叫ばなくてはならない。脱帽とか着席とかも指示される。忙しいが楽しい。特別参加で東大総長の濱田氏も応援。
開幕戦は東大×慶應。結果は0-15で大敗であった。というか東大はどのカードでも完封されるし、得点が入ること自体がまれなのである。当然毎年六大学中最下位であるが、1997年くらいに奇跡的に立教を抜き五位になったことがあったようである。コールドゲーム制度がないだけよいと思いたい。
本日いろいろなことを考えている間に、だんだん核心めいたことに気づく。この世界の真理はすべて言語によって成り立っているのではないか…と。数学も論理も語学も物理も、なんらかの言語が記述している。私たちのもっているさまざまな理論も、言語なしには語れない。原理を手渡すときも、基本テキストとその解説が必要ではないか。基本テキストはずっと前からあったのに、説明する人が目の前に現れるまで、われわれは、なかなか気づけなかったことだらけではなかったか。
こういうことを書くと、まるでぼくがややこしいことをこねくり回しているように見えるかもしれない。しかし、人間が生きている限り、言語なしには思考することすらできないのだった。ひょっとしたらヴィトゲンシュタインとかあの辺の言語哲学の偉い人たちが、もうこんなことはとっくに明らかにしているのかもしれない。ぼくがいまさら気づいたって世界は何も変わらないのかもしれないが…である。
山形の市内で広報のためのフォーラムに参加。全国七地域の持ち回りで今回のこの東北地域開催で最後となる。ぼくは第二回の栃木のときに実行委員長の役割だった。あれからはや7年。フォーラムはいかにすれば開催できるかということだけは、これで全国に浸透したのではないかと思う。
前後各一日を青春18きっぷの各駅停車での旅にあてる。前日は只見線(新潟県小出→福島県会津若松)を約四時間かけて完乗。翌日は新庄、小牛田(こごた)、仙台、原ノ町を経て常磐線より帰京。この夏は前述の甲子園もそうだったが、各駅停車の旅行の再燃であった。高校卒業直後は福岡と東京のあいだをよく往復した。紀伊や山陰に普通夜行ディーゼルカーが走っていたこともある。いまは快適なムーンライト号もある。貧乏旅行も格が上がったと思う。
思い立ち、沖縄の興南高校の応援のために、甲子園球場に駆けつける。準決勝。試合開始から少し遅れて着いたら、報徳学園が先攻しており0-5で負けている。うなだれている三塁側。がんばれ島袋。しかしそのあと興南は猛攻を続け、ついに6-5で逆転勝ち。指笛が鳴り響き、三線が舞う中、来てよかったと思う試合だった。
翌日に興南高校は、東海大相模を破り春夏連覇。具志堅用高もきっと喜んでいるに違いない。ちなみにぼくは、甲子園球場は初体験だった。
体温を越える猛暑日が続く中、なんだか暑さにも慣れてきて、あまり感じなくなってきている。昼間なるべく外を出歩かないようにすればしのげるかも。
今月山形、来月新潟と長崎、10月に福岡、11月に鹿児島とびっしり詰まっている。お役に立てるときは立てるよう配慮され、自分が求めて探すときはいろいろなものが用意されているのかもしれない。
忙しかった七月も終わり、八月は猛暑が続く。何日かケアしないでいたら危なく朝顔が枯れそうだった。慌てて水遣りなどをして復活。来年にも種を残してつなぎたい。
山も楽しいし、海にも行きたい。焼け付くバイクで出かけるのも躊躇されるところ。台風が来ると風が強く危険である。
時刻表や地図を眺めているだけで時間がどんどん過ぎて行く。読書も結局、三島由紀夫の豊饒の海第二巻まででストップしている。ほかにも買った本がたくさんあるのだがぜんぜん読み進めないままである。
ただ、やるべきことは目の前にいろいろあるので、穴は空けずにやっていきたい。
玄関のカギを交換した。ふつうは引っ越したときにすぐやるものらしい。前の住人が合鍵を持っていたらやばいもの。でもうちの場合は直前の借主が法人だったし、まあ不動産屋を信頼して特に交換しなかった。でもよくよく考えると、その法人だって鍵交換しないまま前の住人から引き継いだ可能性だってある。
自分が住み始めてからこの8月でちょうど2年経つ。ここで自分の合鍵を紛失。どこに行ったのだろう。少し不安になったので思い立って鍵交換である。
以前賃貸で引っ越すたびに一万数千円で業者に鍵交換をしてもらっていたが、今回は自分で挑戦しようと決意。ネットで情報集め。互換性のあるシリンダーを探せばよいようだ。簡単に探せる。そしてホームセンターで実物を見る。すこしネットよりは相場が高い。ネットでなら送料払ってもまだ安い。シリンダーセット送料込みでなんと三千円台だ。一万数千円は出張料、技術料、手数料、材料費と全部込みなのだろう。
ネットで注文したら、翌日に配送されてきた。岐阜から東京までにもかかわらず翌日送達ですよ。すごいよ佐川急便。そして作業は、ドライバで取り外し、取り付けるだけ。超簡単。こりゃいいわ。合鍵三本もセットでついてくるし。鍵交換引き受けます……って広告したら、アルバイトできそうかも。
放送大学の試験、今週に入ってから労働法や民法の試験を受けた。まずまず。この土日には中南米の比較政治や英語の試験が控えている。いつの日にかTOEFLで高得点を取って欧米留学!とか大学院進学!とか夢のようなこともときどき考えるのだが、語学さえできれば道は開けるというのもちょっと妄想に近いものがあるので、まずは一つずつやっていこう。
茗荷谷の筑波大学の校舎を利用した放送大学の学習センターは工事に入っていて、いまは浮間舟渡の西浮間小学校が代替校舎となっている。試験会場は別に登録できるので、東中野の試験場を選択している。東中野は以前短期間(三年ほど)住んでいたので既知の町だが、最近は降りるたびに試験モード。高校生のときに模擬試験で九州工大のあたりに行っていたときと気分が似ている。
サンアントニオへ行ったマイルを事後登録した。なんと9160マイルも加算されている。うれしいね。ANAマイレージカードもあとから作れるのだ。ANAとコンチネンタルが提携しているからこそできることである。10000マイルを突破すれば、特典航空券や提携ショップのポイントにも変えられる。あと840マイルが当面の目標である。一生JALのマイルだけで暮らして行くつもりだったが、人生わからないものだ。