ほんとうに何日かぶりの休み。夜のミーティング以外に何もないというのは一ヶ月ぶりくらいではなかろうか。
7/29に録画しておいたフジテレビの「忌野清志郎伝説」をやっとのことで見る。七月末あたりから容量一杯になっていたのかもしれない。DVDデッキの話ではなく、ぼくの処理能力が、である。
外部委託の夏期授業の講師を任されたことがとても大きい。そのための準備にエネルギーを使った。しかし上司や同僚はおそらくもっと殺人的な量の仕事をこなしていたと思われる。
そもそもの自分の選択間違いは、夏休みの時期は暇になると踏んで、いろんなスケジュールを事前に入れてあるのである。そしていざ八月に入ると予測を裏切り、仕事が入ってくる。そして容量オーバーという結末。去年もそうだった気がする。
夏季授業の合間をぬって、自分が受ける側のスクーリングもこなしていった。核融合関係の授業、セクシャリティ文化についての講義、七月末には放送授業の前期試験も続いた。五科目だがすべて受験し、だいたいの手応えがあった。厳しい感じのしていたコンピュータやドイツ語の試験もおそらくクリアしたと思う。
あー、でも、隙を突いて日野高校(清志郎の母校)の甲子園予選の応援をしようと神宮球場に行ったり、杉並のフェローシップに参加したりもしている。映画「蟹工船」も見た。だから休日も詰まっていたのだが。もちろん仲間にステップを手渡すことも怠らず、ミーティングの後の相談にも乗り、ほんとは自分が相談してもらいたいくらいの勢いだったのだが、それでうまく流れていたのかもしれない。
やっと休みとなったら地震と台風だ。出かけたいのだが大丈夫だろうか。雨が降り出したら、自宅に戻って休息というのもいいかもしれない。
この夏場に入って、にわかに働き過ぎて、参っております。声も嗄れ、気力もあとわずか。日曜までのスケジュールを何とかこなして、来週につなぎたいと考えております。
アーケード版のこのゲーム、自分が学生のとき(1987頃)に大流行した。平たく言えばブロック崩しゲームである。しかしアイテムの種類や面クリアの際の出口によって次の面のブロック配置が異なるなど、たくさんの戦略設計があり、無限に楽しめる。DSなど家庭用ゲームにも移植されているようだが、やはり臨場感で言えばゲームセンターでのゲームに勝るものはない。
しかしながらほとんどのゲームセンターでなくなってしまった。コントローラが丸いつまみというのも取り替えのきかない要因かもしれない。それでも地方都市に行くと初代のアルカノイドが置かれていることもある。大山のぶ代のプロ級の技がよく話題となった。初代の方のアルカノイドは新宿西口の三平酒寮の横のビルの二階にもある。
じつはこのアルカノイドⅡが、西武新宿駅すぐ横の「ミカド」(バーガーキング隣)に復活した。30数面の出口別の面地図もパウチして置いてある親切さ。
みんなでミカドに行こう。そして回転数を上げて、一日でも長くこのアルカノイドⅡを稼動させ続けよう。
朝の出勤でタクシーを使ってしまった。家を出たとき大雨だったのと、ふだんの経路に自転車を使わないと遅刻が見込まれたからである。
ところがタクシーを拾おうとして川越街道に出ると、なんと雨がやんでしまった。いまさら家に戻って自転車を使っても間に合わないし、ときわ台に歩いて池袋経由に切り替えてもたぶんギリギリ。やむなく、雨など一滴も降っていないのに、小竹向原までタクシーだ。乗ってみたら、とろとろ渋滞しているではないか。バカみたい。前に大雨のとき、東山町から武蔵野病院までバスで移動して小竹向原から電車に乗ったときも、バスが渋滞していてバカみたいだった。1140円支払ってタクシーを降り、小竹から電車に乗った。電車に乗れた時刻を確認すると、家を出てから23分。歩いて駅まで行った場合とまったく同じ時間がかかっている。ますますバカみたい。
朝のラッシュ時にふだんの交通機関以外のものを使って、快適で早く着いたためしがない。きょうもまた新しい経験ということで、ちょっとした授業料を支払ったということだろうか。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版の「破」を見に行った。夏休みで混み始める前のギリギリのラインだ。平日昼間ということもあり、劇場は空いてて快適だった。
新劇場版の一作目の「序」は、ほとんどテレビ版と変わらず、古くエヴァを見てきたファンの郷愁をそそる復習映画のような感じであった。ただ宇多田ヒカルの主題歌もいい感じだったし、背景ロケも取り入れているようで画像がきれいだなあという印象だった。そうして可もなく不可もなく「序」は終わった。印象としては、ファンの点検作業というところだっただろうか。
ところが今回の「破」は違った。アレンジというどころではない。パロディーに近い気もするが、オリジナリティーも溢れている。というか、別物とも思える。まったく違ったタイプの使徒。新しいチルドレン。アスカの苗字が「式波」?。なんかそういう次元ではない。そして巧妙な演出だなあと思うのは、セリフやモチーフにオリジナルがホログラフのように織り込まれているということだ。綾波の自爆やシンジの逃避はもともとオリジナルでも大きなテーマだったが、本作品でも新しい視点から取り入れられている。しかもそれが信じられないくらいフィットしているのだ。
使徒が綾波を食ってしまったあと、使徒の下半身があの感じに変化するあたりから鳥肌が立ち始めた。ダミープラグでの暴走。アスカは死んでしまったのか。謎が多い。難解でもあった。オリジナルを何度も何度も見ていたぼくでもこんな感じなので、初めてこれ見たらどんな印象なんだろうか。トータルで言えばあらすじの複雑化はそれほどないので、新規観客はそれなりに楽しめるのかもしれない。
