東京の地下を網の目のように巡っている東京地下鉄(メトロ)。この定期券を買うのが非常に楽しい。ほとんど無限とも言えるような経路選択ができるためである。しかし何でもありというわけにはいかない。発売してもらえる経路にはいくつかの条件がある。まず、一筆書きできる経路でなくてはならない。経路が交わったり同一駅を二度通過してはならない。乗り換えられる路線は四線まで(つまり三回の乗り換えまで)。こう考えると結構難しい。あそこにも行きたい、ここにも行きたい、という希望箇所が多い場合は、値段が高くても全線定期を買うべきかも。ぼくは買ったことはないが。
定期代は旅客規則で経路の全長により定められている料金となるが、不思議な体系で、どんなに複雑に長くなっても8990円を越えないのである。9000円のラインが漸近線になっている上がり方とでも言おうか。例えばであるが、和光市→有楽町・日比谷→(千代田線)北千住(日比谷線)→茅場町→西船橋なんていうとてつもなく長い経路で8990円である(はず)。
上の規則に当てはまらないと定期券売り場のPOSではじかれてしまう。規則は規則なので例外はない…と思う。ちなみに全線定期は16000円を越える。
今回は自宅のそばの有楽町線平和台駅(本当は小竹向原のほうが近い)から始めて、池袋や本郷三丁目を通過し、丸の内線を全周ぐるっと回って荻窪に至る経路とした。これで8760円である。1月6日から実は買っていて、すでに半月が経過した。ほとんど毎日のように池袋や本郷三丁目を利用する。また新宿、新中野、荻窪に出ることも多い。かなりの使い手のある経路であると思う。しかし飯田橋や雑司が谷を経由しないのが難点である。次に買うときは改良したい。
お勉強が進んでるかどうかと思い、開きました。
試験、がんばって下さいね。
やっぱりソブラエティには夢がないと。