_ たぶん世間的には標準的な長さの年末年始休暇であろう。12/29,30,31. 1/1,2,3の六日間である。木~火なので土日祝日も全部含まれている。官公庁や大手企業もこんなものだろう。サービス業だとかきいれどきなので休んでいられないのかもしれない。
しかしながら自分は長いこと専門学校で働いていたので、正月休みはとても長かった。たいてい12/26くらいから休みに入り、明けの仕事始めは1/6とか1/7あたりであることが普通だったのである。だから、暮れ三日間+正月三が日というのは記録的に短い。本当にあっという間に終わってしまった感じだ。
それに最近五年間は学生の身分だった。大学の授業スケジュールはその専門学校と大して変わらなかったし、研究が中心の院生になると授業なんかほとんど取らないのである。その代わりに年明けが卒論や修論の締め切りになることが多い。そうなるとカレンダーはあまり関係ないし、図書館や町のお店が閉まっていることがかえって不便になるくらいである。
短い休みが今日で終わり、また明日から仕事に行く。行くところがあり、やることがある。でもこれはとても幸せなことだし、人並みに生きられることはなかなか思い立ったからと言って手に入ることではないのである。時間のたっぷりあった時期が過ぎ去ったが、また新しい時間の流れのなかで暮らしていける楽しさがある。