同名のお菓子がある。木、金、土と二泊三日で小倉の実家に帰省。
実家に長いこと置いてあった大学時代の教科書類をダンボール詰めして、東京に送った。二十数年ぶりに東京に戻ってくる。物理や数学の本類である。裳華房、朝倉書店、岩波書店。そして自分の受けた定期試験のプリント類や卒業論文もある。卒業論文を読んでみると、まったくの別世界だった。自分が書いたものだとはとても思えない。でも確かにぼくが1989〜1990に書いたものなのだ。試験問題と計算用紙も見てみる。びっしりと計算式が書かれている。微分記号や数値計算の跡。脳味噌をフル稼働させていた。いま使っている脳の箇所と明らかに違うのだと思う。
今回は父や姉ともよく話をした。そしていつもならまったりと過ごす滞在期間が、とても短くあっという間という感じがした。もう出発日か、という印象。
往復には日本航空のマイルを使った。マイルを現金換算すると、だいたい2倍半くらいの価値があるように思える。もう一回分くらい国内なら往復できるくらい貯まっている。
父からは一年くらいのんびりしたらどうかと言われる。それもそうだろうか。自分の足元を良く見て人生を考えたい。