自動二輪教習の前半が終わった。「見極め」と言って、教習課程の技能取得を審査されるのだが、二時間オーバーしてやっと見極めをもらった。やっぱしこういうのって、反射神経・運動神経と年齢のせいだろうか。ま、あまり深く悩まないで、次へいこう。
とくにバイク買うつもりなどなく始めた教習だが、半分来たところで、やはりなんだかマニュアルクラッチのバイクが欲しくなってくる。中型最大の400ccまでは要らないが、150ccか200ccくらいが手ごろな感じ。125cc以下だと高速道路には乗れないらしい。最初はホンダカブでも……なんて考えていたが、だんだん欲が出てくるものだ。
一年ぶりに小倉に帰って父に会ってきた。いろいろと話したが、なぜか投資の話に……。話せば話すほど、ぼくは父の子であるということが良くわかった。カネに対する考え方が、気持ち悪いくらいそっくりなのである。
父も最近は投資信託に手を出していて、基準価額が上下することに一喜一憂しているらしい。世界同時株安や、日経平均などの話で盛り上がる。そして「株や為替は危ないぞ」とまじめに言う。ひょっとして同じような目に遭ったんじゃ……。怖くて聞けなかった。ぼくも「株では、やられたよ」と力なく答える。金額を言ったら父は持病の脳梗塞で倒れるかもしれない。だから額面は言わなかった。
帰り際、「いいか、もっと上がるだろうなんて欲を出さず、そこそこ上がったらさっさと売って現金化しろよ。そうじゃないとドスンと落ちるぞ」などとアドバイスされる。そのままあなたにもそれを言いたかったところよ。ま、2/27にチャイナオープンファンドを持っていたすべての皆様に、それは言えることだけどね。
過去にこうであったというひどい話は、飲んでいたのだから仕方がないという言い逃れもできるが、しらふになって現在進行していることなんかは、とくにたくさんのスポンシーを前にして、言いたくないのであった。でもそんなときに限って「では最後、キヨシさん2,3分ですがお願いします」などとやられてしまう。これは仲間の恣意というよりも、神様が白状しろと言っているようなものなのであった。
でもまあおかげで心はずいぶん軽くなり、そしてまた来週につながるのであろう。ぼくの無力な毎日は、まあこんなものである。だからなるべく仲間に相談してから次に進むことにしたい。
いつも何かに依存していなくては生きていけないのだった。手痛い目に遭うのだが、まったく学習効果もない。今度はやめにするといいながら、大型トラックに体当たりしていく……っていうたとえがあったね。ぼくはほんとうは、もっと平和に穏やかな日をのぞんでいるのだ。明日からまた自動二輪の教習に戻ろうと思う。
きょうは、午前中は杉並のバザー場へ、午後は清瀬の施設へ行った。ダブルで救世軍である。バザーでは二輪教習用のジャンパーと手袋を購入。仲間と小一時間話しながら時間を過ごし、そして昼前に清瀬へ移動。清瀬では月一回のメッセージであった。
うまくいっていると感じ、心の平和が得られるのは、欲張っていないときである。とは言っても当然のことながら生きている限り欲は出てくる。コントロール喪失のわれわれが、どうやってそれらの欲をコントロールし、社会や家庭で生きていくのか。それが最大の問題だ。
ドルもポンドもユーロも、そしてぼくの虎の子を奪っていったカナダドルも、この三日間で死ぬほど安くなっている。ああ、これを買わずにいられようか。ちょっとだけよん。これが地獄の始まりなのだった。買ってみたら、さらに底があり、どん底の下にまた底があって、苦しくなったらまた手放して大損。ほとぼりが冷めたころに急上昇……というお定まりのパターンなのだった。
繰り返し繰り返し、競馬やパチンコで撃沈して、苦しい生活がますます苦しくなっていくわが仲間を、ぼくは笑えないなぁ。まあ今度グリーンジャンボが当たる予定なので、そしたらもうこんなリスキーなことはやめにしよう、なんてね。
