卒業研究のための要旨発表会が月末にあるので、内容をまとめて文書にする作業を始めている。上旬にはフィールドである群馬県と埼玉県の県境、神流川流域を野外調査した。川の両岸にある段丘の隆起量を調べて、地形変化を評価するというものだ。自然地理学に進んでいる。地質や気候変動ももちろん手法の中に含まれている。苦手意識のあった造岩鉱物についてはあまり知識がなくても何とかなりそうな気がする。
年明けまであまり時間がないが、精いっぱい自分の力を出し切りたいと考えている。専念する楽しさ。没頭する楽しさ。高校生のときに味わったような楽しさがいまこうして復活している。四十代後半であっても決して遅すぎることはない。道は開かれている! それに気づくかどうか、自分次第である。