三年次への学士入学の試験を受験した。内容は公表できないけど、厳しい質問もあった。ヤマは外れるが、この何週間かの成果はいくらかあったと思う。感触、手ごたえとしては五分五分だろうか。根拠は何もないんだけど直感的に。
人生を問い直されている感じがする。まさにそうなのだ。新しい人生、新しい生き方。目の前のことができなくては先のことはなおさらできぬ。なんだか夏目漱石の小説の主人公になったような気分である。時代は100年くらいあとだけどね。三四郎池のほとりで微笑むことのできる近未来を望んでいる。
一気にラストスパートである。数学は統計や検定の項目などの復習に至る。分散とか標準偏差とかだ。「偏差値」というのも平均値を50に、標準偏差を10にしたときの偏りだったのだと思い出す。5%や1%の検定、有意水準とか、こういう世界から離れていると魔術の言葉のようだ。
英会話講座は水曜午前。受験に関係なく行き続ける。ぼくにとって会話はほんとに初級レベルだ。slowly and fast。いつかハーバード大学に留学しよう。こんな冗談でも、言い続けていると実現するかもしれないから、人生は無限の可能性があると思う。考え続けていることは本当に実現するからね。これまでの17年は少なくともそうだったから。
イメージトレーニングとマインドコントロールも極まれりといったところだろうか。
検定料の振込みに三井住友銀行を使うと手数料が無料になるのだが、先日学芸大学支店であるいは東京営業部の窓口で振込みをしたとき、「合格祈願」と書かれた縁起の良い鉛筆をもらった。ちょっとしたことなのだが、こういう心遣いはうれしいものである。合格とかけているのか、鉛筆が五角形(ごかくけい)。最近では吉野家の塗り箸なんかが五角形だったりするのを想起する。
三井銀行永福町支店は26年前に東京へ出てきたときに、実家の両親が仕送りに作ってくれた口座のある支店であった。また太陽神戸銀行三軒茶屋支店は、学生時代の塾講師アルバイトの振込口座であった。そしてずっと下ってさくら銀行吉祥寺支店は三鷹のマンションの賃貸料振込口座だった。みんな解約してしまったが、メガバンクとしてまとまっている。仲間がむかし勤めていたらしい。
ぼくはメインバンクは三菱東京UFJだが、これも元を正せば上京時に初めて「自分で」開設した、三和銀行永福町支店の口座である。銀行との付き合いというものは結構長く続くものだと感じる。
労使関係の整理がついていないので、まだ具体的なことははっきり公表できないのが奥歯に物が挟まったような感じで、このブログを読んでいただいているみなさんには申し訳ないと思っています。整理がついたらはっきりいたします。まあ整理もついていないのではっきりしようがないんだけど。
とにかく受験が迫っているのでがんばりますとだけ言っておきます。
概略を復習する学問の旅がほぼ一巡。高校物理、高校化学、高校数学がだいたい終わった。こうして概観してみるとあの16〜18歳のときにはよくこんなに広い範囲を勉強したものだと思う。化学IIの有機化合物のあたりは本当に知識がいくらでも必要という感じ。ベンゼン環、アルカン、アルケン、アルキン、油脂、樹脂、可塑性、硬化性、いやあ山ほど出てくる。同位体、同素体、異性体。復習しないとちんぷんかんぷんなところだった。
ようやく大学教養課程の復習である。線型代数、解析、偏微分、常微分など。物理は原子核関係しか入っていない感じ。あと高校で選択しなかった生物や地学など。地球科学はあんなに面白いのに、なぜかうちの高校では「文系科目」になっており、理系で地学選択クラスはなかったのだ。まあ今からやればよい。
ちょうどいい具合に明日から放送大学の後期試験である。環境やバイオの試験が迫っている。ああ試験だらけ。楽しい。いやほんと。サービス集会がTOEICに重なってしまって、TOEICの6000円をドブに捨てることになったのがちょっと残念。英語はいつでもまたやれるからね。
東京の地下を網の目のように巡っている東京地下鉄(メトロ)。この定期券を買うのが非常に楽しい。ほとんど無限とも言えるような経路選択ができるためである。しかし何でもありというわけにはいかない。発売してもらえる経路にはいくつかの条件がある。まず、一筆書きできる経路でなくてはならない。経路が交わったり同一駅を二度通過してはならない。乗り換えられる路線は四線まで(つまり三回の乗り換えまで)。こう考えると結構難しい。あそこにも行きたい、ここにも行きたい、という希望箇所が多い場合は、値段が高くても全線定期を買うべきかも。ぼくは買ったことはないが。
定期代は旅客規則で経路の全長により定められている料金となるが、不思議な体系で、どんなに複雑に長くなっても8990円を越えないのである。9000円のラインが漸近線になっている上がり方とでも言おうか。例えばであるが、和光市→有楽町・日比谷→(千代田線)北千住(日比谷線)→茅場町→西船橋なんていうとてつもなく長い経路で8990円である(はず)。
上の規則に当てはまらないと定期券売り場のPOSではじかれてしまう。規則は規則なので例外はない…と思う。ちなみに全線定期は16000円を越える。
今回は自宅のそばの有楽町線平和台駅(本当は小竹向原のほうが近い)から始めて、池袋や本郷三丁目を通過し、丸の内線を全周ぐるっと回って荻窪に至る経路とした。これで8760円である。1月6日から実は買っていて、すでに半月が経過した。ほとんど毎日のように池袋や本郷三丁目を利用する。また新宿、新中野、荻窪に出ることも多い。かなりの使い手のある経路であると思う。しかし飯田橋や雑司が谷を経由しないのが難点である。次に買うときは改良したい。
