今年も沖縄の歴史を勉強している。大宮で面接授業である。
この夏場に沖縄の話というと、やはり戦争体験である。今回の授業では繰り返し地上戦の話が出てくる。集団自決や殺戮。ぞっとするような話がたくさん出てくるが、みな現実である。老いた人びとの証言は生々しい。
自分の戦後は平和の中にあったのかもしれない。小倉は被爆候補都市だったが、天候の運命で長崎に矛先が向かった。たまたま生き残れた自分の父母は運がよかったのかもしれない。
暗鬱な気持ちになることも多いが、現実は直視しなくてはいけない。