二輪の技能教習を開始した。400ccのバイクの重いこと!! 一時限目に、「倒れたバイクを起こしましょう」という実習があったのだが、すごい重さである。なんと200kg。下敷きになったら死ぬよ。高校生のときに、友達がバイク事故で死んだことを思い出す。こわいねー。
きょうはローからセカンド、サードまでの練習だった。こわいけど楽しい。まだまだぶいぶい行けそうだ。
各国の株価が全面的に下落しているようである。株と為替から手を引いて数ヶ月たち、この瞬間に保持していなくてほんとに良かったと思う。持っていたらまた多分百万単位で損していたと思う。
しかしながら、投資信託はいくらか持っている。これらの基準価額も全面的に落ちた。でもこちらはレバレッジもなくすべて現物であるうえ、下げてもファンドマネージャーが調整したりいろいろやってくれるはずなので、落ち続けることはあるまい。でも十数万くらいの損は覚悟しなくてはなるまい。日本の不動産ファンドであるJ-REITまで下落しているのはなぜ?? まあこれに関しては、購入時の150%くらいまで上げていたので、落ちても140%くらいなのだが。三菱のチャイナオープンを結構持っていたのは痛かった。でも安易に手放したりせず、じっくり様子を見てみよう。
この年で、新しいものにチャレンジ。というわけで、自動二輪教習に申し込んだ。一ヶ月くらいあれば取れるだろうか。普免はあるので、ほとんど学科はなし。費用は、いろんな技を駆使して76,100円で収まったよ。まともに都内で定価でやろうとすると10万円を軽く超えるようだが、値引き技は世の中にはちゃんとあるということのようだ。
免許取れたらバイクでも買うのだろうか……というと、いまのところまったくその予定はない。欲しくなるかもしれないが。ではなぜ?? ただ単に道楽です。ふだん人に教えてばっかりの職業なので、たまには教えてもらいたい、というのも少しあり。あと、黄色いナンバーのホンダカブに乗ってみたいというのも少しあり。同じカブでも、下落しないカブなので安心かも。
今年は暖冬との話があり、つい最近までは関東も日中15度を超える日が多く、このまま春になるのではないかという予測もあった。事実春一番も吹いたのだが、昨日から打って変わって冬に逆戻りである。今日の最高気温は東京で7度。北のほうに比べたら大したことはないのだろうし、2月としては例年並みなのかもしれない。しかし、暖かい日に慣れていると、この寒さがこたえる。自転車で米を買いに行った帰りから、やけにくしゃみが。これはひょっとして風邪になるのか。気をつけたい。激しくうがいしたりして。
神保町で先日買ったDVD「真説 西太后」を見た。1987年の中国映画で字幕つき。制作費に何億円もかけているようである。西太后の説明はいまさらながらすまい。気になる人はwikiで調べましょう。
近代王朝というのはなんだかすごく豪華な生活をしているという気がする。日本の皇室なんかは伝統的に地味だが、力を力で破ってきた清王朝などは、権力の集積である。だからこそ没落時も処刑されたり、悲運を見るのだが。とくに清が滅んで中華民国ができたり、満州建国のあたり、政治と権謀術数の飛び交う時代である。この中を生きた西太后が政治力の人となったのもうなづける。
いま自分に与えられている課題や仕事は、自分の技量で行なえるぎりぎりのものなのかもしれないと思うことがよくある。いままで使わなかった脳みその部分を使っている感じがする。人生の中では、言うことを聞くだけが誠実なこととは限らない。とぼけたり、知らん顔したりすることが最善手であることもある。追い詰められてやむなくするのではなく、なんだかそれが「必要」となると、頭も分裂しそうである。
今まで必死にいろいろとやってきたが、幼稚な範囲内での「一生懸命」だったのかなぁ、なんて。大人になるのはほんとに大変だ。