東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻の修士課程(マスターコース)に入学願書を提出した。八月末に入学試験を受ける。この半年のあいだ、学問の助走運転をしてきた成果が現れるといいのだが、まだまだ道のりは長い。英語と数学、そして材料力学などが今の課題である。
海外だと四十代で大学や大学院入学はざらにあるようだが、日本社会では特殊事例かもしれない。このような環境に恵まれている自分には、いまここで学びを楽しんで行くしかないと思える。無理な感じがすることでさえも、復帰してしばらく慣らし運転をし続けることで、勘や力がよみがえってくるかもしれない。