ちょくちょく人間ドックなどを受診しているが、お金と時間が大幅に取られるので、今年は郵送検体健診とした。だいたい二週間くらいで結果が出る。きょうほとんどの結果通知が届いた。
大腸がん、前立腺がん、肺がん、胃がん、すべて陰性で異常なし。ほっと一息である。板橋区で無料検診できる肝臓関係(肝炎含む)は週明けの結果待ち(6/28陰性でした)。健康な体を維持していきたい。早期発見でほぼ最近は問題なく対応できるようである。
ビックカメラで白熱電球買い取りキャンペーンをやっていると知り、にわかに興味をそそられる。自宅に眠る白熱電球の替え玉、あるいは使用中のものなど、しめて全部で五つある。キャンペーンは、LED電球一つを買う際、中古の白熱電球を三つまで下取りするというもの。下取りと言っても一個50円なんだけどね。百円ショップでシリカ電球二つで105円で売っているので、妥当な金額と言えるかもしれない。
結局三つの白熱電球を持って行き、2980円のLED電球を買った。いま、煌々と部屋を照らしている。前にこちらのページで紹介した自作電笠は片付けて、和風ブラケットを使っている。和風ブラケットにLEDとはなんともミスマッチな感じ。
でも電球をこうやっていろいろとカスタマイズするのは楽しい。東急ハンズや電器量販店に行くたびに照明器具コーナーに立ち寄ってしまう。E17とかE26とか口径の規格があったり、引掛けシーリングや分岐のアダプターとか、いろいろあるのだ。天井にもう一つか二つくらい引掛けシーリングができると楽しいんだがなあ。
先日寝違えた肩の関節が痛くて、数日経ってもなかなか治らない。たまらず今日整形外科へ行った。地元上板橋の新規開拓である。レントゲン撮ってもらったり、右に曲げたり左に曲げたり、回したり下げたり、いろんな診察があったが、結論は「五十肩」。がーん、まだ50まで五年以上あるというのに。体の老化が年齢を追い越しているのかという感じ。
湿布をもらい、鎮痛剤を処方され、服薬する。効くねー。すごく安らかである。やばいくらい。自宅に戻って仲間と電話した後、三時間くらいスースー寝てしまった。睡眠導入効果もあるのか…。よくわからんが、恐るべし医療の力。痛みが収まったら服薬は中止してくださいと言われた。まさにその通りである。気をつけないとね。
二日目も津軽の話が続く。文学は当然のことながら太宰治の話であった。津島姓の由来についてなど、聞いて納得である。寺山修司も弘前大学(旧制弘前高校)の出身であったらしい。
そして藩の歴史、ねぶたの歴史など。東北新幹線の新青森開業も今回の訪問で知った。弘前・青森間くらいしか移動できなかったが、次のときは電車で行き、五能線に乗りたい。あとやっぱり竜飛岬や岩木山であろう。フェリーでつけてバイクで県内を回るのもいいかもしれない。
弘前大学内の昼のランチに100%りんごジュースがついてきた。青森空港の自動販売機にもオリジナルりんごジュースがセットされている。どこへ行ってもりんごである。りんごの悲しみカゴの中…。
生まれて初めての青森訪問。正確に言うと20年くらい前にJRで津軽海峡線を通過して青森県は通っているのだが、車窓の風景すら記憶にないくらい当事泥酔していた(笑)。したがって実質初めての青森県訪問となる。日本航空JALで青森空港を利用。目的地は弘前大学内にある放送大学青森学習センターである。面接授業の科目は「炎の津軽学」である。Tsugaru culture of fire.といったところか。さまざまに記述される津軽文化を、炎の燃えるごとく激しく魅せるといった授業である。
知らない土地のことといったらとことん知らないものだ。ねぶた、津軽塗り、弘前藩、三味線…といったトピックス。豪華なことに8時限の授業すべての講師が別のゲスト講師リレー講座であった。非常にステレオタイプな青森の知識しかない自分は、石川さゆりの「津軽海峡冬景色」や松村和子の「帰ってこいよ」くらいのイメージしかない。歌詞の中に出てくる御岩木山、龍飛岬くらいしか知らないのである。
街中のマンホールのふたに「卍(まんじ)」のマークがある。寺町だからかなあくらいに思っていたが、どこまで行っても卍の連発。授業の中のねぶた絵の披露の際に、背景に卍の連発。講師の方が、これは津軽為信公です、と言ったときに、卍は津軽藩の家紋に違いないと推理した。弘前駅前の市章の説明文の中にも卍。どうやら推理は当たっていたようである。
弘前の街は古い情緒がある。水戸や前橋に似ているかもしれない。弘南鉄道という路線が走っている。川に沿って走る単線である。
弘前大学の中に放送大学の学習センターがあり、土日ではあるが周囲には弘前大学の学生が溢れていた。自転車に乗っていたりジャージでうろついていたり、都心の学生とは違って健康的である。
授業ののっけから津軽三味線の披露。プロの演奏家による演奏であった。あいや節、じょんから節。じょんから節も新節、旧節があり、ぜんぜん違う。リズムと強弱、目の前でのバチ捌きにはとても臨場感があった。
● ヒロシ [津軽藩の旗紋蔓字「卍」は津軽藩祖為信公の読書疲れの霊夢に出た神人二人との問答に由来す。 「 為信公或日閑窓の下に読書..]
