グループを始めて5周年のセミナー開催。17名の現役メンバー全員がスピーカーをおこなう。たった5年ではあるがこのかん、メンバーの入れ替わりがたくさんあったことを思う。あっという間に自分が死にかけの執事になりかけていることにも気づく。しかし、リングはぐるぐる回っているのだから、恣意的なことはあまりしなくてもよいのかもしれない。ポイントさえ外さなければよい。
イベントが終了してからみんなで井荻へ移動。そしてしずかな夜のミーティング。全員に順番が回る。気温が下がりすごい冷え込み。夏から冬までを体感する1日だった。
残っていた駒場四学期科目(理学部二年次後期科目)の試験が今日ですべて終了した。受験したのは物理学科の「物理実験学」と地球惑星環境学科の「地球惑星物質科学」である。物理実験学は単位や検出器、真空などの話、物質科学は鉱物や熱力学の関係が主題であった。毎回ヤマが外れてしまうが、それでもたくさん勉強できたので良しとしよう。ケイ酸塩鉱物や長石族(プラジオクレイスやアルカリ長石)のことがようやく全体像がつかめてきた感じ。これから三年生の造岩鉱物実習をもう一回やり直したいくらいである。
昨年のいま時分に理学部の学士入学試験の合格通知があったのだった。ちょうど一年たったところだが、ずいぶんたくさんのことを勉強し、ぼくの頭の中身はずいぶん作り変えられた感じがしている。カリキュラムに則って学ぶということの威力はすごい。放送大学だけではここまでパワーは上げられなかったという気がする。
大学院教育部研究生試験の一次筆記試験に合格したので、本日は二次面接であった。朝、受験票を忘れてあわてて取りに戻ったり、落ち着かない日であった。理学部の授業に専念するのもよいのだが、チャンスは最大限に生かしたいものだ。
(残念ながら二次は不合格だった・3/18記)
大学院入試のTOEFL ITP対策用に単語集を購入。必須とされる1500語くらいといっても、難易度が高く、聞いたことのないような単語がかなりある。高校までの学習内容とちょっと範囲が異なるのか、それとも20数年経って使われている言葉の時代が変わってしまったのか。両方真実かもしれない。
公共政策大学院のセミナーに参加。麻布の岩崎小彌太ホールにて。海の中にはマンガン鉱床やコバルトが眠っている。先日の地球環境化学の授業でもこのあたりが話題となっていた。あと海の底に二酸化炭素を吹き込んで閉じ込め、石油を押し出すととともに地球温暖化を抑制しようというプロジェクトもある。みな億単位、兆単位の事業。国家海事プロジェクトだ。
広尾の都立中央図書館に寄る。登記簿上の地番が掲載されているブルーマップが置いてある。都内のものが全部そろっているので法務局で確認しなくてもよく、便利だ。今度入居するマンションの地番図を一枚25円で複写。
ここは貸し出しはなく、閲覧だけの図書館。その代わり施設が充実しているし、子供が走り回っていないので快適である。本の状態もよく、書き込みなどはあり得ないくらい。不動産投資を始めた2007年くらいから、ブルーマップ目当てによく通った。東京都の資料も充実している。都民なら一度は行っておきたい。
このページの右肩にもリンクを入れているが、フェイスブックにたくさんの過去の友人たちが登録されているのを見て、驚異的な気分である。ソーシャルメディアは情報をコントロールできるのだろうか。すこしこわい気もする。全員が善意の人ばかりとは限らないし、また、善意が引き起こす混乱や対立もこの世の中には多い。一度発信したことや検索した内容がいつまでも残っている(アクティビティログ)のを見て、自制が必要なのかもしれないと感じた。
あと前にも少し触れたことだが、あちこち読んでいると時間を浪費する。自制心のないネット依存の自分たちには危険な代物なのかもしれない。(わたしは自分を客観的に見てコントロールできるんです、あなたとは違うんです!という人は、存分に楽しんでください。でも辞任しないでね…)
きょうは入試が行われていて大学の図書館に入れないため、自宅で久々にゆったりしています。
新居用の不動産物件を二つ内見した。ちかぢか引っ越すことになるかもしれない。一つは都内で2DK。もう一つは1LDKだがすこし遠い千葉県。東京の線が濃厚。
とにかく今の賃貸が立てつけが悪く寒いのだ。エアコンを切るとものの10分で5度室温が下がる(本当だよ)。早朝の部屋の温度は5~6度くらい。夏はまあ何とかという感じだったが冬はこたえる。そしてこの大寒波である。寒波の中、25,26日は大学は入学試験だ。受験生がんばれ。
この寒い賃貸住宅のほうは、すでに退去通告をした。これで3月23日が退去リミットになる。大学の授業が始まる前にはなんとかかたを付けておきたい。
おととしも受験したのだが、定員が少なくなり競争率が上がっている。東大内部生は検定料や授業料が無料なのでぜひとも入りたい。メディアやジャーナリズムのことは、働いていた専門学校の関連もあって無縁ではなかったが、自分が専攻するかどうかとなると話は別である。社会学はおもしろいが、人文社会系の研究手法については全くの素人である。昨年も文系受験は全滅だったし、新たに活路が見いだせればよいのだが…。
大学と民間各社の共催で、低炭素社会を考えるセミナーがあり、丸の内の丸ビルへ出かけた。リニューアルされてから初めての訪問である。三菱地所提供の無料無線LANの電波も飛んでいて快適なWEB環境。商業エリアではあるのだが無料スペースの席がたくさんある。ふつうの街でこのような快適なスペースを作ったら、たいてい浮浪者が休憩する場所に成り果てそうだが、浮浪者を全く見かけない。ガードマンが追い払っているのだろうか。ちょっと不思議な感じである。
低炭素セミナーのほうは、セミナー受講者のターゲットをどう絞っているのであろうか。ざっと見渡したところ、見るからに定年退職者と思われる人たちがあふれていた。東大の公開講座に似た客層である。少し複雑な思いで会場を後にする。放送大学、カルチャーセンター、公開講座、ニーズと提供が一致しているのだろうか。知りたい欲求と学びのエネルギーが空転しないことを祈っている。
理学系研究科で博士号の学位を取って就職した人たちの体験談を聞くセミナーに参加した。さまざまなお仕事をされているようだったが、全員が同じコメントだったのは「博士論文を書くために実践したプロセスが、その後も役に立っている」というもの。たしかに多くの時間と労力を研究生活の中でつぎ込んだのであろう。努力はすべて結晶化し、われわれの人生の血となり骨となるのである。
まだ学部生の自分としてはこれからたくさんの努力過程が待っているものと思われる。他の人の体験から自分の将来をシミュレートできるのかもしれない。