この土日は全国いっせいにセンター試験が行なわれ、大学の図書館が使えなかったため、勉強は小休止であった。その代わり、土曜は仲間とミーティングそしてステップ、日曜はセミナーと仕事であった。うまい具合にやることが噛み合っている。
高校物理と化学の学習はもうすぐ一巡しそうだ。電磁気学のあたりが最も得意分野だったはずなのに、うまく思い出せない。演習が足りないんだろうと思う。ベクトルや線積分のあたりがまだエンジンが回らない。やっぱり数学のセンスは20代までと言われているが、そうなのかもしれない。
いまセンター試験受けたら一体何点くらい取れるんだろうか。もうちょっと決断が早かったら受験してみていたかもしれない。ぼくらの頃は「共通一次試験」であった。一期二期校の受験時代と前期後期の受験時代のちょうど隙間だったので、国立大学を一校しか受けられなかった世代である。千点満点の共通一次試験、800点台の半ばだったが、英語や社会で苦労したことがしのばれる。
明日からまた勉強にいそしむ予定である。
放送大学の英語スクーリング最終日。火曜の午前中の四回コースが終了。これで一単位つく。でも卒業単位には関係ない。英語は道楽。ドイツ語も道楽。最近勉強は道楽だと感じている。それで身が立てられるなら一石二鳥である。趣味と実益が一致するなんて、すばらしい人生。でも努力も必要だ。
東横線の学芸大学から渋谷へ出る。夜の中野まで時間がある。コーヒーでも飲むか。頭に浮かんだのは、学生のときに入り浸っていた喫茶店に行くことであった。そう、駒場祭のときに見送ってしまったあそこだ。駒場東大前の西口からすぐ。勇気を出して行ってみる。
開けると昔と同じマスターとママがいた。すこし歳取ったか。ぼくもだけど。10年振りくらいのつもりだったが、話をしているうちに15年くらいは来ていなかったことに気がついた。ご無沙汰してしまっていた。もっと早く来ればよかったなあと後悔する。
小一時間話していろんな人の消息を聞く。ぼくも少しは心配されていたようだ。19歳から30歳くらいまでの間出入りしていたのだ。しかもいつも半分酔っ払って。「前は、やつれてたよね」と言われる。でもあまり根掘り葉掘りは聞かれない。やさしさなんだよね、こういうの。
今考えている人生設計の話を少しして店をあとにする。また来よう。東大づいている自分。人生の歯車が回り始めるのかも。
アトピー少し軽快。気を取り直してぼくの「本業」にいそしむことに。
午前中調布でセミナー。京王線で出かける。1990〜1995年まで京王線沿線に住んでいたので、ぼくのどん底とその再生の路線でもある。市の施設の12階でセミナーが行なわれていた。旧知のお世話になった人たちに会う。もちろん最近つながった人たちも多数。やはり多摩の東側はぼくの原点かもしれない。何度も聞いた大切な話を今日も聞く。この話を聞きながら回復の一歩が始まったのだと。
午前中いっぱいで会場をあとにする。今度は高円寺へ。新春のお雑煮会。松の内も取れて、落ち着いた雰囲気での昼食。イベントがこうして重なっていると少し人数もまばらになったという印象であった。スポンサーやスポンシーと歓談。人と話をするというのは、本当に大切なことだと思う。
そして夕方新宿へ出る。二十年来の友人と再会。数年ごとに定期的に会っているところではあるが、過去に迷惑をかけた人たちは彼も含めて埋め合わせの対象でもある。純喫茶へ入り、近況を話し合う。学生時代から通じて20〜27歳のあたりをともに過ごした知己は少なく、貴重である。大学の話など。同学科だった人たちの消息は、ほかはほとんどわからない。
勉強は一日休んだが、これでまた気持ちと精神の栄養を補給したという感じがする。新しい人生が迫ってきている。
勉強の毎日。やり過ぎてちょっとアトピー再燃。皮膚科で塗り薬もらって少し沈静化。湿疹にステロイド生活、浪人時代にやっていたのだ。東京に出てきて以来アトピーは消失してすでに25年近く経っているのに、体の反応は不思議なものだ。でもボリボリ掻かなければすぐによくなる。
気を取り直して勉強の日々である。語学は先述の通り、短い時間でもいいからとにかく毎日続ける。年明けからスタートしたのが自然科学系である。数学や物理、化学、生物。考えるセンスは消えてしまったわけではないので、少し取り戻していけばよいと思う。パズルを解くような部分積分や置換積分、そして順列組み合わせなど。課題遂行が前進の鍵であると思う。
何年ぶりだろうか。川口のカトリック教会へ行き、仲間と小一時間お雑煮を食べさせてもらって過ごす。おそらく10数年ぶり。場所もまったく覚えていない。仲間と駅で待ち合わせしたおかげで、牛に引かれて……という感じだ。
雑煮の季節、来週もまた高円寺を予定。食べ過ぎないように注意しよう。
やっと明日から図書館(一部)や銀行が開く。例年正月気分をずっと味わいたい感じなのに、今年はぜんぜん逆である。アドレナリンの具合か。目標がいろいろあるからなのだが、ふだん平日はいかに恵まれた社会に生きているかがわかる。
朝のドイツ語講座も四日から再スタート。検定は済んだんだからもういっか、などとは思わないで、語学は継続が力なりである。週に一回一時間やるよりも、10分ずつ毎日やったほうがよいような気がする。
地下鉄の定期券買っちゃおうかな……とか。バイクは寒くて乗れない季節だし。ケチな人間は定期買うと行動力倍増するんだよね。欠点もパワーに変わるすごさ。
● まさよ [お勉強が進んでるかどうかと思い、開きました。 試験、がんばって下さいね。 やっぱりソブラエティには夢がないと。]