卒業論文と要旨を提出した。若干の残余感がある。いったん書き終えてからのリテイク(修正)がエネルギーを消費した。これまでの人生で自分の文章にここまでダメ出しされたことはなかったくらいの勢いだった。すべて正面から受け止めて臨んだ。そしてこれで終わりではなく、来週金曜日は発表会であり、プレゼン資料も作らなくてはならない。さらに定期試験も月曜・水曜に入っている。他の科目のレポート締切が二点ほど。休む間はなく一月が終わっていくだろう。二月は二月で集中講義と実習が二本ある。論文修正期間もたっぷりある。ほんとうに休みがやってくるのは三月くらいか。
実験結果はすべて出て、考察も終了。卒論本文はだいたい書いた。だいたい3万字くらい。日本語版要旨も完了。
英語版の要旨を作って、できたらDTP組版で図版を入れて、都市計画図の整理まで行ければ出口である。なんとかなりそうだろうか。
卒論の発表練習をみんなに聞いてもらう。パワポがプロジェクターに映らなくてまごまごしていたら、ラックの主電源が入っていなかった。
時間は15分発表の5分質問、計20分。実際は18分で発表できた。たくさんコメントをいただいた。論文提出は24日。本番の発表は小柴ホールで31日。いよいよ迫ってくる。
なんとかこの連休で作成することができた。明日の研究室セミナーで大学院生のみなさんと先生の前で発表である。よくわかっていないことがたくさんあるのだが、はたしてこれでよいのだろうか。でもできるところまでやるしかない。あとは論文の書き直しが大量にある。ひたすら進む。
卒業論文を書きまくっている。背景、目的、フィールド、手法、結果、考察、結論と進む予定。現在、手法の章を執筆中。やったことを全部書いているのでちょっとくどいか。たくさん書いてから、削って推敲という常套手段。このペースなら何とかなるかもしれない。
授業はなくて冬休み。恒例の御岳山荘から帰ってきて、睡眠モード。でも論文を書かねばならないというプレッシャーが常について回る。あとまるまる三週間後が締め切りだ。授業は1/7(火)からスタート。締切と定期試験と、レポート提出が迫ってくる。やるしかない。
このまま年末進行に入ってしまった。ひたすら論文を書くしかない。英文のアブストラクトもつけなくてはならないので、大変なプレッシャーである。しかし、この数か月がんばって地道にやってきたことを愚直に書き綴るしかないと思う。そして大晦日のフェローシップへと突入…。
あと締め切りまで一ヶ月少々だ。データ整理ばかりしている。まだ論文を書く作業にぜんぜん入れない。大丈夫なのだろうか。ぎりぎりになって土壇場でやりまくるのは自分の流儀ではない。しかし入るには入れない感じ。こういうときは仮でも何でもいいから始めてしまうに限る。
ちなみに研究テーマは河岸段丘の高度評価。地形学である。フィールドは群馬県と埼玉県の境の神流川(かんながわ)。氷河期の川はどうだったか…というようなこと。何万年の前の話がなんでわかるのか。それは科学が解き明かしているから不思議である。研究人生のスタートに立ったのかもしれない。
冬学期が始まって以来、卒業研究の現地野外巡検や指導教員との打ち合わせが続く中で、通常の授業もいくつか取っているので大変忙しい毎日となっている。卒業研究は河成段丘をやることになった。ぼくはこれから地理学者を目指すのかもしれない。江戸時代に伊能忠敬が50歳から一念発起して、全国を測量をして回ったのは有名な話である。ぼくは伊能忠敬の足もとに及ぶべくもないが、ともかく今あるエネルギーと残りの半分の人生を、地学と地理の研究に注ぎ込もうと思う。学部生としての時間はあと四か月半だが、そのあとの長い大学院での暮らしも待っているし、学問の中にどっぷりつかってあれこれとややこしいことを考え続けるのが楽しく思える。やることがちょっと多すぎるのだが、一つ一つ丁寧にやっていきたい。
● 和歌山G y [ 遠くから応援してます。 y]