今月は英語強化月間である。先述の大学院受験に英語が必須なのである。六月末のTOEIC公開テスト受験に続き、TOEFL ITPも受験した。公開テストのTOEICは有名なので説明は不要であろう。三年ばかり前に渋谷の大学生協で受験したときのスコアは悲惨な300点台だったが、海外旅行、英会話、英語の授業、毎日のラジオ講座など、かなり英語に近づく努力をしてきたので、いくらかのスコア改善は見られると思う。もうすぐ結果が来る予定だ。
TOEFLは海外留学のときに、英語を母国語としない人が語学レベルを判定されるための客観テストである。国内の難関大学院入試にも流用されている。東京大学の大学院入試はこのTOEFLの団体受験版であるITPを受ける。iBTに比べるとやや時間も短いし、スピーキングテストがないだけ気が楽だが、やはりTOEICに比べるとレベルが高い。駒場の900番教室(駒場の講堂と呼ばれる大教室)で、東大生限定での模擬試験が行われたので受験したのだ。
春に受けたiBTはこれまた悲惨だったが、今回も完敗という感じである。レベルが高すぎるのである。最初のリスニングからしてもう負けっぱなしな感じ。打ちのめされ続ける二時間半である。打たれに打たれ、ボディーブロー。終わってなんとも言いようのない虚脱感。リスニングも機関銃のように打たれている感じだが、リーディング問題も一問一分くらいで即答していかないと、どう考えても時間が足りない。ネイティブにはなんてことのない問題なのだろうと思う。
語学学習のプレッシャーが高まる中、試験が迫り、旅行も迫り、やはり世界の共通言語は英語だと実感する今日この頃。