綾波レイやアスカにも、人格の微妙な変化が見て取れる。他のキャラクターもオリジナル+αといった感じだろうか。新キャラのメガネっ娘は次回あたりブレイクかな。ちなみに次回は「急」ではなく「Q」らしい。村上春樹の小説タイトルにも使われてたQ。
「今日の日はさようなら」とか「翼をください」といったノスタルジックな曲が見せ場で挿入されているのだが、タイミングが絶妙だった。うかつにも涙出そうだったよ。
今回のこの作品は構成力がすばらしいと思った。オリジナルを実に上手く利用している。一見の価値有り。
奄美や屋久島で皆既日食だったようだ。日本列島では部分日食。東京も75%が欠けるという大イベントだったが残念ながら天候は曇り。悪石島なんかは暴風雨だったらしい。実は上海に行って、見ようかなという考えも浮かんでいた。しかし上海も雨だったようである。行かなくて正解だ。
東京での最大食分の午前11:15は雲が厚くてまったくダメ。12:30まで部分食が続くので、空を見上げながら昼休みの散歩に出かけた。
12:15ごろほんとうにわずかな時間だが、雲が薄くなって太陽の影が透けて見えた。肉眼では下の欠けた太陽がはっきり見えたのだが、携帯で写真を撮ってみたが、写真を見るとなんだかさっぱりわからない。実際に自分の目で見えたのはこんな感じ(CG処理)。もちろん黄色くはありません、白でした。これくらいの部分日食なら子供のときに見た覚えがある。
次の皆既日食は26年後という話だ。69歳か。まだ生きてはいる予定だが…。
あるネット銀行の夏のキャンペーンが結構お得な気がしたので口座を新規で作ったんだが、そのお知らせも、口座の仕組みも案内も、すべてホームページから削除されている。何らかの行政処分が下ったようなんだけど、具体的にどうなってるのかさっぱりわからない。
大金突っ込むのは危険かもね。つねに安定した情報公開をしていない企業を信頼しろというのが無理な話だ。キャンペーン参加は中止かなあ。口座維持手数料だけ取られるのもかなわんので、ぼくの選択肢としては、もう速攻解約だろうか。
起きたことの事実関係の評価はともかくとして、末端の顧客にきちんと情報を提供して欲しい。それのできない企業は問題外。
南武線「西府(にしふ)」駅。いつの間にか新駅が開業されていたようだ。建設前の囲みとバラスで敷き詰められた土地は、バイクで通過しながら見ていたときがあったんだが、今年になってすでに開業されているようである。
立川の施設に司会ボランティアに行ったあと、南武線で分倍河原まで移動。西府の駅も停車した。駅舎は暫定なのか、プレハブ作りである。JR東日本は予算があまりないんだろうか。JR九州でもこんな感じの駅がたくさんあったね。
川越線の西大宮にも時間があったら行ってみたい。
ある病院の午後の診察に順番待ちしていたのだが、診察時間になっても誰も診察室に呼ばれない。患者さんは次々に受け付けられてどんどん待合室にたまっていく。何も知らされないまま30分ほど放置されているので、たまらずクレームを出した。「診察始まらないんですか? 事情がわからないので、きちんと知らせてください」。そのあと受付のほうから「先生がまだ到着していないので、もう少々お待ちください。携帯に電話してもつながらないんです」。先生大丈夫かね。患者待たせてどっかで引っかかってるとしたら、かなりやきもきしてるだろうね。たぶん渋滞とか。
それはともかく、ネット銀行もそうなんだけど、なぜこうさっさと情報開示しないのかね。ぼくがクレーム出さなきゃ、待ってる患者に何も知らせずずっと待たせるつもりだったんだろうか。そこらへんがおかしいということがわからないんだろうなあ。
いつ始まるかわからん診察に何時間も待つ気はなかったので、すぐ帰りました。出直せばすむことだし。
更新滞っていて、みなさん申し訳ないです。ずっと仕事が続き、休日も隙間なく仲間のフォローなど所狭しと入っていて、しかも放送大学の番組視聴も最終週に入り、試験が目前に迫っております。そんな感じなので、家に帰ってからもほんとに寝るだけ、って感じ。目が覚めたらたいていもう出かけなくてはならない状況。
でも、好きでやってんだよね、全部。放送大学は今期全部の単位が取れたと仮定して、あと8単位で卒業できる。たぶん来年三月には卒業かな。93年に入学しているので、ざっと16年かかったことになるね。
午後、予約していた本を中野区立野方図書館に受け取りに行った。でも読む時間なかなかないんだよね。夏は読書に燃えたい季節なんだが。
きょうも午前中は大宮で沖縄の学習。終了後に、千葉幕張でのフォーラムに駆けつける。小一時間、関係者とともに過ごす。そしてとんぼ返りで自分のグループへ。なかなか落ち着かない。
ミーティングのあと数名で食事。やっと少し落ち着く。最近休日のほうが忙しい。いまに始まったことではないかも。
今年も沖縄の歴史を勉強している。大宮で面接授業である。
この夏場に沖縄の話というと、やはり戦争体験である。今回の授業では繰り返し地上戦の話が出てくる。集団自決や殺戮。ぞっとするような話がたくさん出てくるが、みな現実である。老いた人びとの証言は生々しい。
自分の戦後は平和の中にあったのかもしれない。小倉は被爆候補都市だったが、天候の運命で長崎に矛先が向かった。たまたま生き残れた自分の父母は運がよかったのかもしれない。
暗鬱な気持ちになることも多いが、現実は直視しなくてはいけない。