三島由紀夫の四部作の2を読了した。うーん。こう終わるとは…。ネタバレはしませんが、この価値観はすごい。最初は気持ち悪くて難解なだけだったが、だんだんわかってくる恐ろしさ。軽薄さや赤色思想が仇敵のように思えてくるから不思議だ。ぼくは左翼だというのに、である。
あと「嘘」というのは世の中で、使われるべくして使われていることが良くわかる。嘘も方便とはよく言ったものである。
ああ体に悪い。でもまもなく第三部の「暁の寺」を読み始めるであろう。そうするしかないではないか。