思い立って登山の道。青梅線の古里駅から吊り橋を渡って登山道へ。登山道の入り口には獣害防止の柵が設置されている。柵の鍵を開けて登山道に入った。
古里から大塚山までの行程はなだらかな山道をおよそ二時間である。三キロくらいであろうか。とにかく登り続ける。夢中で歩いているとあっという間に一時間が過ぎる。意識して休憩を取る。進みたいが休憩。ちょこちょことデジカメで写真を撮ったり、地形図を確認しながら進む。
そろそろ尾根に近づいてきたので山頂は近いか…と感じてからがけっこう長かった。大塚山まで1.2kmの道標がある。ハンドブックにもよく出てきた「みちしるべ」。とてもいい天気の秋の日に単独登山。大塚山の山頂は標高約1000mだが、初心者の自分としてはちょうどよいくらいだった。山頂には三角点。三角点に感動。
山頂を過ぎて神社から下るとすぐにケーブルカーの駅。ここはもう毎年大晦日に来ている勝手知ったる場所である。ケーブルカーを使わずに降りることなど今まで考えたこともなかったが、ついでとばかり徒歩下山に挑戦。スギの木が並んでいる。しかも番号つき。木の側面に1,2,3…と記されていて、なんと700何番目まである。ずっと歩いて降りていく。つま先が痛くなりひざが痛くなり、滝本の駅まできてギブアップである。あとは西東京バスでJR御嶽駅に戻る。
よい登山練習になった。また別のコースで試してみたい。冬はちょっと寒いかなあ。