おしのびで北海道へ。ブログに書いたらもうおしのびも何もないんだけど。新千歳空港に降り立つのは、夕張、帯広の各宿泊研修会と、広報のフォーラム以来。道内に到着すると感じるのは、土地の区画の広さである。そして雪の残る広大な枯木の林。どこまでも続く並木という感じなんだよね。
そしてやはり防寒対策が徹底している。電車も地下街も公共の場所にはドア、ドア、ドアである。歌舞伎町の地下街のサブナードみたく、冷気の侵入を防いでいる。歌舞伎町は浮浪者対策だと思うが。
地下鉄の一日乗車券で東西線の端から端へ。アミューズメントスポットをいくつか回る。道端には雪の残り。桜はまだまだ開花していない。春はこれからである。
大学づいている自分にとっては、関心はやはり北海道大学であった。初めて入った北の端の帝大。札幌市の中心地にありながら、なんと広い土地だろう。東大の比ではないこの広さ。学内を縦横に走る広い道の各所にここは何学部、ここは何学部とはっきりとした形で表示されている。親切な案内である。図書館は残念ながら入口が改装中。
仲間が一人で守っている会場へ夜訪れる。もう何ヶ月も新しい仲間は来ていないそうである。いろいろ考えさせられる。毎週何十人も来てみんながしゃべれない都内の自分のところの会場の悩みとは対極をなす。良いとか悪いとかではなく、それぞれの現実だと思う。この会場を守っている仲間は先を行くメンバーだが、2002年の深川で同じときにコンファレンスに出た仲間だ。翌年の後期のときにはこれまた一緒に全体会議の議長にあたった。くじ引きで決まる議長を一緒にやれて、その後のつながりもよりしっかりしたものになった。
ミーティングをあとにし、札幌市内で一泊してまた東京へ。ほかにもいろいろあったがまあこんなところで。
古くから全体サービスの専従をしていただいてきた仲間の最終就業日。その知らせを聞き、新千歳から羽田に戻ってきたその足で駆けつける。最近よくちょっとした花束を買うことが多い。花はやはりメッセージである。感謝、愛情、友情、いろいろ……。
時間的にあまり滞在できなかったが、最後に行けてよかった。自分と個人的に回復の手助けを手伝っていただいている大切な仲間でもある。
偶然だが自分のグループが滅多にない休みの日だったこともあり、前々から行きたかった埼玉西のグループへその仲間と同行。大変盛りだくさんな二日間であった。