うちの借家は昭和43年の築44年の古い家なので、電力の供給基板に昔ながらのひっかけ式金属ヒューズを使っている。30Aなのだが、横のブレーカーが落ちる前に、たまにヒューズが切れることがある。この日の朝、ヒューズが飛んだ。替えを買っておかないと、電化製品が全く使えないので大変不便だ。買い置きがあってよかった。せめてガラス管式ヒューズなら手軽なものを。
駒場東大前までの通学定期がもうすぐ切れる。あとは教養学部まで行く回数がぐっと減るので、本郷三丁目までの定期に切り替える予定。駒場は年内12/20まで、本郷の授業は冬季の集中科目まで入れると12/28まで。大学で12月28日までというのはずいぶん長い。熱心すぎるぞ東京大学。
年明けは1月7日から。1月中にほとんど駒場の試験も終わりそうである。でも短期集中ですこししんどい。気合で乗り切ろう。
経済学部と公共政策大学院の授業「環境政策」を履修している。中央官庁やエネルギー政策の関係者が次々にゲスト講師に来てくれる、すごく贅沢な授業。社会で20年働いてきたので、こんなに要人ばかりきてくれて本当にいいのか…とすら思ってしまう。政策決定の中枢の人たちなのかもしれない。
この数週間、課題に追われている。大気海洋循環学のレポートがヘビー過ぎる。地球物理分野は計算が多すぎるのだ。積分しなくても差分近似でよいのが救いだが、行列計算をコンピュータでやらなくてはならない。来週までにケリをつけたいところ。
地球環境化学の小テスト。クラウジウスクラペイロンの式やエンタルピー、ヘルムホルツ、ギブスの自由エネルギー、化学ポテンシャルや活量など総復習。しかしヤマはみんな外れて熱塩循環やCaCO3の循環などが出る。学べたので良しとしよう。
本当に毎日忙しい。三年次からの編入で二年次の科目も取らなくてはならないので当然ともいえる。先日授業科目をここにも紹介したが、環境化学、システム進化学、基礎演習、地球環境学、物質循環、進化生命学など、地球のことを学ぶのは本当に幅広く奥が深い。学部の授業あと一年半でいったいその片鱗の何パーセントがカバーできるのであろうか。わずかな領域にしか思えない。海洋や大気や岩石など、対象分野が広いのである。しかもその基礎を理解するのに化学がいるしそのためには物理がいるし、結局数学もいる。ある程度の基礎がないと深い理解に到達できない。入学試験に数学や物理が必要なのは当然なのかもしれない。
やってもやっても新しい課題とレポートに追いまくられる。これも仕事をこなせるかどうかというミッション消化ととらえられるかどうかというところである。仕事ならこうだが学業ならこうだという感じもなんとなくつかめてきた。やりたいことをやる選択の権利があるというのがすばらしい。こうしながらきっとあっという間に時間が過ぎていくのであろう。東京大学に戻ってきたのは正解であった。
先日の中間発表が終わり、実習は後半に入った。後半で選んだテーマは断層の多重逆解析である。六月に行った城ヶ島実習の再研究である。理解できなかったことをきちんと理解できるよう努力しよう。
伊藤国際学術ホールで東京大学公共政策大学院主催のセミナーに参加。経済学部の「環境政策」を履修しているので、その一環で参加。後日レポートを提出しなくてはならない。
エネルギー政策に関するセミナーが各所で開かれている。もう原子力発電を回避するということはできない段階に来ていると思うのだが、反対論者の人たちは現実をどのように考えるのだろうか。
父や母、スポンサーや、妻の誕生日と、11月は誕生日ラッシュである。さそり座からいて座へと続く。高田馬場で餃子を食べ、コージーコーナーでケーキを買って帰る。