ちょっと早いんだがプレゼント発送。デパートのギフトはもうやめにした。今年はジーンズメイトで選んだ縦縞のポロシャツ。MとLを買って、Mはパパへ、Lは自分で着る。半袖で綿で涼しげ。
帰省するときに着て帰るよと短い手紙も添付した。あと近況とか、月末アメリカに初めて行ってくるよとか。アメリカに遊びに行くなんて聞いたらパパ腰抜かすかもね。「それで、なんぼかかったんか?」とか聞かれそう。価格は秘密にしとこう。
電気をほとんど使わないエコ生活が堂に入ってきた。何しろ冷蔵庫はないし、日々の電力はほとんど待機電流である。お湯沸かすのとご飯炊くのが主な用途か。暖かくなってきてエアコンをほとんど入れないと、電気メーターはあまり回っていないのかもしれない。
昨年11月に800円を切っていたのでもうこれ以上下がるまいと思っていたが、今月の請求見たら759円である。7590円じゃないよ。使用電力量は25kWh。内訳は巨大な基本料金409円50銭。そして一段(従量)料金が446円75銭である。それから口座振替割引や燃料費調整などの口実で100円近く引かれている。消費税がうち36円なので、実質税抜き723円! 電気の検針のお姉さんが、空き家になっていると勘違いして警告書みたいなのを入れていったときも続いたが、最近は理解してくれているのか検針書のみである。
三島由紀夫の四部作の2を読了した。うーん。こう終わるとは…。ネタバレはしませんが、この価値観はすごい。最初は気持ち悪くて難解なだけだったが、だんだんわかってくる恐ろしさ。軽薄さや赤色思想が仇敵のように思えてくるから不思議だ。ぼくは左翼だというのに、である。
あと「嘘」というのは世の中で、使われるべくして使われていることが良くわかる。嘘も方便とはよく言ったものである。
ああ体に悪い。でもまもなく第三部の「暁の寺」を読み始めるであろう。そうするしかないではないか。
髪を切る。自分としてはかなり長くなったと感じていた。理髪店に行くと「上、どのくらい切りますか、短く?短くすると立ちますよ。今も立ってるけど」と言われる。短くすると立つのに、長い今も立ってるってどういうことよ。意味わかんないんですけど。思わず「えっ?じゃどうしたらいいんでしょうか」と聞いてしまった。店員さんの答え「じゃ立たないように切ります」。最初からそうしてくれえ。
髪切って帰って、自宅で白髪染め。白髪の入ってたほうが、周りからいたわってもらえていいのかなとか、ちょっとおかしな思考回路も入る。いやそれは違うんだろうなあ、たぶん。神様はいたわられることを期待している愚かな人に、ほどこしなどしてくださらぬだろう。
一人カラオケ。歌舞伎町で一時間半。あるチェーン店では日曜はチャージ料が五倍ほどに跳ね上がる。でもハイパージョイウェイブで楽しむ。渡辺真知子や八神純子歌ってテンション上がりまくり。首の後ろに手のひら当てて、ちょっと斜めになって歌うと気分が盛り上がる。
仲間のお祝いのミーティングの司会。ぐっとテンション落ちるが、正気にかえるといったほうが正確か。
全員当てたいと思い、そう宣言もするが、現実はなかなか厳しい。今日の偉大な力はそう働いてはいなかったようだ。最後の二分で五人くらい話してもらう。ちょっと反省。
バイクで井荻から環八使って帰る。20分くらいしかかからない。スピードはほどほどにしよう。
西葛西の病院へ再診に行く。ノドに症状が移ったと訴えたら、抗生薬などを処方される。すごく美人の女医なんだよなあ。「あっ今度は扁桃腺が腫れてますね」などと言われる。来てよかった。そして不意打ちをかまされたように「うがいしてますか」と聞かれてしまう。完敗だ。うがいなんて思いもよらなかった。でも風邪対策の基本中の基本。まずはうがいをしよう。イソジンも処方される。咳止めも処方。処方だらけだ。でも一割負担なのですごく安い。今日の負担額は310円だった。イソジンまでついて!さらに女医で!
きょうは天気が良かったのでバイクで西葛西まで行ったのだった。ガソリン代も250円くらいしか使っていないかもしれない。ノド痛いのにバイクに一時間半も乗るなよ…って感じですか。往復三時間である。清洲橋通りは広くて空いてて走りやすかった。朝7:15に出て、診察終えて、早稲田で昼飯食って、いま帰ってきて14:00である。ちょっと疲れた。でもまた病院行きたい気がする。
すごいねえ。菅直人さん、総理大臣になっちゃったよ。三鷹から出ていたただの社民連の議員だったというのに。そして仙石由人氏も官房長官候補らしい。うちの組合の一時争議のときの労働側弁護士だよ。二次争議の弁護士先生もいつか首相になったりなんかして。政権交代ってすごい力。自民党政権が続いていたらこんなことはなかったはずだけどね。
● 吉田 [初めて見ました。ひとりでソ〜ッとみました。]