課せられていたすべてのレポートを提出し終わった。英語で書くやつはちょっときつかったなあ。でも全部やりおおせた。本物を書いたという感じだ。いままでは偽者だったのか…(笑)。放送大学でたくさん書いてきたレポートは、経験者の感想文という感じが強かった。いまさら何かを背負って生きていくわけでもないからラクだった。しかし今度はやはり違う。東大の学部や大学院の正規課目のレポートなのだから、未来を背負う若者たちのまじめなレポート課題なのである。それにちょっと歳食った自分もただ乗りさせてもらっている…というようなイメージだ。研究生といっても学費はちゃんと払っている。だからけっしてただ乗りではないのだが、卒業の義務も単位取得の義務もないので、ただ乗りという感じなのだ。
でも一生懸命やった。ピントはずれの解答をいっぱい書いてしまった感じもする。でも取り組むことそのものが新しい人生なのだ。20年働いてきて、ちゃんと勉強してきたことがあっただろうか。そういうことをよくよく考えさせられるこの一ヶ月であった。